床が傘からのしずくで濡れてしまうのを防ぐために、建物の入り口に傘用のビニール袋を置いているところがあります。

今回見かけたのは折りたたみ傘専用のマチが大きい袋でした。確かに一般的な傘用のビニール袋は直径が小さいので折りたたみ傘は入りません。利用者に応じて選択肢を多くするのは悪いことではなさそうです。

しかし、傘用のビニール袋は回収専用のゴミ箱にきちんと入れられずに、付近に捨てられていることも多く、かえってその捨て場所付近が水浸しになって逆効果のケースすらあるようです。

折りたたみ傘は携帯できるよう傘本体を覆うカバーがあるので、多少面倒ではありますが、屋内に入る時には、折りたたんで水を拭えば、カバーをかけてカバンに入れるか持ち歩くこともできるはずです。

よって、折りたたみ傘専用傘袋はやや過剰サービスであると判断しました。みなさまはどのようにお考えになるでしょうか。