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自閉症スペクトラムとホームスクール

 4人のこどもとアンスクーリング暮らしです。4人ともそれぞれに特色があります。長女は過共感と言われ、教室の中の誰かが叱られていても自分が叱られたのと同じようにおびえます。長男は自閉症スペクトラムと多動の診断がありました。次男はアレルギーがあり、学校という建物の環境が合いませんでした。次女はキョウダイがみなホームスクールで過ごしている中、幼稚園に行く意義よりも遥かに家で過ごすほうが有意義でした。その感性の繊細さと大胆さはやはりアンスクーリングが適していたとつくづく思います。このコラムは長男の自閉症スペクトラムを、その診断名からというより、本人の行動と反応から見出してきた気づきです。通常はこうであろうというルートから大きくはずれた理由は、とにもかくにも「こどものことは、こどもに聴け」ということでした。


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