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【薬膳編】レシピ8 お休みだもの☆美肌になろう!『百合根の煮物』で潤いアップ💕


睡眠と潤い

美肌つくりに欠かせないのは
何と言っても「睡眠」と「潤い」

お正月でも
無理に外出せずに
朝寝坊してもいいじゃない。
夜ふかしもしてるし。
いいお天気なら、結構空気も乾燥して
おまけに、意外と紫外線も強い。
なんと、お肌に無理をさせていることか。

とくに、お肌の乾燥は
表面の乾燥より、体の内面の潤い不足のことが多いのです。

百合根

百合根は「百合(ひゃくごう」という生薬になります。
この時期、出回る食材です。
茶碗蒸しにいれたりして
ほくほくとした食感と甘みもありほろ苦さのあるのが特徴です

ゆりね:一枚ずつはがして使います

百合根の煮物

≪ 材 料 ≫

  • 百合根 ・・・ 1個

  • 昆布  ・・・ 10㎝×10cm を2枚

  • 塩   ・・・ 少々

  • みりん ・・・ 大さじ 2

  • 銀杏 ・・ 10粒

≪ 作り方 ≫

1 昆布は、縦に割いてボウルにいれ、2カップの水で30分ひたす。
2 ゆりねは、一片ずつにほぐす。
3 銀杏は、殻に割れ目を入れてキッチンペーパーに包み、レンジで
 1分半過熱する。熱いうちに殻をとり薄皮も取っておく。
4 鍋に昆布を浸した水ごと入れて、中火でだしをとる。
5 昆布を取り出し、百合根を透き通るまで煮る
6 塩少々とみりんを加え味を調える。銀杏を入れてひと煮立ちする
7 器に盛る


銀杏は尖った部分を金づちでたたくと割りやすい
はじけるので、必ず割れ目を入れる
昆布はかるくふくだけで割く
中火で煮る

五味/五性

百合根


 五味/五性 平 / 甘 微苦
 帰 経   心 肺
 効 能   潤肺 止咳 清心 安神
 適 応   肺の潤いを補って咳やのどの渇きをいやす
       肌に潤いを与え肌の乾燥を改善してなめらかにする
       精神疲労からくるイライラ、不安感を解消し不眠症を改善
       心の熱をとる

 *肺が潤うと便秘の改善につながり老廃物が排泄されやすくなる
 *精神安定の効果も高く、睡眠もとりやすくなる

昆布

五味/五性 寒 / 鹹
帰 経   脾 胃 腎
効 能   清熱 化痰 軟堅 利水
適 応  体のしこりをほぐす
     体の熱をさまして余分な水分を代謝させる
     むくみや高血圧の改善
     食物繊維も豊富

銀杏

五味/五性 平 / 甘 苦 渋
帰 経   肺 腎
効 能   潤肺 定喘 縮尿 止滞
適 応   肺を潤し呼吸器の働きを高める
      咳や痰、慢性的な喘息を改善する
      収斂作用があるので、薄くて多いおりものや頻尿の改善に
      効果的
 *小毒があるので、多食、生食はしない。(必ず火を通すこと)

出来上がり

ポイント

百合根は白の食材で、昆布は黒の食材。
中医学では、『相生』の関係になり互いに助け合う食材です。

昆布の「鹹味」は成長をになう『腎』になり
銀杏も帰経が、「肺と腎」で肺を潤します。

美肌をつくるには、
気血水が整い、精神が安定し、水分や老廃物の代謝がちゃんとできて
しっかり睡眠がとれること。

簡単なような当たり前のことですが
一番難しいのかもしれませんね

おまけ

出汁をとった昆布は、捨てないで!
米と一緒に炊いたり、つくだ煮にしたり、ぜひ、食べてください。
今回は、てんぷらにしてゆずをかけてたべました。
結局は、酒のつまみに・・・🍶


酒のつまみだ!

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