てんみ堂☆ゆうこ

≪お茶と薬膳のLab☆てんみ堂≫女将です。紅茶に恋してティーインストラクター取得。国際…

てんみ堂☆ゆうこ

≪お茶と薬膳のLab☆てんみ堂≫女将です。紅茶に恋してティーインストラクター取得。国際中医薬膳師(A級ライセンス)・和紅茶学会会員。黄檗ばいさ流煎茶道もお稽古中。旅行と温泉好きが高じて国内旅行業務取扱管理者取得。趣味はフラメンコ!いつかスペインで本場のフラメンコを見たい

マガジン

  • お茶と薬膳のLab☆てんみ堂 ゆうこのひとり言 2⃣

    旅先での写真、花や景色、日常の何気ないことをエッセイとしてつぶやいていきます。秋から冬にかけてのうつろいも楽しんでくださいね

  • 薬膳レシピ ≪秋~冬≫ ①

    主に秋から冬の証(症状)合わせたレシピを紹介。手軽に手に入れられる食材を中心にしています。〈ちょい足し漢方〉もお伝えします。材料がそろえば、体調に合わせて作れます

  • 紅茶レシピ ≪秋~冬 1⃣ ≫

    秋から冬にかけて飲みたい紅茶や薬膳茶のレシピを紹介します。フルーツやフレーバーティー、基本のミルクティーの淹れ方もお伝えします。

  • お茶と薬膳のLab☆てんみ堂 ゆうこのひとり言 1⃣

    日常の何気ないよもやま話にもヒントがいっぱい‼お茶の話や、旅行の話などなど。旅先や景色、食べ物、草花の写真も、いっぱい織り交ぜて紹介していきます‼

最近の記事

【紅茶編】レシピ16 緑豆とナツメのお茶🍵

不覚にも膀胱炎になってしまいました。!! 幸いにも症状が出てから、1時間ほどで診察してもらえたので その日の夕方には、症状も治まり回復に向かいました。 内科で処方されたのは、抗生剤と抗炎症剤。 そして、先生からは『水分をたくさん取ってね』 まあ、そうですよね。 緑豆となつめいつもより水分を多めにとるということは、むくみも出やすくなるかも。 膀胱炎ですから、水分代謝は当然おちているわけで、 炎症があるということは、熱があると思われます。 さて、どうするか・・・・ 熱を

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    • 【よもやま話】File42 🌷立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花🌷

      雨が降っていたけれど・・・牡丹が満開と耳にして 早速、撮影に行ってきました!! 前日のどしゃ降りで、花びらが落ちてしまった花もありました。 それでも、さすがは牡丹!! 貫禄は残していました。 芍薬も牡丹も百合もそれぞれが生薬として使われています。 ≪芍薬≫ ボタン科ボタン属の花で、多年草の草の仲間。ボタンより少し花が小さい。 生薬として 百芍薬と赤芍薬があります。 百芍薬 ・・・ 補血薬     顔色が悪い 眼のかすみ 生理不順 発汗 寝汗 イライラ      め

      • 【薬膳編】レシピ18 🍃山菜を食す!!

        この季節、山の恵がとてもうれしい!! タケノコ、ゼンマイ、ワラビ、タラの芽、うど等々。 どれをとっても春を感じて、力がみなぎるような個性のある食材ばかり! 山菜は、どれもみな香りがあって、あくもあるけど そこそこの苦みがあるものが多い。 中医学では、香りのあるものは気を巡らし 苦味は、燥湿堅化といって、余分な水分を除いたり 軟らかくなり過ぎたものを堅くする作用があるといわれ、 清熱鎮静など、余分な熱をとり、精神安定の働きがあるといわれています。 タラの芽五味/五性 寒 /

        • 【薬膳編】No.12 独活の大木・・・

          「独活の大木」というけれど大きく育ち過ぎたウドは、食べることも木材にすることもできないため、 「大きくなっても何も役に立たないではないか」といわれ 体ばかり大きく役に立たない人 という意味でつかわれるようになったとか。 それはなぜか・・・ うどは、大きいものは2~3mの丈まで伸びとても大きくなる植物だけど それは、草の種類であって木材ではないため、木ほどの硬さがない。 大きくて頼もしい感じに見えるが、軟らかい。 けれど食べることもできず、木材として使うこともできない。

        【紅茶編】レシピ16 緑豆とナツメのお茶🍵

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        • お茶と薬膳のLab☆てんみ堂 ゆうこのひとり言 2⃣
          20本
        • 薬膳レシピ ≪秋~冬≫ ①
          13本
        • 紅茶レシピ ≪秋~冬 1⃣ ≫
          10本
        • お茶と薬膳のLab☆てんみ堂 ゆうこのひとり言 1⃣
          21本

