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次男の誕生

こんにちは。本日はヤマモトのnoteにお付き合いください。
さて、前回は電車が大好きな4歳息子との日常(↓↓)書かせて頂きました。

そんな4歳児との毎日に、また新しい命が加わりました。タイトルのとおり、先月末に次男が誕生。この1ヶ月はバタバタと過ごしているのですが、少し落ち着くためにもnoteを書きながら振り返らせて頂きます。

2月23日に誕生した次男。長男の出産も破水から3日間という長丁場でしたが、今回も病院に入ってから40時間以上の長丁場を妻と一緒に頑張りました。頑張りましたといっても大変なのは妻で、その大変さはとても言葉にできるものではなく、さらに自分にできることは本当に微々たることでした。

ただ、出産に立ち会うことでその苦労を知ることができますし、その瞬間に育児をするにあたっての考え方にスイッチが入るような感覚を長男のときに覚えました。それは今回、2回目の立ち会いにおいても実感しています。

前置きが長くなりましたが、まずは母子とも元気に出産を終えれたことを嬉しく思います。

1ヶ月の育休

さて、出産後の入院が終わると女性は実家に帰ることが多いのですが、妻の母が他界していて実家に帰ることができないため、産褥期を基本的に夫婦と長男、そして新生児で過ごすことになります。

産褥期というのは男性に馴染みのない言葉になりますが、出産後の女性の体の状態を指します。男性の私があまり長々書くよりも下記をご参照ください。

一言でいえば、産後の女性の体は交通事故後のような体で、1ヶ月は安静にしていないといけません。外見は何もない(ように見える)のでこの感覚・状態はなかなかイメージがしにくいのですが、出産に立ち会ったことでそれが妻の身体にどれだけのダメージを与えているかということは想像がつきました。

長男が産まれたときは子供の対応を妻が、家事を自分がするという形でしたので仕事を休むことはなかったのですが、二人目の場合はそこに元気いっぱいの4歳児が加わることになります。さすがに通常勤務をしながら産褥期を乗り越えることは困難で、事前に妻と、そして会社やスタッフと相談の上で産後1ヶ月、午後休を取ることにしました。

※今回の午後休は制度上の育休ではなく、自身の立ち位置や仕事の状況、預け先の有無や家庭の状況をふまえて1ヶ月の午後休という形を選択しました。言葉として表現が難しいので、以下育休という言葉を使わさせて頂きます。

育休期間のあれこれ

出産後、退院までの5日間は4歳の長男と2人での毎日。これまでも毎週末2人で出かけてましたし、2人きりで旅行にいったりということはあったのでそれ自体は問題がないのですが、長男は妻とこんなにも長く会えないということが無かったので甘えん坊の4歳児がどこまで我慢できるか?が課題でした。

コロナ禍で長男は一切面会できず。さぞ大泣きすることと予測をしておりましたがどうやら一生懸命に我慢をしている様子。今までよりもワガママが減って、びっくりするくらいに素直。やきもちを焼くかと思いきや弟にも早く会いたそうな様子で、これは予想外。

実家の母や義父に協力をしてもらいながら、無事に退院の日まで過ごすことができました。退院日、病院の入口でそわそわ待っている長男。手続きを終え、次男を抱いて妻がでてきたときは、我慢していた気持ちが爆発して「おかーーーさん」と抱きつきにいきましたが、すぐに弟の顔をみながら名前を呼んでくれていました。

帰りの車でもずっと顔をみながら声をかけ、気になる様子。家についても添い寝しながら頭をなでたりこれは良いお兄ちゃんになってくれるかな?と安心をいたしました。

少しずつ垣間みえてきた寂しさ

退院後、それまでストップさせていた幼稚園の登園を再開(コロナに罹患してしまうと本当に大変で、さらに状況の悪化したタイミングで予定日に近づいたためにそういう選択をせざるをえませんでした)。

朝ご飯を作り、長男を園に預けて会社へ。昼に終えて帰宅後に家事をし、夕方に園へ迎えにいき、夕食、風呂、寝かしつけ、家事、合間に次男の沐浴。そんな生活がスタート。

スムーズに進みそうにも見えたのですが、もともとワガママな4歳児。そこに少しずつ、妻とあまり時間を接することのできない寂しさがつのってか、これまで以上にワガママが強力になっていきました。赤ちゃん返りという言葉もありますが、出産前からみられたその傾向がさらに強くなってきた印象です。

家庭のことでこなしたいタスクがいっぱいある中で、それができずに子供のワガママに付き合うことに大きく時間を割くことになり、長男を寝かしつけてからようやくタスクをこなす時間がとれるのですが、なかなか睡眠時間を確保できない日々。一方で仕事を半日しかこなせずできていないこともたくさんあって、焦りや不安も重なって精神的に参ることもしばしば。

とはいえ妻は3時間おきの授乳でほとんど寝ることはできませんし、頑張るしかないという気持ちで日々過ごしてもおります。

大変な毎日ですが、これまで以上に長男と過ごす時間が増えたことで良い面もたくさん。園へ迎えにいくと、放課後20分は園庭で遊べるのですが、そこでは大好きな年長さんの女の子とかけっこしたり、手を繋いだり。なかなか隅におけないなと微笑ましい光景を遊ぶ時間が終わるまで眺めたり、そこから家に帰るまで長男の好きなコースでドライブしたり、食に興味が極端に薄い彼の食べたいものを模索したり、週末は2人であちこち行ってみたり。怒ることもしばしばですが、笑顔をいっぱい見せてもらい元気ももらっています。

最後に

さて、そんな日々を過ごし、子供を寝かせた後に記事を書いているいまもまだ半日育休期間中。この記事の投稿日が最後の半日勤務となります。

もちろんそれが終われば育児が終わるわけではありません。今までもそうでしたし、これからもそう。ペースが変わるだけでやることは変わりませんが、次男が加わったことで家庭でするべきことは今まで以上に増えていくことになります。

自分も妻もなんでもこなせるエネルギー満開なタイプではなく、むしろ正反対。ですので今までも2人でできないことをお互いに埋めながら一緒に過ごしてきました。これからもそうしていきたいと思ってます。ハードルはさらに高くなるけどきっとなんとかなる。そんな気持ちで頑張っていきたいと思います。

こうして書くと大変な部分ばかりが見えがちですが、楽しいです。特に長男の笑顔と笑い声は何ものにもかえがたくて、毎日のように元気をもらっています。結婚や子育てをネガティブにとられられがちな情報が多い昨今だからこそ、身近な人には良い部分を伝えていきたいなと思います。

↓はスタッフから頂いたお祝い。半日勤務で任せきりなことばかりの中で、感謝でいっぱいです。


記事:タバラット 店長ヤマモト
趣味:サッカー観戦、子供と電車に乗る

タバラット公式サイト
https://www.tavarat.jp/

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