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自宅から30分圏内しか離れたくない極めてインドアな人間が、2021年おとんの死をきっか…

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自宅から30分圏内しか離れたくない極めてインドアな人間が、2021年おとんの死をきっかけに外に出てみようと「てくてく」活動を始めました。 2022年に会社退職して人生絶賛迷走中。

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    読んだ本、読んでる本について感じた事を書いています。 読書は好きですが、ぶっちゃけ感想を書くのは苦手です。

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    あちこち出歩いたものを掲載しています。出不精なので、ほとんど京都市内です。

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    おとんやおかんのこと、頭に浮かんだよしなしごとを書いています。

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    文章を書くこと、絵を描くことに関する記事を集めました。 私自身が割とマジメ気味に文章を書くことに向き合ったものや、おとんの描いた絵、私が描いたへっぽこ絵などです。

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    SNSだのWEB取引が増える中、ごく昔からある対面取引のイベントとしての「市」が(「マルシェ」「フリマ」「アンティークイベント」などを含む)が増えています。 そんな「市」をひとりの客として、また出店者として、「市」の楽しさを発信できればと考えています。

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おとんが死んで

今年の夏、おとんが死んだ。 いきなり重い話を投稿してるけど、おとんの死はじわじわと私を蝕んでいる。。。ような気がします。よくわかってないのは、仕事が忙しすぎて、仕事で参ってるのか、おとんの死で参ってるのか、正直わからないからです。 おとんは今年の春に突然入院することになりました。 それまでおとんは自分で家事をこなし、車の運転もして(80オーバーなのでほんまはやめてほしかった。。)、母の介護もしていたけど、80後半の身で介護だ家事だ車の運転だなんて身体的に無理がないはずも

    • 「サピエンス全史」を読み干したい② 脱線気味

      「サピエンス全史」上巻の半分まで読みました。 相変わらずの遅さですが、それには理由がふたつあります。 ひとつはゴールデンウィークに入ってから外出がちで、ゆっくり本を読む時間が取れないこと。もうひとつはnoteに書くことを意識してしまって、読んでも内容が頭に入って来なくて、行きつ戻りつしていたためです。本末転倒! そんなわけで、今はつとめて読むことだけに集中するようにしています。 ちなみに「サピエンス全史」では、さほど難しい用語は使われておらず、内容も興味深いものなので、今の

      • 「サピエンス全史」を読み干したい①プロローグ

        プロローグ 趣味を問われると唯一「読書」と答えていたこの私が、近年読書体力の低下著しく、さらに睡眠障害によるものなのか、理解力さえも怪しくなってきた今日この頃。。 そんな中、ずっと気になりつつもどうせ読み切れないからと諦めていた「サピエンス全史」および続編の「ホモ・デウス」を読むことを決意! 果たして私は、読書力、理解力を回復して「サピエンス全史」を読破することができるのか! 。。。とまぁ、noteの「創作大賞」参加に向けて、たいそうなエピローグからはじめてみました。

        • 元気じゃないけど、悪くない

          久しぶりにnoteをたくさん書き上げることができました。 最近は手書き、日記アプリ、SNSにかかわらず、「書く」ということから遠ざかっていて、書こうという意欲そのものが湧いてこない日々を過ごしていたので、「テントを買った」という、たったこれだけのことが、書く衝動に繋がることに少し驚きました。 書いたからと言って、誰かが喜んでくれるわけでもなければ、何かの役に立つわけでもなく、ましてや自分自身の為になっているのかどうかもわからないのですが、こうやってツラツラと書ける、表現でき

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        おとんが死んで

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          テントを買った⑥

          さて、このシリーズは一応これで一区切りにしようと思います。 ソロテントは買ってはみたものの、まだいくつか揃えたい物があります。 別に買わなくても最低限の設営は可能なのですが、あれこれ揃えたくなるわけです。 でもその買い揃える作業が、予想外に苦痛なものでした。 何が苦痛かと言うと、「選択肢がありすぎる。」それにつきます。 まずはペグを打つためのハンマー選びです。 そこそこキャンプスキルのある旦那氏は結構良いハンマーを持っていて、「貸してあげるようか?」と言ってくれたのですが

          テントを買った⑥

          テントを買った⑤

          余計なことを思いついてしまって、つい遠回りしましたが、初心に立ち戻ってソロテントでイベントに参加するプランを練り直すことにします。 ①で登場したテント師匠のように、今後はローカルな古本市に積極的に参加していきたいと思いますが、古本市は毎月参加できるようなイベントが少なく、本以外の古物で蚤の市やマルシェの参加も増やしていきたいところです。 候補地は平安神宮の正面にある岡崎公園! この岡崎公園では毎週のようにマルシェ、蚤の市、フリーマーケット等、何らかのイベントが開催されてい

          テントを買った⑤

          テントを買った④

          鴨川でひとりフリマ計画は実現不可となりましたが、鴨川でのデイキャンプ計画は未だ健在です。 ただし鴨川でテントを設営している人を見かけた記憶がないので、禁止されている可能性が大きいです。 そんなわけで、再びネット上に何か上がっていないか鬼検索をかけるのですが、バーベキュー等の禁止地域については広報されているものの、テント設営については見つけることが出来ません. 河川敷の利用関して京都府では「河川敷の利用に関しては使用許可の必要な公園施設、立入禁止の場所等を除き、節度を守り譲り

