読まないと、書けない。

ぼく以外の人もそうだと思うけれど読まないことには、新しい文章を書けないと思います。

書けたとしても、文章や世界観に広がりをつくるために、もっといい文章を書くためには、やっぱり読むことは避けて通れません。

ぼくは本を読むのがとても苦手です。集中力が続かないし、読みやすい文体でなかった本はぜんぜん読めなくて、読むことをやめてしまいます。

だから以前は本を買うのを躊躇していたことがありました。この本は本当に読める本かな。読めなかったらお金がもったいないよな。そんなふうにせっかくのいい本との出会いをきっとたくさん逃してきたんだと思います。

そんなあまり読書が得意でなくて、思い切って本を買えていなかったぼくが、ためらいなく本を買って読めるようになったのは『メルカリ読書』を実践するようになってからです。

メルカリ読書

『メルカリ』というフリマアプリで読みたい本を購入して、読み終わったら出品して本を売る。それを繰り返していくのがメルカリ読書です。

メルカリを利用することで本を購入する代金と、売ったときに出る利益で、差し引いても新刊が数百円で本を読むこともできてしまいます。

相場より安く出品されている本を購入できたときや、掘り出し物を見つけられた場合は価格設定にもよりますが、プラスの利益で読みたかった本が読めることだってあります。

本を買って読めた上に、売ればほぼ無料で読めてしまうことだってあるから重宝しています。

もちろん手出品して、購入されたら発送作業をしなくてはいけないので多少の手間がかかります。

ただ本の出品に関してはバーコードを読み取れば簡単に情報を記入してくれるし、発送するための梱包作業もそこまで手厚くなくても大丈夫だから慣れてしまうと本屋や図書館、古本屋に行って、探す手間を考えたら本当に楽ちんです。

メルカリで目当ての本を検索して購入したら、家に届く。読んだら出品して、購入されたら梱包して近くのコンビニか郵便局に出しに行けばいい。

気軽に本を買えるのがメルカリ読書のいいところで、新刊を購入しても売れれば数百円で読めるからものすごくコスパがいい。

メルカリを活用して、気楽に読書を楽しんでみるのもいいんじゃないかなと思います。

※こちらの招待コード→【MSQKZY】からご登録いただくと500円分のメルカリポイントがもらえるそうなので、まずは一冊無料で購入できてしまうかも！

その他の読書方法

メルカリ読書以外にも僕はいくつかの方法で本を手に入れています。

オーソドックスですが、ときどきブックオフに行くこともあります。どこかに行った途中に立ち寄ったり、基本的にはセールで20%OFFをしているときには買うくらいです。読み終わったらやっぱりメルカリに出品します。

AmazonのKindle Unlimitedという月額980円の電子書籍の読み放題も活用しています。

すべての本があるわけではないですが、読みたい本があったときや気になる本をいつでもどこでも読むことができるのはありがたいです。

音声読み上げ機能を利用して、通勤中やランニング中に聴く読書もしているので本当に役立っています。

本は聴く時代が来ています。家事をしながら、電車で通勤しながら、畑で草刈りをしながら。ぼくはメルカリで本を買う次にAmazonのAudible（オーディブル）で本を聴いています。

このAudibleはプロのナレーターの方が朗読した本をアプリで聴けるサービスで、12万以上の本が聴き放題の対象になっている。

本は読むだけじゃない。聴くこともできるんだ。

どうやって本を選んでいるのか

ぼくはただとにかく読んでみたいと思った本を読むようにしています。

それだけです。

小説だったら、人それぞれに読みやすい文体というものがあります。ぼくは村上春樹さんはとても読みやすくて、村上龍さんは読みにくかった。

だからとにかく村上春樹さんの小説をたくさん読んでみました。いつかきっとまた村上龍さんに挑戦してみるだろうけど、今はまだ読まなくたって構わない。読みやすい本を読んでいって、書ける世界を広げていけばいい。

ビジネス書や自己啓発本も同じです。昔から読まれている名著は基本的にメルカリで購入して読んでみて、売ってまた新しい本と出会うようにしています。

たくさんの本に出会うためによりお得に、使えるものを使って本を読む習慣を作っていくのもいい。

ぼくの読書の流れはこうです。

また読みたくなったらまた買えばいいと思っているし、何度でも読み返したい本は電子書籍で購入するようになりました。

有名なアドラー心理学で知られる『嫌われる勇気』はメルカリで購入して読んで、この本はこれからも読み続けたいと思ったので電子書籍で購入。電子書籍のいいところはいつでもどこでも読めること、汚れないこと、それから定価より1割から3割ほど安いところです。

電子書籍は携帯電話のアプリからも簡単に読むことができます。すでにAmazonプライム会員の人は、PrimeReadingという機能があっていくらかの本を電子書籍で無料で読むことができるので読んでみるのがいいかもしれません。

本を読むということ

本はたったの1,000円でいろんな世界を見せてくれます。

偉人たちが必死に解明してきた謎や悩みに応えてくれる。自分ひとりでは経験できないことを擬似的に体験できる。こんな考え方もあるんだ、こんな感情があったんだと、自分だったらどうかを考える目線を与えてくれる。

ぼくは恋愛経験が多い方ではないですが、たくさんの本を読んだことでいろんな恋愛のパターンを想像することができて、人生に落とし込むことができていました。

一冊でも多くの本を読み、1人でも多くの人に出会うこと。

本を読むことで、自分の感性を広げることができます。出会った人から感じ取れるものを増やすことができます。

本を読むことは、自分の幅を広げてくれるということです。

書きたい人は、本を読もう。書くために。

書きたいから、読む。

それでいいんです。

また今日も買った本が届く。楽しみです。