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【白血病】2022年12月10日の生存報告

 造血幹細胞移植まであと6日、ここからはサムネイルもカウントダウン方式で行こうと思う。特に意味はない笑
 入院してから4日目で前処置が始まり、早速副作用との戦いが始まっている。少しでも楽に移植当日を迎えられるよう、頼れるものはすべて頼って乗り切っていこう。

▶今日の基礎情報

・体 温:37.4℃ (38.0℃以上で血液培養等感染症チェック)
・体 重:71.9kg

▶治療メニュー

 ドタバタで移植前処置(化学療法、放射線治療)の日程が決まった。入院からの2日間に色々検査をしたがコロナ感染による身体機能への影響はほぼなさそう。加えて心臓の超音波検査は前回よりも回復していた様子。
 そんな状態なので入院前に組んでいた予定のとおりにスケジュールが組まれることになった。

・12月8日

 ①形成外科 ②髄注 ③放射線科
→形成外科は巻き爪の処置、軽度の巻き爪状態になっていたので、当初は肉と爪の間にチューブを差し込む処置を考えていたが、先生の判断で陥入している部分の爪を切って様子を見ることに。チューブを入れる処置は前回大声で叫ぶほど痛かったのでよかった…笑このまま巻き爪も落ち着いてくれるといいけども。
 髄注はいつもやってもらっている主治医の先生が不在のため別の先生が。
幸運にもあまり痛みも痺れもなく終了。
 放射線科は9日の放射線治療のオリエンテーション。また固定用マットの上にパンツ1枚で寝かされて体中に線を描かれた。当日はこの線を基準に固定されるので線を消さないようにした。

・12月9日

 ①放射線科 ②首CV挿入 ③放射線科(2回目)
→放射線科は放射線治療。一定時間の間隔をあけて処置を受ける必要があるため、朝と夕方の2回に分けて全身照射を受けて、その間に首のCV挿入を行った。いつもどおり主治医の先生がしてくれた。相変わらず挿入してすぐは違和感がすごいが慣れてくると両手が自由に使えるので個人的にはこっちの方が楽ちん。
 放射線治療の1回目が終わった時点で、すでに体に倦怠感と微熱が…。抗がん剤の副作用が出やすい体質なので放射線での副作用も出やすいのかな?微熱は外が寒いうえに薄着で動き回ったり放射線の機械に流されたりしたから少し体を冷やしたかな?夕方の2回目を終えた後はだいぶぐったりした感じ…事前に吐き気止めを服用していたので吐き気はないものの、倦怠感と微熱で絶妙に食事が進まなかった。これは良くない。頑張って色々食べよう。

・12月10日

 化学療法(フルダラ、ブスルフェクス)
→移植前処置の化学療法が始まった。これから5日間2種類の抗がん剤を服用し、放射線治療とあわせて体内にある白血病細胞を可能な限り潰していくことになる。そのために非常に強い治療となるため、ここからは副作用との戦いが始まる。特にブスルフェクスは移植の前処置にしか服用しないような強力な抗がん剤のため、これまで以上に副作用への注意と忍耐が必要になりそう。まれに痙攣症状を発生することがあるらしいので投薬の2日前から抗けいれん剤を服用する徹底ぶり。強力な抗がん剤ということがうかがえる。移植当日に前処置の副作用がピークを迎えることが多いらしいので、頑張って耐えきって移植中の写真を撮ってもらおう笑
 とはいえ昨日の放射線治療もあり体調はあまりよくない。何よりも眠気がひどく食事以外の時間は眠っていることが多かった。体力回復のためなのかもしれないが、明日からはもう少しでも運動しよう。

▶抗がん剤による副作用等

・体調:倦怠感、乾燥、発熱、口内の渇き
・痺れ:若干あり(生活に支障なし)
→2度目の放射線治療から発熱があり、鼻が詰まっていることもあり口で呼吸してしまい口の中が乾いてしまう。放射線治療自体が口内の渇きやのどの痛みを副作用として発することがあるので水分補給をもっと念入りにした方がよさそう。うがいや歯磨きも体がきつくてもしっかりやっておこう。

▶雑記

 いよいよ移植前処置が始まった。ここからはよほどのことがない限りは止まることなく一気に移植まで走り抜けることになる。
 もはやビビってもいられるほどの余裕もなくなってきたので、できる限りどっしりとした心構えで、早速崩れてきた体調を何とか立て直すためにも先生や看護師さんに助けを請うてひとつひとつ乗り切っていこう。

 ここからは生存報告も更新頻度が落ちるかもしれないけども、できる限り記録を取っておいて、のちにまとめて報告ができればと思う。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました!