fumi @ 海外で育つ子どもnote

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海外駐在 | 日日夫婦 | 息子と娘 | TCK家族のナビゲーター | 海外で育つ子ども(=サードカルチャーキッズ:TCK)を育てるマインドやエピソード、私のこと | 日本語教育学修士、元会議コーディネーター

マガジン

  • 私と海外育ちの子どもたち

    海外で育つ子どもを育てながら、自分の気づきや経験をエッセイで綴っています

  • ほぼ日エッセイ

    毎日の気づきや想いをエッセイに。海外での子育てからの発見や新しいアイディアを送ります。ほぼ毎日更新目指して、ほぼ日エッセイ。

  • TCKファミリーのnew life, new journey

    サードカルチャーキッズ(TCK)、それは親の仕事に伴って海外移動する子どもたち。 タイで生まれ育った10歳の息子、4歳の娘、タイで13年過ごした私たち日本人親の、日本での新生活に向けた新たなる挑戦。 日本に住むのが挑戦?! そう、それはものすごいタフな挑戦。 日本へ引越すまでの、奮闘、葛藤、戸惑い、喜び、悲しみ 泣いて笑って、また立ち向かう そんな勇気の出る奮闘記(になる予定)です。 リアルタイムでお届け!

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  • 固定された記事

お仕事実績/ご依頼について(2024. 04. 03更新)

はじめまして。多文化多言語子育てライターのfumiです。 2011年よりタイのバンコクに在住し、2022年より海外での子育てや海外で育つ子ども(サードカルチャーキッズ)についてSNSで発信、講座登壇やTCKpodcastのナビゲーター、Webライターをしております。 こちらのnoteには、これまでのお仕事実績とお仕事依頼についてまとめましたので、ぜひご覧くださいませ。 自己紹介大学時代から、副専攻として日本語教師を目指し勉強を始め、さらにその道を極めるために大学院進学。

    • TCKファミリー、文化の狭間で

      ここ最近での一番の難関は、 家探しだった。 家選びの基準がわからない 夫婦でわかってない 冬に寒さの深刻さもわかっていないし 何がダメで何がいいかもわからなかった その戦いを終えて 今、思うこと。 不思議だけど、 本当にわからない、ということがある ということがわかった。 ある意味、 基準がある、ということは その基準で良いとか悪いとか 好きとか苦手とかができる。 比較することは決して悪いことではない。 生まれ育った国でも 長期間離れていれば 変わっているし、 生ま

      • 私とって何が幸せかを考えてみる

        家探しに翻弄した話は、 別記事に詳しくありますが、 家探しから見えた 自分の幸せを今日は書いてみる。 参考記事はこちら⇩ 家を探すにあたり、 どんな家がいいかな、 マンションかな戸建かな、 を最初に考えた。 家にいる時間が長いであろう、私って どんな家に住んでいたら幸せなのだろう? 想像してみよう。 広い空が見える家? 海の見える家? 森の中の家? 窓から鳥のさえずりが聞こえる家? 部屋の窓から緑の見える、 太陽さんさんの明るい家! それは、どことなく、 私が育っ

        • TCKファミリー、祖母が亡くなる

          私が家探しに奔走している頃、 夫は何をやっていたかというと・・・ 辞令前から決まっていた、 国際出張が毎週入っていた。 平日飛んで、週末に帰ってくる。 それを数週間。 そして中には日本が数回あり、 イマコノ タイミングデ  ニホンニ イクイミ アル? ところが、その間に、 夫の祖母が危篤との知らせを受けた。 ちょうど日本出張に行く前日。 虫の知らせだったのかもしれない。 夫は祖母にはとても可愛がられたと思う。 若い頃は今でいうバリキャリで、 祖父がお婿さんに入ったそ

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        お仕事実績/ご依頼について(2024. 04. 03更新)

