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100分de名著はいいぞって話。

いま100分de名著シリーズにハマっている。

本を読むのは嫌いではないのだが、岩波の青帯は結構難解なものも多く、手が出しにくかった。
特に哲学系の文章になるとまったく意味が分からない。

なぜかって、前提になるべき知識が多いうえに、扱っている内容も高度だからだ。
元々ある程度知識があるならともかく、素人が首を突っ込んで無事に帰ってこれる世界ではない。

もちろん、それらを補助するために大学に授業を受けに行くわけなのだが、それですべてをカバーはできない。

ではどうすればいいのか。
そこで100分de名著が出てくる。

このシリーズは、毎回対象になる書籍の専門家の解説を交えて読み進められる。
『ハムレット』なら『ハムレット』の研究者が出てくる。

だから、原著は読めない。
読めないが、素人が原著を読むよりも、深い体験を得られる。

先ほど『ハムレット』の例を出したが、素人がいきなり原著を読んでも、深いところまで探ることは難しいだろう。
物語の表面をさらって終わる人が多いはずだ。

だが、専門家による解説があれば、話は変わる。
なぜ劇中でハムレットは右往左往しているのか?
そこまで解説してくれるから、よく理解が進む。

原典にあたるのはそのあとでよい。
まずは解説記事を読んでから、発展的な内容である原典に入っていく。
これが初学者にはちょうどいい塩梅なのだ。

だからこそ、100分de名著シリーズはおすすめだ。
読まない原典より、読む解説書だ。

とはいえ哲学系のシリーズは難しいので注意。
まずは、古典小説あたりから入ってみるといいだろう。
僕のおすすめは『ハムレット』。

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