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「努力の方向性を間違えない」元アスリートからコンサルタントとして参画した岡本の、トライアンドエラーの積み重ね

「TECHBIZ STYLE」では、株式会社テックビズで働く仲間を紹介しています。テックビズで活躍するメンバーは、どんな理由で参画を決め、どんな思いで働いているのでしょうか。

今回は、テックビズのエグゼクティブコンサルタントとして活躍している、岡本優さんのインタビュー記事をお届けします。

岡本 優(Okamoto Yu)/ エグゼクティブコンサルタント

1988年栃木県生まれ。幼少期から飛び込みの競技を行い、高校在学中に日本代表選手に選出される。筑波大学に進学、2008年から2016年までオリンピックを目指しアスリートとして活動する。
その後、水泳スクールの講師や高校教師を経て、2017年にテックビズに参画。大阪支社の立ち上げに携わる。

飛び込みに夢中になった学生時代|アスリートとして愚直に努力を続けた日々

—— 簡単に自己紹介をお願いいたします。

エグゼクティブコンサルタントの岡本です。出身は栃木県で、小さい頃からずっと飛び込みの競技をやっていました。

幸いにも地元で良い成績を出すことができ、高校在学中に日本代表選手に選出され、さらに上を目指すために筑波大学に進学しました。2008年の北京オリンピック、2012年のロンドンオリンピック、2016年のリオのオリンピックを目指し、ひたすら飛び込みに夢中になっていた学生生活でした。

ちなみに中島さん(代表)とは筑波大学で同級生だった頃からの知り合いです。

—— なるほど、夢を追いかけ、飛び込みに邁進してきた人生だったんですね。

そうですね、大学卒業後は大学院に進学し、休学を挟みながら2016年のリオのオリンピックを目指していました。ありがたいことにスポンサー企業もついてくださいました。その企業は兵庫県の宝塚でスイミングスクールを運営しており、スクールの講師として勤務しながら、アスリートとして筑波大学の大学院に通う日々でしたね。

大学院時代は、兵庫県のスクールで練習が終わったあと、夜行バスに乗って筑波大学にいき、朝から授業を受けて、そのまま、また夜行バスで兵庫に戻り、朝からスクールで仕事。そんな生活を1年ほど続けていました。

怒涛の生活でしたが、ありがたいことに良い成績を残すことができ、支援してくださっている会社の専属アスリートとして活躍する場をいただけました。その時は本当に嬉しかったですね。

—— 努力が実って専属アスリートとして活躍できるようになったんですね。その後はいかがでしたか?

専属アスリートとして、リオデジャネイロオリンピックを目指していたのですが、出場には至りませんでした。2015年11月のことです。大きな目標だったのでとても悔しかったですが、スポンサー契約は2016年3月まで残っていたので、その後はオリンピックの選考会に派遣される選手の指導支援や、スタッフとして活動していました。

スポーツ以外の世界に目を向けてみたい|自分の手でキャリアを切り開くきっかけになったテックビズ

—— 2016年にスポンサー契約が終了してからは、どのようなキャリアを歩まれていたんですか?

2016年3月にスポンサー契約が終了したあと、1年間高校の保健体育の先生として働いていました。

ただ、体育の先生の仕事はもちろんやりがいがあったのですが、自分はずっとアスリートとして水泳一本でやってきて、このまま他の世界やビジネスのことを知らずに生きていっていいのだろうか、という思いがあったんです。

その時期から、徐々にビジネスの世界や起業に興味を持ち始めました。

——その後、どのような経緯でテックビズに参画することになったのでしょうか?

その頃、中島さんが起業されてまだ間もない中だったのですが、すごく楽しそうに働いていると聞いて、話を聞いてみたいと思いアポを取ったんです。品川駅のスターバックスで話をして、さまざまな起業の本を勧めていただいたのを今でも覚えています。

そこからも、たまに中島さんとは連絡を取り合っていて、ある日突然、大阪支社の立ち上げのタイミングで「一緒にやってみないか?」と声をかけていただきました。

その時は迷いなく参画を決めましたね。海外も含め、いろいろなところを飛び回り行動している中島さんをみて、「自分で自分のキャリアを推し進めていて楽しそうだ」「生き生きしている」という憧れの感情があったんです。

「努力の方向性を間違えない」トライアンドエラーの繰り返しがつくった岡本の今

—— 今はテックビズでエグゼクティブコンサルタントとして活躍する岡本さんですが、アスリートとしての経験はどのように生かされていますか?

努力の方向性を間違えずに事実に基づいて分析し改善をすること、そして選択と集中の大切さは、今考えるとアスリート時代で培った貴重な経験でした。

アスリートとして結果を出すためには、限られた時間の中でいかにスピード感を持って改善しパフォーマンスを上げるかが重要です。だからこそ、正しく改善点を見極めること、その改善に全力を注ぎトライアンドエラーし続けることが大切です。自分は天才肌タイプではないので、努力をすることを前提としたうえで「努力の方向性を間違えない」ことが重要だと感じます。

また、選択と集中の大切さは、学生時代に限られた時間で文武両道を目指す中で生まれた価値観かもしれません。学業もスポーツもおさえるべき点を見極めて、捨てるべきところは捨てる、この判断力はアスリートとしての経験で培われ、ビジネスの世界でも役立ちました。

—— そうだったんですね。テックビズに参画してギャップはありましたか?

