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甘やかし旅|箱根リトリート(疲労困憊の帰省日記)

8月14日(月)
夏休みの折り返し、気分は最悪である。というのも、私の実母は普段は良き母なのだけど、ヒステリック持ちでどこに地雷があるか分からない難しい人で……。この日私はその地雷を踏んでしまったのです。
帰省する時は母と出掛ける日を作らないと機嫌が悪くなることは分かっていたのですが、これまで母の日には食事に連れて行ったり、例年誕生日も高価な贈り物を続けていた(母は掛けてもらった金額・時間で自分が大切にされていると実感するタイプ)し、出掛けるかどうか聞いたところどちらでも。と言うので今回は大丈夫かしらと思い、実家でゆっくり過ごしたい旨を伝えたんですよね。でもそれが間違いだった……。

一人で出掛けて行き、帰ってきたところを話しかけてもシカト、生活音をわざと大きくするなど久々に洗礼を受けました。夜は睡眠薬をODし、まともに話が通じない中、理不尽な言い分を延々聞かされます。

・出掛けるかどうかの聞き方がNG。こんなところがあるんだけどどうかな?と場所もセットで提案しなければならなかった
・還暦を盛大に祝うと良くないことが起こるジンクスがあるから父の時は普段通りにしろと言ったが自分は違う、きちんとお祝いしてほしかった
・旅行券のプレゼントは嫌だ、自分がもらったプレゼントで父も一緒に旅行ができて、父は自分の誕生日にも別でプレゼントをもらえるのはズルい

ショックとか通り越して呆れました。正論をぶつけても無駄で「相手を大切にしない、そういうつもりゃなくても相手がそう受け取る態度を取るな」と言われましたが、胸の内では(いやいや、アナタでしょ。全部アナタが私にやっていることだよ)と虚無な気持ち。明日が帰る日で良かった。

8月15日(火)
翌朝も私の出発時間が早い、一緒にいたくないから早く家を出るのだろうと機嫌が悪いまま。旅行券は自室の机に置かれていました。気に入らないのでサイレント返品ですかね……。笑
父が仕事を休み、気晴らしに外へ連れ出して行きましたが母は私に何の挨拶もありませんでした。疲労困憊。

少しあとに夫に迎えに来てもらい、強張った体をほぐすべく2人で整体へ。圧強めで激痛、でもスッキリ!何でお尻って知らない間に凝ってるんだろう。お昼は小田原でフレンチも食べられる回転寿司 禅へ。テレビで見て気になっていたお店。本鮪がねっとりしていて美味しかった!フレンチはフォアグラのパテとトリュフ入りオムレツをオーダー。写真も撮らず夢中で食べました。美味しいご飯を食べながら夫に話を聞いてもらってだいぶ回復。

さて、本日のメインはここに泊まること。
直前予約とヤフートラベルでだいぶお安くなっていたのです。

箱根リトリート före
滞在中は雨にも降られず良い天気

思い出してはやっぱり理不尽!と思ったことを夫にぽつぽつ話して聞いてもらったり、Podcastを流しながらのんびりごろごろ。

Over the sunを聞きながらごろごろ。負けへんで!
フリースペースもあるみたい
光が差し込んで綺麗

夜は施設内のカフェに行き、パンとコーヒーを片手に家族や子どもの話をしました。実家を出て夫と暮らすようになってからだいぶまともなメンタルになったと嬉しそうに話してくれた。心理的に安心安全な生活を与えてくれた夫には感謝しています。

温泉までの道
アメニティはOSAJI
朝食ビュッフェはこちらの棟で
こういうサラダを毎日食べたい

翌日、朝食を食べてチェックアウト。取りきれないくらい種類がたくさんあるビュッフェもワクワクして好きだけど、一度で取りきれるくらいの種類も満足感があって良いね。サラダの種類が豊富で嬉かった!スモークされたベーコン、トリュフ入りスクランブルエッグと定番メニューもお洒落で美味しい。
箱根リトリートは3年前にも一度宿泊していますが、またリピートしたいくらい良い場所。

前回泊まったのはこちら
冬は薪ストーブがある部屋が良いかも
ディナーはコース料理

何もしない時間を過ごしたい時にぴったりな宿でした。

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