甘美なるフランス展とマダムたち
今日はどうしても行きたかった展覧会へ行ってきました。
以前少しだけ美術館のお手伝いしていた私。
ARTは昔から大好きで、特に印象派の時代がすごく好き。
19世紀後半ですね。
今回は印象派はもちろん、アールヌーボー・アールデコの化粧品道具が展示されてるとのことで行かねばならない。。。。
と駆られ、テコテコ歩き渋谷Bunkamuraへ。
結果、とても大満足で帰ってきました。
私の大好きな箱根のポーラ美術館から持ってきていることもあり、見たことあるものもありましたが、
1800年代後半の女性の洋服が絵画を通して知れたり、当時の入浴の様などライフスタイルが芸術を通して知れることって素敵だと改めて感じました。
途中、参考資料として当時の化粧道具の広告がコピーされ展示されており、その美しさに泣きそうになりました。
こんなことで泣けるのは私だけなんだろうなと。
グッとこらえながらもう一つの展示室へ。
そして私の前を歩いているマダムがぴたっと止まり、
個人的に見たいなと思っていた化粧道具の前で険しい顔でじっくり見ておられました。
待っている私に気づき、
「あら、ごめんなさいね、どこから開くのかしらと思ってじっくり見すぎちゃったわ、どうぞ」
と言われ、せっかくなら教えてあげたいと思い。。
構造から用途、後ろがシガレットケースになってることなど話してあげたらいつの間にか4人のマダムに取り囲まれていました。
コスメって時代関係なく女性たちを虜にするんだなと。
女性は年齢を重ねてもずっと女性なんだと思います。
若いのにすごい知識だわとほめて貰い、ドヤ顔の私。
でもこうやって知っていく人が増えるって嬉しいなと思う。
以前もAVON社のコスメの話をしましたが、昔の化粧道具ってとても贅沢で、今はアクセサリー感覚で持てるなと思います。
もしご興味のある方は一度見に行ってはいかがでしょう。
ちなみに美術館は並んで見なくていいので、空いてるところから見ていくとスムーズに進めます。
メインの「レースの帽子の少女」には恋ができます。
オンラインショップでも少しだけ化粧道具を扱っていますので、ぜひご覧くださいませ。
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