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【体験談】男性の育児休暇①〜取得するまで編〜

 我が家には今年の春に2歳になった娘がいます。私の家系の流れを組んだ顔立ちと、やっと伸びてきた短い髪の毛、元気に走り回る様子から「可愛い男の子ね」と言われることも多いですが、とても可愛い『女の子』です。

 今回はそんな娘と過ごした『育児休暇』の体験談を投稿しようかと思います。これからお父さんになられる方、すでに子育てが始まっている方、いろいろな方に少しでも意味のある投稿になればと思います。

【育児休暇取得の意思表示】

 娘が産まれる前から、妻とも話をし、育児休暇は取得したいと考えていました。理由はいくつかありますが、『この子のその日は一生でその瞬間しかない。その時間をできるだけ直接目にしたい。』という思いが1番でした。その気持ちは、職場の上司に何度も相談し、職場の繁忙時期や業務量の都合を見つつも私が希望するタイミングで取得できるよう職場の皆様にもご協力いただきました。

 「これからはそういう社会が当たり前になるだろうけど、うちの職場って中々いないよね、せっかくだから先駆けになっちゃえばいいよ。」というのが上司のアドバイスでした。非常に理解のある方で感謝しております。

【具体的な取得時期】

 とはいえ、いつのタイミングで取得するかなどはこれから妻としっかり考えていくことになり、結果として、①妻が職場に復帰する春②娘の保育園入園時、③期間中に慣らし保育を行いつつ、主夫業に専念する

 以上の条件を考慮して、出産から約2年後の今年の春になりました。

 もちろん夫婦で時期や目的を決めたあとも、しっかり職場に説明をして了承いただき、それまでの引き継ぎ事項やこなしておく事務事業等の進捗報告はこれまで以上に意識して行いました。

【その他休暇を取得する前にやったこと】

 当然、職場の人事部門とも相談を行いましたが、「いいねぇ、どんどんとってみようや!」と何故かウキウキ、やはり職場の男性の育児休暇取得率はまだまだ高くないようで、少しずつでも実績がほしいとのこと。「あの人もとったし。俺もとってもいいよね」ってな感じで取得率が上がればいいのですが、中々そううまくは行かないかもですね。笑

また、仕事の相手方にも私が一時的に職場を離れることは説明し、その期間の引き継ぎ先なども説明し、できる限り相互の連絡に滞りが生まれないよう注意しました。

 私達夫婦の場合、周囲も好意的、協力的に対応いただけたので、スムーズに休暇の取得までたどり着けたのかなと思います。(次回へ続く…)