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        • 私と海外育ちの子どもたち
          10本
        • ほぼ日エッセイ
          5本
        • TCKファミリーのnew life, new journey
          7本

        記事

          TCKファミリー、家が見つからない②

          それでも、せっかく13年ぶりの日本だし、 好きなところに住みたい! 楽しみたい!と思った。 なぜなら、私たちはとても短い期間しか、 日本にはいない予定。 週末にはたくさんお出かけしたり、 家族同士で集まってワイワイしたり、 友達とキャッチアップしたりしたいのよ。 住むエリアを決めて 住みたい家の形態を決めて、 路線を絞って ヨシ! この物件どう?! 友達や姉に送ると、 「正直に言っていい?その家、住めないよ」 どういう意味!? 「まず古すぎる、そのキッチン無理、

          TCKファミリー、家が見つからない②

          TCKファミリー、家が見つからない①

          引っ越しの時期の目処がつき、 夫が4月から住む、家族向け物件探しが始まった。 友達からは聞いてはいたけれど、 この時期の物件探しを 完全にナメていたことを告白します。 東京と言っても広い。 さて、どの地域に住もうか。 勤務地になるべく近く (夫も13年、車通勤なもんで) そして、子育て環境のいいところ🎶 学校が良くて、環境も良くて、家賃もそこそこで♬ わーこんな家あるんだ わーこんな感じなんだ いいじゃん、なんか新生活楽しそう!ワクワク 正直、バンコクの生活もマンネリだっ

          TCKファミリー、家が見つからない①

          TCKファミリー、学校どうする?

          我が家が日本へ移動となって、 一番聞かれるのが 「学校どうするの?」 海外在住の方も、日本の友達からも 聞かれる学校問題。 公立に行きます! そう言うと、めちゃくちゃ驚かれるし、 なんなら 「息子氏、日本語喋れるの? 私は英語を話している姿しか見ていない」 というママ友もいて逆にびっくり。 息子、日本語がとても得意です。笑 息子へは、 日本にはインターもあるし、 私立や国立という学校もある、 それから公立の学校もある。 どれでもいいと思うし、 キミならどこでも平気だ

          TCKファミリー、学校どうする?

          TCKファミリー、子どもにどう話す?

          移動が決まった時、悩むのは子どもに 「いつ」「どうやって」話すか。 私もこれは悩みましたが、 10歳の息子にはすぐ! それはもう文字通り、私が聞いた翌日に話しました。 というのも、それまでに そろそろ移動があるということ、 国はまだわからないこと、 そんなことをこの1年は 話しながら過ごしてきました。 実は、東京に決まる1週間前には、 タイに残る可能性が高いと言われていて、 その前には、日本 さらにその前には、他国へスライド と、私ですら 「もう!決まったら教えてよ」と

          TCKファミリー、子どもにどう話す?

          この違和感の正体は?

          タイにあるインターナショナルスクールなら、 大抵どこの学校でもあるこのイベント。 息子の学校では、自国の紹介とともに、 クラスで国が割り当てられ、 その国の食べ物やゲームをお祭りのように開催する行事。 今年は、クラスはフランス🇫🇷 インターナショナルデーについては、 割と毎年モヤっているのだけど、 今年はより悩んだ。 クラス担任からは、 「フランス的服装で、ベレー帽など」 うーん、難しい。 フランス?フランス的? ボーダー柄?? フランス人って何着てるの?? うーーん、

          TCKファミリー、いつ引っ越す?

          日本への辞令が出た後、 すぐ問題になったのは、 一体いつ引っ越すのか?ということ。 正直、1ヶ月で引っ越しできる気がしなく、 息子の学校生活を考えると、 インターの小学校が終わる、 夏までは居させてあげたい、と思った。 しかし、夫の赴任延期は立場が悪い、、、 私たち母子だけ残ったとしても、 ビザは? 家は?? 学費は??? 保険は???? 全額自己負担ーーーーーーー イヤーーーー それだけはムリーーーーーー いやいやいや、 そもそも会社さん、 13年も海外に居させたの

          TCKファミリー、いつ引っ越す?

