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アンティークのビーズバッグ

世の女性たちはバッグが大好き。

そうゆうイメージってありますよね。それはすっごく昔からだったのかもしれないですよね。

私もその一人で、アンティーク・ヴィンテージ・ブランドもの含め、かなりの量になってしまい、収納にとても悩んでいます。。

今日はビーズバッグの歴史を簡単にお話ししてみようと思います。

写真はアンティークのビーズバッグ。

私が取り扱っている中で、一番雰囲気を醸し出している小さなバッグです。

他の小物たちが隣で恐縮しているんです。それほど、古いオーラを出しています。

ハンドバッグと言われるバッグの形状は18世紀から女性に親しまれてきました。

その頃のファッションはより体にフィットするものをという事で、お洋服からポケットを無くしてしまったことから始まりました。

お財布やハンドバッグが流行になり、ハンドメイドでビーズバッグを作成する女性が増えていき、

19世紀後半。ビーズの種類が増え、様々な色合いのバッグが作れたことがきっかけにビーズバッグは更に人気となります。

そして私が扱っているビーズバッグの年代に突入します。

1910年後半から、ビーズバッグには柄が施されました。

アールデコ、幾何学、フローラルや抽象的な柄まで多数におよび、街に出ると素敵な帽子をかぶった貴婦人たちが華やかなビーズバッグを持っていたそうです。

ものすごく古いものはどうしてもビーズが取れてしまうので、お部屋に飾る方が多いのですが、

私はそれでも使いたい。。。という衝動に駆られます。

もう病気ですよね。

バッグの中から上記ビーズバッグが出て着たらめちゃくちゃかっこよくないですか?

現代であれば男性が持っていても素敵だと思います。

そしてボロボロになったらビーズだけでも残しておいてください。

その当時のビーズはガラス製が多く、現代でもガラス製は高いです。

長年、この世界を見てきたビーズバッグ、皆様の手で後世に残していきたいですよね。

今度はこのビーズバッグを買い付けた時の話を書いてみようと思います。



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