5月31日のことわざ日記
5月31日の一言は、
「捕らぬ狸の皮算用」
とらぬたぬきのかわざんよう
という言葉です。
【意味】
手に入るかどうかもわからない不確かなものに期待をかけて、ああだこうだと計画をねることのたとえ。
【詳しい解説】
まだタヌキも捕らえていないうちから、タヌキの皮を売って儲ける計算をすることから。
タヌキの皮は防寒着として、昔は高く売られていたらしい。
「算用」とは、金銭の額や物の数量を計算するという意味。
「捕らぬ」は、「取らぬ」「獲らぬ」とも書く。
【注意】
「皮算用」を「革算用」と書くのは誤り。
【類義】
海も見えぬに船用意
飛ぶ鳥の献立
生まれぬ前の襁褓(きょうほう)定め
・襁褓(きょうほう)は産着・おむつのこと
故事ことわざ辞典より
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皮算用って、ただの妄想の話ですね。
想像、妄想、空想って、楽しいですよね。
お金儲けと、くだらないことを考えると、最高に楽しい気分になりませんか?
ニヤリ😏この笑顔だと、悪い人みたいですね😅
このことわざ、不確かなものに期待をかけて、ああだこうだと計画をねっても意味がない。
現実を見なさい。
と言いたいのかな?
ときどきは夢の話でも、宝くじが当たったら、家を建てて、車を買って、旅行して・・・とか想像してもいいですよね?
頭の中でなら、宇宙旅行していたって自由です。
でも、それを人前で長々と話すと、呆れられたり、引かれるものですね。
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想像、空想、妄想の意味を辞書でそれぞれ調べました。
想像
実際に見え(聞いたことの)ない物事について、多分こういうものだろうと頭の中で考えること。
妄想
あれこれと想像したことを事実であるかのごとくに堅く信じてしまう心的傾向。誇大妄想、被害妄想など。
空想
現実からかけ離れている(実行することが出来ない)ことを想像すること。
我が家にある、新明解国語辞典より
意味を調べてみると、想像の説明がもの足りない感じがして、ネットでさらに調べました。
これはまた、多すぎて一言でいい表せるものではないですね。
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二十八宿は「張(ちょう)」でした。
小学生の娘たちは剣道を習っています。
剣道を教えてくださっている先生が、最近3、4回続けて、「日本の歴史を知っているか?自国の成り立ちを知らないなんて、海外から見たらおかしいんだぞ?」と子どもたちに話していました。
先生が言うには、日本人は二度と戦争を起こさないように、GHQによって、日本人であることに誇りや自信を持たない教育をされてきた。
その一環で、自国のことなのに、いつ日本ができたのか分からないような教育になったんだ、というようなことをおっしゃっていました。
たしかに日本がいつからあるのか、私は知らない(覚えてない)ので、古事記を買ってみたんです。
古事記は、日本の神話がメインですが、実際の歴史とも繋がっています。
ギリシャ神話(星座)の話も読んだことがありますが、複数の神様を信仰する宗教では、よい神様も悪い神様も、自由奔放な神様もいるんですね。
日本の神様もみんな個性的でした。
ちなみに、日本の初代天皇は神武天皇です。
元年は西暦(キリスト紀元)前660年とされています。
剣道の先生の話を鵜呑みにするわけではありません。
ただ、日本の神話に興味を持たずにきたのに、神社で何の疑問もなくお詣りしているので、これを機に、日本の神様のことも勉強したいな、と思いました。
みなさんは、ついつい捕らぬ狸の皮算用の話をしてしまうことはありませんか?
こんなことを書いたら叱られそうですが、どの宗教も、神様なんて、信仰心がなければ、ただの空想話に聞こえますよね。
だって、神話になった出来事を実際に目で見た人は、今、この世に存在しないんですから。
古く昔から、不確かなことを信じて想像するのは、人間だけの特技であるように思いました。
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タイトル画像は「たぬき」で検索しました。
こちらの狸は皮を剥がれることもなく、平和そうです🍀
megluさん、ありがとうございます😊
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この世界に、目に見える確かなものだけしか存在しないようにしたら、どんなふうになるでしょうね?
想像の、フィクションの物語が消えるなら、小説もテレビドラマも、映画も、魔法の話も消えてしまうんですね。神様も信じない世の中。
ことわざは、そういう意味ではないのは分かっているけれど、究極に現実しか見ない世の中を想像してしまいました。
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記事を読んでいただ気で嬉しく思います💖
ありがとうございました!
サポートはお気持ちだけいただきます💖 記事を読んでくださってありがとうございました😊✨