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私の本棚事情 1 リアル本棚 自宅版 1

#わたしの本棚
noteの方で春の連続投稿チャレンジに上記のお題があります。
ちょうど、そろそろ蔵書整理も兼ねて今所持している本いこうと思っていたので、便乗しようと思います。


まずはリアル本棚から

電子書籍が一般的に販売されるようになってしばらく経ち、新しく買い始めた漫画や雑誌、ラノベなどは、電子書籍で購入することがあります。
一方、電子書籍版も販売されている本でも、手に取って読みたい小説、書き込みやメモを入れたくなる資格など勉強に使う本、絵本などは紙版を購入しています。
結果、リアル本棚には本が増える一方です。
現在はまだ実家から出て数年で、まだまだ実家にも本や漫画、図録がたくさん残っており、捨てないで、と懇願しておいてもらっています。

ひとまず優先順位をつけて持ってきた本が自宅にそこそこありますので、そちらから少しずつ紹介していこうと思います。

小説・ラノベ ファンタジー

まずは軽いところからいきましょう。
ファンタジーな世界観の作品です。

中華風 『薬屋のひとりごと』

漫画化、アニメ化もされた、『薬屋のひとりごと』シリーズです。

おそらく、数年前に何かのアプリで読み始めたのがきっかけだったかと思いますが、主人公の猫猫やそのほかのキャラクターが気に入ったのもそうですが、ちょっと中華風味の入った物語の世界観に、そして何よりストーリー展開がドキドキワクワクでハマりました。
すぐに小説家になろうサイトに行って、原文のものも読み始めました。
現在購入しているのは、小説版のみですが、漫画版もいいなあ、とアプリ版で読みながら思っています。

吸血鬼・ヴァンパイア、魔女・魔法使いもの 『トワイライト』シリーズ、『魔女の目覚め』他

文庫版の小説つながりで、以下のシリーズもあります。
いずれも今は無くなってしまった出版社、ヴィレッジブックスの翻訳物です。

映画化した『トワイライト』シリーズ、ドラマ化している「ディスカバリー・オブ・ウィッチズ」原作の『魔女の目覚め』上下、『魔女の契り』上下、『魔女の血族』上下です。
吸血鬼・ヴァンパイアものや魔女・魔法使いが出てくるファンタジーなお話は、昔から好んで読みます。

高校生の頃に学校の友人に貸してもらって以来ハマり、数年後に自分で文庫版を買い求めました。
映画版も、自分のイメージとは少し違いましたが、主人公ベラ役のクリステン・スチュワートが好きで観ました。

「ディスカバリー・オブ・ウィッチズ」の方は、書店の書棚で題名が気になって購入したのがきっかけで読み始めました。
歴史を齧っていた当時確か大学生の私は、主人公のダイアナが歴史学者で、割としっかりとイギリスの大学内外や研究過程の描写があることで少し親近感と憧れがあったこともあり、どハマりしました。
翻訳版の出版が待ちきれず、原書版も買い求めました。

出てくる単語が難しく、1冊目すらほとんど読み進められていないまま積読になってしまっています。
新しく5冊目も出版されるようですね。
それまでにまず内容がわからない4冊目を原書で読破しなくてはなりません。
気づいてよかったです。

ドラマ化された作品は、数年前にU-NEXTで観ました。
本からイメージした世界が崩されることなく、記事を書いている今、また観返したくなるものでした。
エリザベス朝の描写などは、文字や他の映画などから想像するだけでは足りない部分を補ってくれました。

ヴィレッジブックスの翻訳ものは、ファンタジーで好きだったのですが、出版社がなくなってしまったのが残念でなりません。
現在自宅にはありませんが、実家には他にもいくつか買いかけていたシリーズがあります。
また実家から持ち帰った際に紹介したいと思います。

魔法使いつながりでもう少しいきましょう。

魔法使い 『ファンタスティック・ビースト』シリーズ

日本語訳版は買っていないのですが、映画を観たあと原書を読みたくなったものがありました。
『ファンタスティック・ビースト』シリーズです。

正直、ハリー・ポッターの頃から世代だったので、ハマるならハリーからでしょう、と思われるかもしれませんが、当時は2冊目の『ハリー・ポッターと秘密の部屋』くらいまでしか読んでおらず、映画もほとんど観ずにここまできていました。
小説、漫画を問わず、流行りものに先駆けてハマっている場合は素直に読み続けますが、そうでない場合は、どうも食いつきが悪いです。

しかし、映画版『ファンタスティック・ビースト』の主人公ニュートが好きなエディ・レッドメインだったことで、1作目から映画館まで観に行きました。
ストーリーが少し大人向けになって今の自分の気分にちょうどよかったこともあり、買い求めたくなりました。
1作目をほぼほぼ読み終えたあたりで積読と化していると思いますが、洋書の背表紙が本棚に並ぶとちょっとおしゃれだったりもして、気に入っています。
そういった部分もあって、紙版の洋書を買ったりします。

ミステリー

アガサ・クリスティ 『名探偵ポワロ』シリーズ

ファンタジーばかりを見てきましたが、アガサ・クリスティのミステリーも好きです。
最初にハマったのは小学生の時で、当時は講談社の青い鳥文庫から名探偵ポワロシリーズが何冊か出版されており、母がアガサ・クリスティはおすすめよ、とまず1冊(『オリエント急行殺人事件』、あるいは『ABC殺人事件』の)買ってもらいました。
ポワロのシリーズを買ってもらう少し前、岩波少年文庫の方でルパンシリーズやホームズシリーズも買ってもらっていましたが、それらよりもずっと食いつきは良かったです。
その後もシリーズが発売されるとせがんで買ってもらいました。
当時買ってもらった文庫は、いずれもまだ実家に残っているはずです。
その後中学生になると、学校の図書館にハヤカワ文庫版のアガサ・クリスティがあり、片っ端から読み進めました。
ポワロシリーズだけでなく、ミス・マープルが活躍する作品などにもふれ、どっぷりとアガサ・クリスティにハマっていきました。
また、NHKのアニメでポワロとマープル作品があったときは必ず視聴していましたし、ケーブルテレビのミステリーチャンネルでドラマ版のポワロやマープルが放映されているのを見つけては観たりもしていました。

近年、「名探偵ポワロ」のシリーズが3作、ケネス・ブラナーの監督・主演で映画化されています。
ケネス・ブラナーも好きな俳優さんのうちの一人で、何作も映画を観ています。
予告ポスターを書店で見つけてから、映画館に観にいく前に、毎回とハヤカワ文庫を購入し、読み返しました。
『オリエント急行殺人事件』、『ナイルに死す』、『ハロウィーン・パーティ』です。

映画鑑賞後、映画版記念の表紙になった原書も欲しくなり、買い求めました。
ハヤカワの日本語訳を読み終え、映画も観たあとであれば、多少英単語がわからずとも、サクサクと原書を読むことができました。

結局3作目の「ベネチアの亡霊」は子育てと重なり映画館へ観にいくことはできませんでしたが、予習まではしています。
アガサ・クリスティの作品は、原書版と翻訳版を読み比べることもそうですが、原書版と映像化されたものを比べたり、過去に映像化(映画化やドラマ化)されていた作品と新しく作られた作品を観比べてみるのも、解釈やいる場所が異なってとても面白いです。

今回はここまでにいたします。
読み返してみると、アガサのところでとても熱が入っていて、その差に自分で驚いていますが、読んだことがない方、気になった方にはぜひ読んでほしい著者の本です。
次回は人文系の本でまとめようと思います。

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