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『なつぞら』が朝の登園の救世主となるか?!

4月から始まったNHKの朝の連続テレビ小説『なつぞら』にクギ付けになっている。少し前まで『なつぞら』には何の関心も持ち合わせていなかったけど、知れば知るほど味わい深く、毎朝心を震わせながら観ている。昨日知ったのだが、100作目となる朝ドラということで、NHKが全力で作り上げているらしい。脚本担当の大森寿美男さんは、家族で「この脚本いいね!」と絶賛していた綾瀬はるかさん主演の『精霊の守り人』を手掛けていた方だし、不朽の名作『おしん』の小林綾子さんをはじめ、歴代の朝ドラ出演者にもお目にかかれるようだ。紅白歌合戦を生き返らせた立役者ともいえるウッチャンがナレーションを担当しているのも、とても良い。ウッチャンには視聴者の気持ちをくみ取って言葉にして表現できる、特別の力があると思う。

子どもたちは『なつぞら』のオープニングのアニメーションやストーリーを大層気に入っている。ふだんは、いつまでも朝食を食べ終わらず、保育園の遅刻の常習犯となっているわが家であるが、「『なつぞら』を見たかったら、朝8時までに食べ終わろう!」というルールを作ったところ、早く食べ終わるようになり、今のところ遅刻しなくなった!

今日(9日)の放送では、山田家の天陽(てんよう)くん、陽平くん兄弟が登場した。彼らの青年期を演じるのが、それぞれ『仮面ライダーフォーゼ』で仮面ライダーメテオを演じた吉沢亮さん、『仮面ライダービルド』で主役の仮面ライダービルドを演じた犬飼貴丈さんということで、仮面ライダーオタクの子どもたちと一緒に狂喜乱舞している。『なつぞら』を見ているあいだは、朝の暗鬱な遅刻から解放されるかもしれない、と思うと、曇り雲の間から一筋の光を見たような気持ちになる母なのであった。

ちなみに、前々作の『半分、青い』は朝ドラらしからぬぶっ飛んだ展開に魅了されて文庫まで購入して、世界観をどっぷり浸った。起業も主要なテーマになっていたので、自分が担当している女子大での「女性と起業」の講義でも、スズメとリツが借りるシェアオフィスや、開発する扇風機のモデルとなったバルミューダ株式会社について取り上げもした。主題歌を担当した星野源さんの『アイデア』もミュージックビデオまで購入して聴きまくった。

直近の『まんぷく』は途中でリタイアしてしまった。長谷川博己さんのイケメンぶりや、安藤サクラさんの真骨頂ともいえる狂気の演技が封印されており、このキャストでなくてもよいのでは…という思いがぬぐえなかった。でも、チキンラーメン購入の動機付けにはなった。今日のお昼もチキンラーメンにしようかな。

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