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映画シザーハンズの化粧品売り

映画シザーハンズ。

私の好きな映画の一つ。

アメリカの街並みやお部屋の中の雰囲気も感じられ、それ以上に物語が可愛いですよね。

とても有名なティムバートンとジョニーデップのコンビはこの映画からはじまります。

今日は主人公ではなく、映画の中のママ役のペグのお仕事のことを書こうかなと思います。

この映画を見たときは小さかったので気が付かなかったのですが、アンティークにどっぷりはまってしまった時に見返し、ペグの仕事に嬉しくなりました。

映画の前半、ペグが色んなお宅を回って化粧品のセールスレディーをやっています。

必死に売らなければいけないので、行ったことのない家があるわねと気づき入るお宅がエドワード(ジョニーデップ)のお家。

そう、私はこのセールスレディーがとても嬉しかったんです。

映画冒頭であるお宅にお邪魔する際、ペグは家のブザーをならし、

「こんにちはー、AVON(エイボン)でーす」

と化粧品会社、AVON社の名前を出します。

このAVON社、ヴィンテージのアクセサリーや化粧品が好きな方は嬉しくなる会社。

1880年代、本の訪問販売から始まったAVON。

1886年には香水事業を立ち上げ、創業者は自社の販売には女性が必要だと女性を雇い香水の訪問販売を立ち上げます。

その時についた名前がエイボンレディー。

1939年にはエイボン・プロダクツという社名にし、本業となる化粧品事業を立ち上げ、1963年代にはコスチュームジュエリーを生産します。

そのエイボンレディーがペグのお仕事。

今のように使い捨てという文化が少なかった時代、化粧品は詰め替えて使うことが一般的でした。

トップの写真もエイボンでは無いですが、ルージュを詰め替えるコンパクトケースです。

ちなみにエイボンは現在も続いている会社です。

100年以上女性の世界を支えている会社ってすごすぎます。

コスチュームジュエリーの世界でもとても有名で、私は刻印を見たらすぐ仕入れます。

そう思いながらシザーハンズ見るのも楽しみのひとつ。

知らない方も一度注目してシザーハンズを見てみては?

今日は昔のコンパクトケースや雑誌を本日オンラインショップにアップしました。

ご興味のある方はぜひご覧くださいませ。

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