          テントを買った④

          テントを買った③

          鴨川でデイキャンプをするという思いつきは、やがて「別にイベントに参加しなくても、デイキャンプしながらプライベート古本市やったらええんちゃう?」という発想へと拡がりました。 その光景はまるでムーミン谷の住人のようにのどかなものじゃないかと妄想に酔いしれ、商いとして成立するのかどうかは、ぶっちゃけどうでもよくなってきました。 でも本当に鴨川で販売行為が出来るのか。 そもそも私に限らず今まで沢山の人が同じ事を思いついているはず。にもかかわらず鴨川で行商している人を見かけないのは、

          テントを買った③

          テントを買った②

          ソロテントを買った私は気分がアゲアゲになって、何でもできる、どこにでも行けるという万能感に満たされました。 経験上そんな時の自分は要注意なので、高揚感ととは裏腹に頭の中では警告音が鳴り響きます。 まずソロテントを買った事で、急な雨も自分で対応出来るので、旦那氏に頼らずともイベントに参加出来るようになります。 テーブルも什器も必要最低限に抑えて、テントと出品物も全部スーツケースにまとめて、電車で運ぶという計画です。 このスーツケースは早い段階から単独出店に向けて用意していたの

          テントを買った②

          テントを買った①

          プロローグ このシリーズは、ソロテントを購入したことで、スナフキンめいた自由を手にしたように錯覚した還暦間近のおばはんが、行政の壁、世間の壁、自らの体力の壁にぶちあたるお話です。 3月後半になってから土日や祝日を狙うかのように悪天候が続いていて、SNSでは各地イベントの中止連絡が流れてきます。 私も参加を予定していたイベントがいくつか飛んでしまって、ここ最近ダラダラした週末を過ごしがちです。 イベントそのものは中止にならなくても、私は車の運転が出来ずテントを持参出来ないので

          テントを買った①

          頭のゴミを出す

          不要物でまみれた実家にいると、息が詰まるよりも、むしろ脳が萎縮してくるような気がします。 実際汚部屋に住む人の脳への影響という話を読んだ気もするのですが、正確に覚えていません。 市の有料回収を依頼して、とりあえずゴミ袋15袋分くらいの不要物を出しました。 この有料回収は、軽トラ満杯でおおよそ5000円で、ゴミの量によって引き取り額が増減するのですが、費用やルールは市町村によって様々だと思います。 ゴミ袋15袋が軽トラに対してどれくらいのボリュームなのかわかりませんでしたが、

          頭のゴミを出す

          実家のお片付け

          両親が他界して、兄妹3人で話し合った結果、私が実家を相続することになりました。 そんなわけで最近は毎週のように実家に通っては、家の中の片付けをしています。 実家には生活用品以外に書籍や画材、工具類など父の趣味の品々がてんこ盛りで、更に父が営んでいた印刷業を閉めた後、自宅に運び入れた大量の紙類やキャビネットなど家具類も自宅を占有しています。 実家はまさに「父の、父による、父のための」箱で、その中で母のものなんて、本当に僅かしかないように思えます。 先日まで紙類を束ねていまし

          実家のお片付け

          充電たび

          先日17年間生活を共にしてきたにゃんこが死んでしまいました。 まぁ大往生と呼べる年齢だったわけですが、日常のちょっとしたことで、にゃんこの不在を思い知らされてはうるうるする毎日です。 そんなお悔やみモードのの最中、姪っ子の結婚式に参列するため東京まで行ってきました。人生イベントの振り幅が大きすぎます(^_^;) 式の前日は首都圏に住む妹宅に泊めてもらったのですが、料理上手の妹のひじょー美味しい手料理でもてなしてもらい、ひじょーに心地の良い時間をすごしました。 さらに、姪っ子

          古い物が増えていく

          古物商許可証を取得してから、来年早々に開催されるイベントに出店する準備を進めています。 そんなわけでこの1ヶ月の間に、家の中にはちまちまとした古い物が増えています。 そうなると当然置き場所が問題になってくるわけで、自宅に放ったらかしにしている物を捨てて、場所を確保したりするのですが、自分の不用品を捨てて、誰かが不要になって市場に流した物を買っている行為に、何だか矛盾めいたものを感じたりもしますσ(^_^;) きっと、「好きかどうか」で置いてる物よりも、合理性や利便性から置いて

          古い物が増えていく

          書籍商になりました

          先日古物商許可証を取得したことを書きましたが、私は主として扱う商品を書籍として申請しましたので、古物商プレートには「書籍商」と書かれています。 古物商プレートとはなんぞやというと、古物商許可証を持っている人が必ず必要な看板みたいなものです。 プレートに書かれる「商」の名目については、漠然と「古物商」がいいな〜なんて思っていたのですが、「古物商」とプレートに書くことは出来ません。プレートを発注する時になってそのことを知り、ちょっとモヤっとした気分になりました。 ただ、「書籍

          書籍商になりました

          古物商になる

          先日古物商許可証を取得して、はれて古物商になりました。 なんでまた古物商?と聞かれたら、1番の理由は実家に残されている物がかかわってきます。 基本的に自宅にあるものや、相続した物品は古物商許可証がなくてもメルカリなどで売買することが出来るのですが、実家残置物を処理していく中で、古物商を持ってる方が、何となく活動が横広がりするような気がしたのです。 まぁ、なんともふんわりした理由ですσ(^_^;) だから、人から「何を扱うの?」と聞かれたら、うっ!と詰まってしまいます。 私

          古物商になる