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セルフケアだけでなく、ペアケアがおすすめな理由

皆さんこんにちは!Team NINEの奥山航です!

現場で活動していると、「日頃からどんなことをやっていたら良いですか?」とセルフケアやトレーニングの指導を求められることがよくあります。

ですが、1回の指導で気をつけなければいけないことなどを覚えられる選手は珍しい印象があります。

セルフでは伸ばしにくい筋肉や、トレーニングしにくい場所があります。

指導直後はできていても、時間が経ってくると少しずつ形が変わってきて、いつの間にか別の部位に効いているストレッチ・トレーニングになっていることも多いです。

そのような問題を解決できる効果的な方法がありますので、ご紹介したいと思います。

ペアで行うのがおすすめ!

自分自身でも心がけていることですが、個別の対応でもストレッチなどを指導するときは、ペアを見つけて行うように勧めています。

二人で同時に行うのではなく、一人は行う側、もう一人はチェックする側

可能であれば毎回同じ選手同士でペアで行えるのが理想です。いつもキャッチボールをしている相手を選ぶのも良いですね!

出来るメニューが増える

セルフで行うストレッチ・トレーニングには限界があります。

ペアで行うことで、伸ばしきれない部位・鍛えにくい部位を効率的に行えるようになります。

フォームをチェックし合える

一人では自分のフォームを確認しながら行うことが難しいです。伸びている・効いている感覚を頼りに行うことは重要ですが、目で確認しながら行うことも同じくらい大事なことです。

視覚・触覚といった感覚をできるだけ多く駆使することで、再現性を高めることができます。

行っている側のフォームの確認だけでなく、チェック・サポートする側もストレッチなどの力加減の調節する必要があります。

アドバイスを出し合える

何度もチェックし合っていると、少しずつ「もう少し改善できるのではないか」と感じることが増えてきます。

その際はぜひペアに伝えてみて、実際に行ってみてどうだったのか、感想をもらってみましょう。

より効果を高められるようになるか、そうでなかったか、どちらの場合でもペアで成長出来ている証だと思います。

思いついたアイディアはできるだけ多く出し合い、目的を見失わない範囲で実践し続けてみましょう!

責任感が生まれる

ペアがいることで「自分ができていれば良い」という感覚から、相手のことも考えながら行う責任が生じます。

相手が出来ていないのは、自分の責任でもある、と思いながら取り組むことで自分自身の成長にも繋がります。

実践出来ているとどうなるか

ペアで行うことでこれらのようなメリットがあります。

一人で行うよりも時間はかかりますが、ペアでのメリットの方が大きく結果的に効果的なことが多いのではないかと考えます。

もちろん一人で行うことも大事なことと思いますので、1から10までペアで行う必要はないです。2,3日に1回以上はペアで行うようにしてみてください。

3か月ほど実践できていたペアを経験しており、「お互いの調子が大体わかるようになってきた」「フォームが崩れていくパターンがわかるようになった」「サポートしてもらうことでトレーニングで力を入れやすくなった」などといった感想を得られました。

もちろん、中にはうまくいかずに自然消滅していくようなペアもたくさんありました。そのような選手は無理にペアを作らなくても大丈夫ではないかと思います!

今回は、ペアでケアやトレーニングを行うメリットについてお伝えしました。

野球をはじめ、チームスポーツであれば選手同士の意思疎通が密になり、連携がとりやすくなるきっかけになるかもしれません。ぜひお試しください!

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!

Team NINE|奥山航


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