見出し画像

ちゃく的生涯ベスト映画

友だちから、生涯ベストを書いてくれと頼まれたような気がしたのでリストアップして、それに少しずつキャプションというかなんか文章を加えてみようと思います。付け加える文章は必ずしも初めて見た時の感想ではなくて確実に今の人生観なり経験なりが包含されたものになっていることをご了承ください。ちなみにベストとは言いつつも、それぞれに順番をつけるつもりは一切無くて、良い映画は良い映画と思っています。

以下、生涯ベストです。

TAXi シリーズ
ベイビードライバー (2017)
トランスフォーマー/ダークサイト・ムーン (2011)
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 (2016)
ウルフオブウォールストリート (2013)
MAD MAX 怒りのデスロード (2015)
スパイダーマン2 (2004)
カリオストロの城 (1979)

というラインナップになっています。ちょwwおまそれwwと言われそうな気もしますが、俺の今のところの生涯ベストはこれなのでこれ。概ね有名なのばっかりになってたりそんな気がしますねちなみにスクリーンで観たことあるのは『カリオストロの城』だけです。去年TOHOのスクリーンで復活上映みたいな感じでやってました。順番はぐちゃぐちゃですが作品それぞれ紹介してみます。


TAXiシリーズ

知る人はよく知ってる、フランスのカーアクションコメディ。これは多分高1の春くらいにタクシーシリーズの新作が出るからって、シリーズ全部観てから新作観に行ったんですよね。そのちょっと前に同じ新入生の同級生をなんとなく映画に誘ったような…。それはまた別の話…。んでそれの挿入歌でBlack Eyed Peasを知ったんだっけ👇

結果的には新作は全く面白くなくて、事前に観に行った過去の3作が面白かった。なんかギャグが意味分からないくらい面白いし、メカ要素満載で色恋アリで、それなのに一つの映画としてなぜかキュッとスッとちゃんとまとまってる。この前、この記事を書くのに1,2を見返しましたが記憶の中よりもずっと面白かった。ずっとばかばかしかったw このスッとしたスマートなコントアクションを求めていたって感じがしました。観るのはちょっと手間がかかるかもしれないけれどたくさんの人に観て欲しいと思うシリーズです。


トランスフォーマー/ダークサイト・ムーン (2011)

僕の記憶の中では、だいたいトランスフォーマーあたりから映画というものを観るようになったのかなと思います。それまではテレビのなんとかロードショーとかでやってるダイハードやカリオストロとかの記憶はありますが、テレビでやっているモノという認識だったような。んでNetflixのトランスフォーマーにハマったのは中学生の時。母親にその効果音が疲れるといってうざがられるほど見ましたw 
その当時の僕にはトランスフォーマーの変形CGがめちゃめちゃ刺さった。あのがちゃがちゃしてるけどうっとりしちゃうあの変形シーン。あれが僕のもろもろのフェティッシュの原点の一つかもしれないですね。あと,目玉のスーパーカー。恐らくそこが僕のマシン好きの原点にすらなるのかなとも思います。小さい頃から宇宙にぼんやーり憧れがあったけど、どっちかって言うと探検的な要素の方が強かったかも。というわけで、カギ括弧つき『理系』少年ちゃくのバイブル的映画でした。


ベイビードライバー (2017)

これもまた車かよ、はいそうです。何か分からんけど車の映画はたくさん観たなあと思い返してみると思いますね。ステイサムのミニミニ大作戦なんかはまだ観ていないんですけども。車×ロマンスみたいなのが好物みたいです。
この「ベイビードライバー」は何がいいって音楽がもう一つのこの作品のテーマでもあるんですね。ちょこっとミュージカル調でもあったりする。ミュージカル映画は苦手で「ララランド」くらいしか観たことありませんが、それを遥かに越えてきます。作品同士をあまり比較したくはないですが、ララランドがあまり好きというか好みの映画ではないというか、そんな感じなので比較のしようがないというかなんというか。
まあとにかくこの映画のアクションも恋愛要素もめちゃくちゃいいんですよね好きすぎる。なーんかわからないけど、言葉にはできないけど、お互い惹かれる2人。この非言語感が楽しい。

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016)

多分初めて観たのは中2だったと思いますが、これが正真正銘僕をDCコミックス沼にはめた映画です。主にはスーパーマンに対峙していくバットマン視点がメインでしたが、バットマンとスーパーマン戦闘するシーンがカッコ良すぎて惚れてしまったんですね。かっこいいギアや乗り物を使いこなすバットマン、生身一つのまさに鋼鉄の男スーパーマン。カッコ良すぎる。と言った具合で中学生の僕を虜にしていったのであった。その後、DCEUは全部観たし、テレビドラマシリーズのいわゆるアローバースはフラッシュとアローを中心に放課後はほぼそれに時間を注ぎ込みましたし、お小遣いは邦訳アメコミに全部使うみたいなオタクが出来上がっていきましたね。今は残念ながら邦訳アメコミをあまり買っていないのですが(なんか最近はほとんどshoproさんから邦訳アメコミが出ていないとか…)DCEUの新作は毎度とても楽しみにしていますしなんか適度なオタクになっている様な感じです。オタク最高ですね。