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          【薬膳編】No.11 ボケの花

          ボケのはな紅くてきれいな花が咲く≪ボケ≫ 昔の人は『触るとボケる』なんて話をよくしてましたっけ。 早咲きは3月の半ばから咲き始めて たぶん、今くらいまで咲いていると思うのです。 庭木によく使われてますが、最近はあまり見かけなくなりました。 気が付かないだけなのかもしれませんが・・・。 木瓜と書くボケは、「木瓜」と書きますが 生薬では「木瓜《もっか》」と読みます。 使われるのは、実ですが、 とても香りのよい効能のある実なんです。 効果・効能バラ科で、薬膳茶として飲むこと

          【薬膳編】No.11 ボケの花

          【紅茶編】レシピ4 イチゴのコンポートで作る🍓パウンドケーキ🎂

          ごろッとイチゴコンポートにしたイチゴでパウンドケーキを作りました。 米粉と薄力粉で作るのですごくは膨らみませんが イチゴの風味が堪能できるケーキです ≪ 材 料 ≫ イチゴのコンポート  ・・・ 10~12粒程度 イチゴシロップ ・・・ 大さじ1 砂  糖 ・・・ 80g 無塩バター ・・・ 75g 米   粉 ・・・ 80g 薄 力 粉 ・・・ 20g 卵 (M) ・・・ 2個 ベーキングパウダー ・・・ 小さじ1 ≪ 作り方 ≫  バターを室温にも

          【紅茶編】レシピ4 イチゴのコンポートで作る🍓パウンドケーキ🎂

          【紅茶編】スイーツ3 🍓イチゴのコンポート

          イチゴもそろそろイチゴの季節もそろそろ終盤。 ジャムにするような小ぶりのイチゴも少なくなってきました。 甘みより酸味の方が強いものも出始めたので コンポートにしてみました。 ≪ 材 料 ≫ イチゴ ・・・ 2パック(200gくらい) 砂 糖 ・・・ 1カップ(酸味があれば1/2~1カップ加える) レモン汁・・・ こさじ1 ≪ 作り方 ≫  イチゴはヘタを取り軽く洗う  ボウルにイチゴを入れ、砂糖1/2カップをまぶして一晩おく  果汁ごと鍋に移し、中火で20分

          【紅茶編】スイーツ3 🍓イチゴのコンポート

          【よもやま話】File41 春🌸う🍃ら🌷ら

          さくら吹雪桜もようやく咲いたと思ったら あっという間に吹雪になって葉桜に。 とはいえ、自然界はようやく《春》!! さくらだけではありません。 足元にも春はきてますよ🌸 山里を歩いてみると、こんな感じ!! 八重桜も咲いてました。 ソメイヨシノもいいけど八重がかわいいです 春もいろいろ。 これから、のびやかに上へと伸びていきます。 《春》の五行学説の通りです。 頑張りすぎず、心穏やかに過ごしましょうね。 ♡  ♡  ♡  ♡  ♡  ♡  ♡  ♡  ♡  ♡  いつも

          【よもやま話】File41 春🌸う🍃ら🌷ら

          【紅茶編】スイーツ2 ヨモギとさくらの🌸春色だんご🍃

          ヨモギを摘んでようやく、きれいなよもぎをみつけました!! 「やったー!」 早速、お団子にしてみました。 おだんごを作る≪ 材 料 ≫ ヨ モ ギ ・・・ 30gくらい さくらの塩漬け ・・・ 10~20g 米粉(団子の粉)・・・ 2カップ(ヨモギ1カップ)(さくら1カップ) 砂   糖 ・・・ 大さじ1 ずつ きなこ、砂糖、塩 ・・・ 適量 * 団子の粉はそれぞれ1カップ、砂糖も大さじ1ずつにします。   片栗粉を大さじ1ずつくわえると、生地がつるんとした感じ

          【紅茶編】スイーツ2 ヨモギとさくらの🌸春色だんご🍃

          【薬膳編】No.10 薬膳は#未病先防#が基本。

          未病先防中医学では、治療よりも予防、そして養生が大事とかんがえます。 疾病になってから治療をするより、疾病を防ぐことの方が大事だという 認識です。 予防の意味は、疾病になることをふせぐことと、疾病発生後の病状の悪化 を防ぐという二つの意味があるといわれています。 「からだの声」をきく中医学を勉強するようになって 自分の体の状態を意識するようになりました。 たとえば、 ・身体が重だるく感じる ・昨日と違うところが痛い ・便秘かな? ・むくみがあるが、トイレの回数に変化は?

