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小山町DX DAYが開催! 〜デジタルで人と地域が〈つながる〉まち 小山町〜

こんにちは、トランスコスモスSDGs委員会オープン社内報記者のOです。
 
10月2日(日)にトランスコスモスがデジタルトランスフォーメーションに関する連携協定を締結している静岡県小山町で「小山町DX DAY」が開催されました。

昨年策定された小山町DXガイドラインの基本理念には「デジタルで人と地域が〈つながる〉まち 小山町」とあり、地域の方とデジタルが触れ合う行事となりました。

会場となったのは、普段は町民憩いの場として、さらには歴史的建造物の見学などで賑わう「豊門公園」。当日は様々な体験型のイベントが行われました。

入口で最初に目に留まったのが「デマンドバス」です。このデマンドバスは今夏行われた「夏のデジ田甲子園」において、町・村実装部門全国ベスト4になったものです。

会場を進むと真っ白な西洋館があり、併設の「豊門カフェ」の中で、普段町の子どもたちを対象にプログラミング教室を開催している徳島さんによる「プログラミング教室活動発表」が行われました。

会場をさらに進むと、ドローン操縦体験コーナーがあり、多くの子どもたちが実際にドローンの操縦に挑戦していました。

急な操作で事故が起きないよう、プラスチックの鎖でつながっていました。やはり思い通りに操縦するのは難しい様です。

「興味はあったが、操縦自体は初めて。災害の状況把握等にも有効だ」と町長もドローン体験。職員に指導を受けながら無事に着陸に成功。

会場内に展示された多機能車両では、マイナンバーカード申請用の写真撮影や、駄菓子の販売なども行っていました。こちらの車両は移動行政サービスにも活用されます。

小山町行政企画課勝又課長、企画政策課菅野様、トランスコスモス公共政策本部の清水さん、太田さんによる行政DX座談会が開催され、この様子は同時に配信も行われました。途中からはDX DAYに来られていた裾野市の村田市長も座談会に飛び入りでご参加くださいました。

少子高齢化に伴う労働生産人口減少をはじめとする「なぜDXに取り組むのか」というテーマから始まり、小山町の菅野様からは小山町DXガイドライン策定にあたり「DXのXはトランスフォーメーション。つまり変革ということからもDXは行政改革という意識で取り組んだ」と昨年の策定を振り返ると、村田市長からも「デジタルを使うことで職員の工数を減らすことができるため、その空いた時間は住民サービスにもっと使うことができるはず」と行政におけるDXの意義について話がありました。
小山町勝又課長からはトランスコスモスとの連携協定に基づいて実施されたDX人材育成研修の一環で行った職員アイディアソンについて「実現可能性が高いものが多く見られた」とその成果を報告し、職員の意識にも変化が見られていることについても指摘がありました。ほかにも「なぜ民間では店舗に行かなくてもサービスを受けられるのに、行政はわざわざ有休休暇を取ってまで窓口に行かなければいけないのか」や「デジタルデバイド対策」などについても議論がありました。
 
今回のDX DAYのようにデジタルを活用した行政改革の進め方について、町内外の人に対してしっかり発信しながら、体験型のイベントなどでその取り組みに関わってもらうことに大変意義があることから、今後も継続的にこのような機会を設けていきたいとして座談会は無事終了しました。

豊門会館の洋室スペースもこの日はコ・ワーキングスペースに変身
職員によるDXアイディアソンはnoteで公開中
https://oyama-town.note.jp/
また、みなさんからの①「ずっと住みたくなる地域へ」まちづくりDXへのアイデア募集②「小山町職員アイディアソン」働き方DXへの意見募集もnoteで行っています。
https://oyama-town.note.jp/n/nf43f3f81f3b0
スマホよろず相談コーナーで対応するトランスコスモス:公共政策本部の清水さん
「地域内の知り合いとはSNSなどでメッセージのやり取りをしているので、自治会や行政でも使えるともっと便利になるはず」というご意見もいただきました。

以上のように小山町では、「デジタルで人と地域が〈つながる〉まち 小山町」を実現すべく、様々な住民・職員の方々を巻き込んだ取り組みを行っています。トランスコスモスは、小山町のDXによる行政改革の実現を総合的にサポートし、住民・職員のWell-beingやQOLの向上を目指し、地域の持続可能性を高めていきます。

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