追記というかこれを書いている前日にDCEUでスーパーマンを演じるヘンリーカヴィルさんのインスタでまたスーパーマンを演じることがアナウンスされまして、オタクは泣いて喜んでいます…

ウルフオブウォールストリート(2013)

賛否を呼ぶこの作品がなんでベストに入るのかというと、一言で言えばレオ様の狂った演技がめちゃくちゃ好きだからですね。他にもレオ様が狂う映画が好きというかその演技が凄すぎてもはや怖い領域に達していましたが、その演技の惚れてしまったのがこの映画。もちろん劇中のこの人たちみたいな稼ぎ方もあり(ただし捕まる)なんだなあと思って世の中真面目に働くだけじゃないんだなと思わせてくれたのもこの映画。とりあえず人生なんでもありというのはこの映画から教わりました。
後は高校生ごろ観たというのがあって下品なのが当時受けたんだと思いますねw ウルフオブウォールストリートではアメリカの成金富豪でしたが、普段ではない生活の中に没入できるというのは映画の楽しいところかも知れないですね。この非日常感を味わいたいんですが、映画も自分の中の習慣になって…。

スパイダーマン2(2004)

さっきまでDCオタクなんて言ってましたが、そんなわけでマーベルは全然追っかけてないんですよね。MCUなんて当時話題になったブラックパンサーを観に行ったくらいで全然知らなんですよ。そういえばこの前の「スパイダーマン No Way Home」を観るためにMCUのトムホスパイダーマンを観ましたが、まあ全然観ないわけです。でもスパイダーマンは好き。小さい時、こんなキモい映画オタクになる前によくテレビで「スパイダーマン」の放送をしていたからかよくわからんけど好き。トビーマグワイアスパイダーマンの中でも2が特に印象に残っています。ネタバレにはなりますが、戦闘諸々終わって最後のシーンで出世してパイロットと結婚するMJがボロアパートのとこにウェディングドレスで抜け出してくるんですね。その純愛に純情だった高校生の頃なんかは泣いちゃうんですよね。ほぼ初恋のような幼い頃からの恋が叶うようなそんな夢のような瞬間。純情な少年少女なら一度は夢見るような瞬間でしょう。もうその瞬間に立ち会うことはできないという無いものねだりみたいなモンで泣いてしまうのかその真意は全くわかりませんが、最後のシーンの美しさに泣いてしまうという話でした。

MAD MAX 怒りのデスロード(2015)

これは結構最近というか恐らく大学入ってから観た作品だと思います。これはなんでランクインしているかって言ったら、そらストーリーがもう完璧だからでしょう。実はマッドマックスには前に作られたこれの下地になる作品があるっていうのは知ってましたが、自分の観れるストリーミングには無かったので諦めてこれだけしか観てません。ちょっとは悪いなと思ってますが、これ単独でも面白いからランクインしているんですね。つづきとして観たらどれだけ面白いのか楽しみです。
この作品の一番気持ちいいところはどれだけ想像を絶する地獄にいようが救いがあるといったようなメッセージでしょうか。それでいて画として飽きないしとっても楽しい。個性あふれる魅力的なキャラクター。美術も最高ですしこういう映画は観ていてずっと楽しいですね。美術といえば、BvSの項に取り上げ忘れたバットマンの幼少期を描いたドラマ「GOTHAM」もかなり美術のレベルが素晴らしく、キャラクラーの造形も素晴らしかったですね。この記事を書いていてこの大好きな二つの作品の共通点を見つけられたのは嬉しい。

カリオストロの城(1979)

言わずと知れたジブリアニメの傑作。と言っても僕はあまりジブリアニメを鑑賞するたちの人間ではないのでジブリの中でも最高の一作というわけでもないし、そもそもアニメもほとんど観ない(アニメオタクの方々に比べればというような気もしますが)のでやっぱりあくまでも映画としてのベストってことですね。
これはスパイダーマン2の時と逆で、モノや人に執着しないルパンの生き方が刺さってしまったんですね。その当時の自分にまだ持ち合わせていない素質を持つオトナなルパン。それでいても自分の生き方に意味がわからないくらいの情熱を向けて過ごしているし、それについてきてくれる少数精鋭の仲間もいる。それだからひょいと生きているルパンの作品が好きなんですね。でも、不二子に夢中になるルパンのその気持ちはわかるような気がして僕は不思議な感じがするんですね。彼女に執着するような感じが。まあルパンも詳しくないのでこの辺にしておきますか。この作品がランクに入ったのはまあ一種の親父による催眠とも捉えることができなくもないんですがね。この辺で…。


というような感じでしたがどうでしょうか。これまで観てきた映画はいい作品が多くど絵も選ぶか迷いましたが、ここは個人的な思い出も込みで紹介しようと思ったのでこんな感じになりました。需要があればテーマ別とか人に薦める前提で考えたものとか書いていければいいかなあと思っています。そんなの書けるかな。というわけで今日はここまで。最後まで読んでくださってありがとうございます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?