見出し画像

勉強のストレス発散に最適!?爽快&感動のゲームミュージック5選!!!!

音楽の力は偉大だ。

どれだけ疲れていても、精神状況が不安定であろうとも、素晴らしい音楽は人々の精神に、身体に、働きかける。
どんなことでも超えていける、そんな気分にさせてくれる。

だからこそ、素晴らしい音楽は人生の友となる。
人間の付き合いは最小限でも行きていける。学がなくても生きてはいける。
ただ、音楽については「これだ!」というものを1つ、こだわりの一枚をもっておくべきだ。
その一枚は、目の前が曇りきった時に霧を晴らしてくれる、まさに人生の切り札になるのかもしれないから。

今日は「自習」「外出自粛」「映像授業」などでストレスが溜まりに溜まった高校生、中学生のみなさんに気分がスカッと晴れるようなおすすめの音楽を用意した。
もちろん、みんなが親しみやすいように、ここではクラッシックなどを紹介するつもりはない。
この記事では「ゲームミュージック」に絞ってセレクトする。
ぜひ聴いてみてほしい。

なお、クラッシック寄りの選曲もしてあるが、それについてはまた、別の記事で紹介する。

・天使の詩Ⅱより ラストバトル(by なるけみちこ)

天使の詩Ⅱ-堕天使の選択-は日本テレネットより発売されたRPGゲームです。
僕はプレイしたことがないのですが、非常に良作として今なお語り継がれるゲームで、このゲームを手掛けたメインスタッフは後に「ワイルドアームズ」シリーズの開発も行っています。

音楽的にもストーリー的にも優れているとされている本作ですが、その中でも随一の質を誇るのが、なるけみちこさん作曲の「ラストバトル」です。
この曲は文字通り、ラストボス戦に流れる曲なのですが、非常に爽快かつ明るい曲調で、ゲーム史に残る名曲として有名です。
まるで勝利が約束されているかのような、希望にあふれるメロディーライン、裏に流れる美麗なハープのアルペジオなど、一度聴けば心に残って離れません。

実はこの曲、通常戦闘曲のアレンジでもあるんですね。
ここまでゲームをプレイしてきて、最後の最後に流れる曲ですから感動もひとしおかなと思います。
この曲をバックにしながらラストボスを倒したら、いよいよ感動のフィナーレです!
あとひといき、頑張りましょう!

・SaGa Frontier IIより Feldschlacht I (by 浜渦正志)

SaGa Frontier Ⅱはスクウェア(現スクウェア・エニックス)が発売したRPGゲームで、ゲームファンなら恐らく知っているでしょう、Sa・Gaシリーズに名を連ねるゲームです。

当時のスクウェアはロマンシングサガや魔界塔士SaGaシリーズから脱却した、全く新しい形のSaGaを求めていました。
そして、それをPSという新しいハードで発表することにしたのです。
"SaGa Frontier"という名前には、SaGaの新たな地平線を開くという意味も込められているといいます。

この曲はSaGa Frontier Ⅱの4つある戦闘曲のなかの1つで、順当に進めていくとまず初めに聞くことになる戦闘曲です。
どこか野性的なイメージをもたせながらも洗練された雰囲気のフルート、重厚感を醸し出しているバスドラムなど、メロディーと伴奏とで全く対象的なイメージを持たされる曲ですが、不思議と2つが調和しており聴いていると澄んだ闘志が湧き上がってくるような気がしませんか?

さて、SaGaシリーズと言えば、敵が強くて味方も強い世紀末バランスですが、このSaGa Frontier Ⅱも例外ではありません。
ラストボスは形態変化を使いこなす超々々強敵で、何も情報がなければ初見で倒すのはかなり難しいと思います。
ぼくも攻略本がなければ詰まっていたでしょう……(でも攻略情報ありだったので初見でしばき倒すことに成功しました)。
このゲームはPSアーカイブスで配信中です!歴史のロマンを感じさせる重厚なファンタジーですから、ぜひ一度プレイしてみては如何でしょうか?

