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風をよむ

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2021年6月の記事一覧

2021年6月27日放送風をよむ「赤木ファイルとジャーナリズム」

2021年6月27日放送風をよむ「赤木ファイルとジャーナリズム」



立花隆さん「トップにできる絶対必要なやるべきことは、結果責任を取ること。何かが起きた時に。それが取れないのは、その組織がダメだということ」

戦後日本のジャーナリズムに大きな足跡を残した、ノンフィクション作家の立花隆さん。4月30日、入院先の病院で、急性冠症候群のため亡くなっていたことがわかりました。

1974年、当時の総理・田中角栄氏を巡る資金の流れや蓄財の実態を、調査・分析した「田中角栄

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2021年6月20日放送「風をよむ~ 言葉のちから」

2021年6月20日放送「風をよむ~ 言葉のちから」

水曜日、閉会した国会。150日の会期の中でもとりわけ印象に残ったのは、東京オリンピック・パラリンピック開催の是非について問われた菅総理の答弁です―

立憲民主党・山井和則衆院議員「ステージ3の感染急増、あるいはステージ4の感染爆発。そういう状況でもオリンピックパラリンピックは開催されるんですか」

菅首相「開催に当たっては、選手や大会関係の感染対策を講じて、安心の上、参加できるようにするととも

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2021年6月13日放送風をよむ「変わる?日韓関係」

2021年6月13日放送風をよむ「変わる?日韓関係」



原告支援団体 チャン・トクァン代表(7日)「怒りを禁じ得ない、いつまで、私たちが泣かなければいけないのか、胸が痛く、嘆かわしい」

韓国の元徴用工とその遺族らが、戦時中、過酷な労働を強いられたとして、日本企業16社に損害賠償を求めていた,いわゆる徴用工訴訟。

7日、ソウル中央地裁は、原告の請求を却下。判決では、「原告の個人請求権は、1965年の日韓請求権協定で消滅したわけではないが、韓国の国

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2021年6月6日放送風をよむ「天安門事件から32年」

2021年6月6日放送風をよむ「天安門事件から32年」



香港警察官「ここから離れろ!」「集まるな!立ち去れ!」

6月4日、香港。配置された7千人の警察官が、近づく市民らを排除する様子をJNNのカメラは捉えていました。

香港市民「天安門で亡くなった人たちの同胞が、ここに集まっているんだぞ!」

香港で毎年行われてきた天安門事件の追悼集会が、今年は警察当局の抑え込みによって初めて開催されませんでした。

今から32年前、中国が民主化運動を武力弾圧し

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