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0歳からの友達にアメリカで再会した

もちろん0歳の記憶はないですし、その当時は自我もないわけですので果たして0歳からの友達と言っていいかは分かりませんが、そういうことにしておきましょう。ていちょうです。

友達の紹介

以前の記事でも書きましたが、私の母の地元の友達(以下Aさん)はアメリカ人の方と結婚し今でもアメリカに住んでいらっしゃいます。

で、Aさんには息子さんがいます。何の因果か私の誕生の数日前に産まれたかなり高精度に同い年の息子さん(以下Bくん)が。

Aさんは年に1回2回くらい、里帰りでBくんを連れて我が家の近所に帰ってきていました。その結果、私はそのタイミングで毎年Bくんと一緒に遊んでいました。

ちなみに私の結婚式用に写真を探している時に、0才児の私と彼が並んで寝ている写真が実家から出てきて、初対面が0歳であると判明しました。

小学生のとき

初対面の記憶が微塵もありませんが、小学生まで一緒に遊んでいました。一回一緒に小学校に行って体育の授業を受けたことを覚えています。

小学6年生のとき「Bくんが今年から帰ってこない」と聞き「じゃあこっちが行くか」となったためアメリカへ会いに行きました。以前の記事で書いたホームステイです。流石に小6のクソガキ一匹での渡米は無理なので、母親と妹も一緒でした。

と思い出しながら思ったんですが、私の母親、英語喋れないし当時スマホとかも無いのによくやったな。

そこでも警察官の眼の前で小学校の塀を乗り越えて不法侵入かましてしまったり、クソゴツアメリカンの足を踏んでしまって冷や汗をかいたりといろいろやらかしたりしたわけですがそれは置いておいて。

一旦音信不通

中学生になり、携帯電話もなく、ネット環境も無く、Bくんが帰ってくることもなく、アメリカに行くことも無いわけですから全く連絡を取らなくなりました。

高校生のとき

SNSというものが現れ、FacebookにてBくんと繋がりました。まぁ彼全然更新しないので近況は全然わからなかったんですが。ほぼ音信不通です。

大学生のとき

大学院生のときにBくんが久々に帰ってきました。そこで母から依頼されて県内の観光案内をしました。ちなみに私は英語ができません。覚えてないけどどうやったんだろう私……

社会人になって

今度は私が仕事でアメリカに住むことになり、Bくんに「今度シリコンバレーに行くことになったんだけどどこ住んでる?会える?」と聞いてみました。アメリカは物理で広いので、同じアメリカでも州が違えば会うのはかなり大変です。

そしたら「サンフランシスコにいます。」と。

車で45分でした。狭いよ世界。

偶然か必然か

ちなみにこれは一応必然でもあり、私もBくんもガチ工学系の人であるためそのまま就職するとシリコンバレーまわりに住むことになる可能性は高かったという背景があります。示し合わせたわけも無いのですが、私とBくんは大学の専攻がほぼ同じで就職した会社に至っては全く同じ業界のライバル企業だったんですよね。

じゃあやっぱり偶然か。

ていうかBくん社長になってた

私が就職してしばらくして、母から言われました「Aさんに聞いたけど、Bくん、起業したってよ。」と。

部活辞めるってよ、くらいのノリで言わないでほしい。いや、アメリカだったらそれくらいのノリなのかな。

Bくん、いつの間にかサンフランシスコでベンチャー企業を立ち上げてました。順調らしく、社員が増えてるらしいです。すごい。

そして今日

連絡したらBくん(と彼女)が家の近くまで会いに来てくれました。忙しいのにありがたい。

そんでもってアメリカらしくピザを食べました。

カリフォルニア ピザ キッチン

行ったのはCalifornia Pizza Kitchen、略してCPKでした。なんか彼ら的には「CPKか~う~ん……」みたいな若干乗り気じゃない感じでしたが普通に美味しかったですしレビューは良かったです。めっちゃデカいチェーン店らしいです。

話したこと

特に重要なこともエモいことも話してないので割愛します。1ヶ月ぶりやねぇ、くらいのノリでした。5年ぶりくらいなんだけど。

あ、でも次サンフランシスコの観光ガイドしてもらえることになりました。やったね。

さいごに

アメリカに来たのに何の因果かこういう知り合いが割といて、本当にドッキリじゃないかといまだに疑っています。


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