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キーエンス解剖

書名 :キーエンス解剖
出版社:日経BP
著者 :西岡 杏
発行日: 2022年12月22日
読了日:2023年1月2日
ページ数:248ページ

社会人になってからは
頻繁に耳にするようになった会社
「キーエンス」

営業利益率55%
粗利は約8割
平均年収2200万円

30歳で家が建ち、40歳で墓が立つ
そんな事を言われていた事もあり
かなりスパルタなのかなと思っていた。

実際は違った。

高収益を生むための仕組み化がされていて
それが社員一人一人の行動に落とし込むまで
徹底的に教育・訓練されている。

当たり前の事を当たり前にやる。

お客様視点、顧客志向が半端ないと思った。
どの企業も同じ様な事を考えてはいて
一部の社員はできているかもしれないけれども
それを企業全体・全社員でやってしまうのはすごい。

なんとなく仕事をしているとか
モチベーションが低い社員はいないだろう。
というか、いると会社では残っていけない
そんな雰囲気を作ってる気がした。

どんな会社にも良い仕組みはあるだろう
ただ、それを徹底して運用して使い倒すか
整備しただけで終わってしまう
改善もせずに放置しているだけ
そんな仕組みが多い気がする

定性的な表現だけど
結局は決めた事を愚直に徹底的にやり抜くかどうか
ここにかかっている。

<メモ>
・キーエンスの商品開発では粗利を8割にする事を目標
・顧客志向型のプロダクトアウトのパイオニア
・12ヶ月で開発費を回収する(粗利ベース)
・キーエンスの即納率は99.9%(推測される)
・目的意識をもった行動が成果を上げる
・目標意識・目的意識・問題意識
・適切な目標設定と徹底的な可視化


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