・UNDERTALEより Death by glamour(by Toby fox)

"UNDERTALE"はToby fox氏によって2015年に公開されたゲームで、「誰も死ななくていいゲーム」として話題になりました。
今でこそ完全虐殺を条件とするGルートが有名になり、残虐なゲームとしても名を馳せていますが、このゲームをプレイすれば分かるように、一貫して推奨されているのは「非殺傷プレイ」です。

登場する敵キャラクターやボスたちも、こちらを殺そうとして襲ってくるような「魔物」ではなく、例えばちょっとしたイタズラのような感覚で立ちふさがるものたちばかりです。
なので、条件を満たせば彼ら全員と友だちになることだって可能です。
もちろんボスキャラクターもその例外ではありません。

この曲は、物語の舞台となる地下世界のテレビスターであるロボット「メタトン」との戦いの時に流れます。
なんとその戦いの様子はテレビで世界中に放映されているという設定なのですが、大スターで目立ちたがりなメタトンの性格、きらびやかなテレビショーのスタジオ、そしてメカメカしいメタトンとの戦いをうまくイメージさせてくれるような良曲に仕上がっています。
序盤から徐々に盛り上がっていって、サビで一気に爆発するこの曲は、爽快感がほしいのであればうってつけの選曲です!

ちなみに、この曲の日本語訳は「華麗なる死闘」となっています。
Death by glamourの直訳は「魅力による死」くらいでしょうか、もう少し日本語っぽく言うのであれば「悩殺」とかが当てはまると思います。
死んでしまうほど美しい戦いを繰り広げている様子が伝わってきますね。

・ファイナルファンタジー12より ボスバトル(by 崎本仁)

ファイナルファンタジー12はシリーズの中でも駄作という烙印を押されています。
まぁ、「大国間の勢力争い」というストーリーは壮大すぎて、ただのスラム街の悪ガキに過ぎない主人公の活躍がどうしても薄れてしまいます。
なので、結果的には「主人公が空気」だったり「主人公が交代している」だったりといった悪評が立ってしまいました。

とはいえ、FF12の最も特筆すべきポイントはストーリーではなく、戦闘システムと緻密に練り上げられた世界観、そしてその世界観を余すことなく表現しきっている壮大かつ幻想的な音楽にあります。

この曲「ボスバトル」はその名の通り、ストーリー中の多くのボス戦で流れる曲であり、味方のリソース管理が求められ、ジリジリとした戦線維持を特徴としているFF12の戦闘によくマッチしています。
始まりこそ小さく、静かなスネアドラムによってその訪れを知らされますが、すぐに高らかなホルンが戦いの到来を告げます。
そして間髪をいれずにヴァイオリンやトランペットによるファンファーレが立ち鳴り、強大なるボスとの戦いへ否応なしに引きずり込まれるのです。

ボス戦にかかる曲は他にもありますが、「剣の一閃」という曲も大変おすすめです。
こちらは始まりから明るく爽やかに始まり、主人公の勝ちを予感させてくれるような爽快な仕上がりになっています。
これもおすすめの曲ですから、今日は特に爽快さがほしいというときには、ぜひ聴いてみてください。

・ファイナルファンタジー7より 更に闘う者たち(by 植松伸夫)

ファイナルファンタジーシリーズは6、7あたりを境に全く世界観が違ってきます。
5までは話の中心となっていた「クリスタル」が全く話に出てこなくなるのです。
FF7はそんな「新しいFF」を代表するような作品で、全世界初週200万本以上の売上を誇ったモンスタータイトルです。
「更に闘う者たち」は物語中のボス戦の時に流れる曲で、やはりこれも「新しいFF」を感じさせるような荒々しい曲となっています。

曲が始まった瞬間にかき鳴らされるエレキギターや電子音をふんだんに使った旋律、そして特徴的なベースラインと、ハードがSFCからPSになったということで新しい音源の可能性を最大限模索しているような作品になっています。
この曲をバックに、並み居る強敵を切り倒していく主人公・クラウドの姿は爽快で、当時の少年たちの心をグッと掴んで離しませんでした。

さて、そんなFF7ですが、この春にリメイク版が発売されています。
当然音楽もフルリメイクされ、なんとフルオーケストラバージョンになって帰ってきました。
どちらが好きかは人によりますが、たまにはこのチープな電子音と刺々しいエレキギターの原曲版を聴きに来てもいいかもしれません。

まとめ

如何でしたでしょうか。
今日は「勉強疲れをふっとばすようなゲームミュージック」ということで古いゲームから新しいゲームまで5点を紹介しました!
これらゲームは名作ばかりですから、ぜひご自分でもプレイしてみてくださいね。

この記事が参加している募集

私のイチオシ

よろしければサポートお願いします!