          【薬膳編】No.10 薬膳は#未病先防#が基本。

          【薬膳編】五行学説3 ≪肝≫とは?

          春は『肝』と言われるわけ中医学でいうところの自然界、整体観念の視点でみると、 以下のように言われています。 「肝」は伸びやかなことを好み、気の上昇、気の動きを司り全身の気の昇発運動を調節しています。 まさに、春の気候に合わせるように、ウキウキしたり不安になったり、ワクワクしたりとそんな風にイメージするとわかりやすいと思います。 肝の生理機能「肝」は、肝臓と胆のうの臓腑のことです。 解剖学的には、右の脇腹に位置します。 身体の中で、最も血液を豊富に含む臓器です 血の貯蔵

          【薬膳編】五行学説3 ≪肝≫とは?

          【よもやま話】File40 鳥獣戯画のバッグ👜

          魅惑の鳥獣戯画💕旅先で買ってしまうのは、 お土産がたっぷり入るトートバッグが多いのだけれど 思わず買ってしまったのが、こちら!! 倉敷の美観地区にあるお店で購入。 とても丈夫で使い勝手もすこぶるよろし!! お店の名前を忘れてしまったのでごめんなさい。 着物用バッグこちらは、着物用のバッグ。ウサギと波の柄が気に入ってます。 つむぎの着物を着る機会も多いし ちょっとしたところにも使えるので便利です。 そうそう、手ぬぐいも使うことが多くて 着物の時は特に、食事の時のひざかけや

          【よもやま話】File40 鳥獣戯画のバッグ👜

          【薬膳編】レシピ17 モチモチぷるん!!水餃子🥟🥟

          餃子の皮を作るまずは、皮を作ることを思い立って粉類を準備。 米粉だけだとサラサラしすぎて、まとまらなかったので、 やはり、強力粉と薄力粉を使うことにしました。 もしかしたら米粉だけでつくれる方法があるかと思いますが、 今回はこの材料で挑戦です!! ≪ 材 料 ≫ (18~20枚) 強力粉  ・・・  50g 薄力粉  ・・・  50g 米 粉  ・・・  50g 塩    ・・・  小さじ1/2 オリーブオイル ・・ 大さじ1 打ち粉 ・・・ 強力粉または薄力

          【薬膳編】レシピ17 モチモチぷるん!!水餃子🥟🥟

          【紅茶編】レシピ15 🍃ヨモギと紅茶

          春の薬草草もちに使われるヨモギ。 早春の頃から少しずつ芽を出して 昔ながらの薬草です。 艾葉よもぎの生薬名は『がいよう』とよばれます。 むかしから、「血」にかかわる生薬として使われ とくに、月経痛、月経不順など婦人科系に効果があるとされています 五味五性 よもぎ 五味/五性 温 / 苦 辛 帰   経 肝 脾 腎 効   能 散寒 温経 止血 補血  効   果 冷えによる下腹部痛 月経不順 月経痛 月経過多 下血         湿疹 *「婦人科の要薬」といわれる

          【紅茶編】レシピ15 🍃ヨモギと紅茶

          【よもやま話】File39 休日をどう過ごすか・・・🤔

          考えてみたら友人曰く 「今日は車があったから、声かけたわ!」 と、言われることが多い。 たしかにね、意識してないといないことが多いかも。 お茶のお稽古もあるし、フラメンコを踊っていたり、 お天気の良い日は、写真撮影に出かけている。 旅行も増えた。 土曜日に飲んで、友人が泊まって次の日もどこかに行くことも。 のんびりするときは、しっかりと寝坊をする。 「起きろ!」と叫んでいるのは、カナリアだ。 春分がすぎて日が昇るのが早くなって 外の雀たちがさえずると起きてくる。 なの

          【よもやま話】File39 休日をどう過ごすか・・・🤔

          【薬膳編】五行学説2 “春”をひも解く🌷自然との相互関係

          中医学用語中医学のなかで、一番わかりにくいのが たぶん『中医学用語』ではないかと。 漢字で書いてあるのでなんとなくはわかることも多いのだけれど、 まずは、五行にまつわる用語から少し解説をいれてみましょう。 季節=自然界五行は『木』『火』『土』『金』『水』 季節の変化は、気温や湿度の変化を伴うため、身体に大きな影響を与えるため、病気の原因となることも多くなります。 中医学では、『外因』と呼びます。 木は『春』 春になると木々が芽吹き(生長・伸展)ホルモン代謝に変化が生

          【薬膳編】五行学説2 “春”をひも解く🌷自然との相互関係