そこまでなかったですね。むしろ講師時代と比較して、テックビズも社内のメンバーの一人ひとりの熱量の高さや、顧客満足度を追い続ける貪欲さを大切にしていて、教育の世界でもビジネスの世界でも「人の熱量」の重要性は同じだということを感じました。自分の経験が役に立っている感じがしましたね。

宝塚のスイミングスクールは、短期講習の応募があると申し込みが1日で埋まってしまったり、夜中から予約のために保護者が並び始めるほど人気校だったんです。さらに、国内でも有数の会員数を誇っているにもかかわらず、コーチ一人ひとりが何百人もいる会員の名前やスキルを理解していて、熱量が桁違いでした。保護者に何を聞かれても担当外の講師でもすぐに回答できるんです。

そういったコーチや関係者一人ひとりの熱量のおかげで、広告を打たなくても顧客が絶えないサービスを提供できる。当たり前のことではありますが、その当たり前に向き合うことはビジネスの世界でも変わらないことを、改めてテックビズのメンバーが教えてくれました。

—— そこから、IT業界は未経験ながら、0から大阪支社を立ち上げてこられたんですね。

はい。大阪支社ができた当時、一人で法人営業やITフリーランスの開拓をやっていました。1日に4〜5件ほどのアポを入れたり、ITフリーランスと繋がるために、さまざまな場所に足を運んでいました。1年で革靴を4足買い替えるような日々を過ごしていましたね。

本当にわからないことだらけだったので、中島さんにアポに同行してもらい、わからない言葉は全部メモして勉強しました。最初は中島さんが担当していたITフリーランスの方を法人に対して提案しながら、管理体制を構築したり、空いている時間があれば、ITフリーランスのニーズがある法人を開拓しながらWebサービスの仕組みを調べたり、法律や契約関連の知識を学んだりしながら徐々にステップアップしていきました。ひたすら基礎から学んでトライアンドエラーを続けてきました。

関西からトップを目指す岡本の意志|「やって損するリスクより、やらないリスク」

—— テックビズにはどのような風土がありますか?

当たり前に挑戦できる文化が浸透していると思います。中島さんやコンサルタントに共通していることとして、「とりあえずやってみよう」「ダメだったら原因を分析してみよう」というスタンスが強い会社だと思いますね。

自分がアスリートをしていた時は「一瞬の判断ミスで何年も築き上げてきたものがダメになる」という世界でした。そのため、自分は割と物事への判断は慎重に行うタイプだったんですが、創業期の会社で攻めの決断をし続ける中島さんをみて、正解がない中で、積み上げてきたものを不意にするリスクよりも、挑戦せずに前に進めないリスクをとって動くという判断ができるようになりました。

—— 今後、岡本さんが目指す目標はありますか?

テックビズに参画するITフリーランスの数は1900名を超え、業界でもトップレベルに成長しています。ただ、業界1位に登り詰めるには、さらなる成長が必要です。さらに会社として力をつけ、コンサルタントとしても力をつけていきたいです。

テックビズに参画するITフリーランスが100名くらいの頃から、中島さんは「業界でトップを獲る」と宣言し続けています。私がテックビズに参画した当初は、正直信じられませんでした。

しかし、稼働人数をはじめとする数字が上がっていく中で、徐々に業界トップが見えてきました。まだ会社としての歴史は浅いですが、テックビズがトップになるために、まずは関西のITフリーランス市場のトップを獲得して、会社全体を盛り上げていきたいですね。

—— 最後にこの記事を読んでいる方々に向けて一言お願いします。

テックビズは「働き方を変え、世界を変えていく」というスローガンを掲げています。

私たちが事業を成長させれば、テックビズのメンバーに価値提供でき、参画してくださるITフリーランスや受け入れ法人にさらなる価値提供ができます。今のテックビズは、「自分よし・相手よし・世間よし」の「三方よし」の中でも「自分(売り手)よし・相手(買い手)よし」については達成できているのかなと思います。

会社が大きくなる中で「世間よし」をもっと体現できるようになりたい、もっと日本をよくしたいと思ってくださる方と働きたいと思っています。

おわりに

テックビズの大阪支社をゼロイチから立ち上げた岡本さん。今後、関西エリアから業界のNo.1を目指す、高い志の持ち主です。
テックビズには、岡本さんの他にも高い志を持つメンバーがたくさん参画しています。

次回の「TECHBIZ STYLE」もお楽しみに!

また、会社についてより詳しく知りたい方は下記の採用ページをご覧いただき、カジュアルにお話しさせていただけると嬉しいです。

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