          TCKファミリー、辞令は突然に

          ついに来た、この日が。 いつかいつかと思いつつ、 大好きなタイの生活を存分に満喫し、 あっという間に12年が経過。 そしてその日はやってきた。 それは、会社からの辞令。 ずっと他国への移動と言われきた。 さぁ、どうなる??? 次の勤務地は、 なんと東京! TCKファミリー、日本へお引越します! これから、このnoteでは 私たち家族の日本への引っ越しの記録を 綴っていきます。 子どもたちは初めて住む日本。 私たち、親は13年ぶりの日本での暮らし。 今の所、気持ち

          TCKファミリー、辞令は突然に

          細胞が覚えている

          もうすぐシンガポールに旅立つ友人が 「10年後、今見ているものをどう感じるのだろう」 とセンチメンタルなことを言うので、 瞬時に思い出したもの。 数日前、 さとゆみさんの「今日もコレカラ」にあった、 さとゆみさんも書かれていたが、 私も全てに恐ろしいほど記憶がない。 幼児期の記憶は断片的だし、 小学生の頃の記憶も曖昧だ。 それでも幼い頃に経験したことは、 私の血となり肉となっている実感がある。 それは、ことばにできない感覚で、 雨の匂いや 季節の変わり目に吹く生暖か

          本当に「慣れ」かしら?

          あなた、本当にそれは慣れ? 近々本帰国する人が、 バンコクに来て初めて専業主婦になり、 所属がなくなる経験をした という話があった。 どうでしたか?と尋ねると、 よい経験でした、 どこにも所属がなく 誰かの妻、母として どこの誰とも言えない 揺らぐモヤモヤがありました。 私はそれを聞いて、こう答えました。 何だかとっても懐かしい気持ちになりました もう慣れてしまって。 するとすかさず、隣にいた先生が、 それは本当に「慣れ」かしら? あなたは、「あなた」として、

          本当に「慣れ」かしら?

          私を試すものは

          私は今、叶えたい挑戦がある。 でも、それを人に言うと 共感して応援してくれる人と 心配してくれるけど止めようとする人が 出てくることを知った。 仲が良い人ほど、 後者の傾向があることも知った。 それをドリームキラー と呼ぶそうだ。 自分の中でも、 できるかな できないかも でもやっぱり やりたいし、 でも怖い を繰り返している。 周りの数歩も数十歩も 100歩も先ゆく知人に はじめの一歩の出し方を尋ねると、 「必要なのは勇気!」 と何度聞いたかな。 小さな勇気が い

          一歩も引かない

          昨晩、息子とケンカした。 それは、今までとは違う、 私が息子を叱るのではない、 彼にも彼の主張があり、 私にも私の考えがある、 立派な「ケンカ」だったのだ。 中身はともかく。 途中、娘に、 「ママ、お兄ちゃんのこと怒ってるの?」 と聞かれて、 「違うよ、ケンカしているの」 と答えたのだ。 どちらも、お互いの目を正面から じっと見て、一歩も引かない私たち。 ここ最近では一番の目力が出たはず。 そんな風に目で戦いながら、 私の頭の中では、 「あぁ、こんな風に強く主張するよう

          優しくないと思ってた

          私は長年、自分自身を 「優しくない」、「親切じゃない」人、 と思って生きてきた。 ところが、最近なぜだか 「癒される」「優しい」 と言われることが増えて、 少し戸惑っている。 先週、友人から 「優しいし、癒されると言われる意味もわかる。 しかもそれを自然にやっている」 と言われ、さらに私を悩ませた。 周りには、 とっても優しい人たちがいるし、 親切な人もたくさんいる、 私はそうじゃない。 特に優しくしているつもりもないし、 親切しているつもりもない。 する気がない、とま