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060「58歳の転職記・完結編」そろそろおしまい

平日は、朝早く家を出て電車に乗って、職場に行って働いて、夕方になったら電車に乗って帰宅して、食事してお風呂入って寝る。
毎日、毎日、繰り返し、繰り返し。
当たり前の日々が、とてもうれしい。
無職の期間は短かったけど、いろいろ大変だった。
働ける場所があるのが、ありがたい。

転職活動は、ひとまずおしまい。
現在の仕事にありつけてまもなく、私は59歳になりました。58歳の転職は、無事着地。

現在の仕事は、3年間が期限らしいので、2年経ったら、また転職活動をすると思います。
けど、その時は60歳を越えているので、違う視点での転職活動になるはずです。
その時はその時で、また考えます。

1度目の転職をしたとき、消化不良を感じていました。
いきなり内定貰って舞い上がって、けっこうバタバタしていたし、もっと考えないといけないことがあるんじゃないか、かなり考えていました。
神様は、もう少しだけ、私に頭の整理をする時間をくれました。
現在は、かなりすっきりしています。完結、と言っていいのかな。

58歳まで転職をしなかったのは、子供たちの学費を稼ぐ必要があったからです。
男の子と女の子、ふたりの子を大学までやりました。大学は私立だったから、けっこうお金がかかりました。
子どもたちが大学を卒業して就職するめどがつくまでは、転職できませんでした。
むろん、50代での転職となって、資格もコネもないので、勤め先を変えるとお給料がどんと下がるのは、覚悟せざるを得ませんでした。
なにより、奥さんは大好きだし、二人の子供はかわいい。
人生、そんなもんです。どっちを取るかって話。

このお話、50代のおじさんが転職をがんばった話ではありますが、転職体験として参考になることはあまりないかもしれません。
書きたいように書いてきました。私小説なのだとおもいます。

伝えられることがあるとすれば、

転職において大事なのは、自分の頭の中を整理して、やると決めて行動すること。

かな。
若い人は若いなりに、年配の人はそれなりに、自分のリソースを活用して、その時点で自分が納得できる解を導いて、進むしかない。

偉そうなことを言ってみましたが、私もまだ、これっぽっちも実践出来ていません。まだ夢の途中。
お話は「完結」ですが、私は私の人生を生きて、これからも新境地を開拓していきます。がんばります。

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