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人類の知恵に学ぼう 仏教界から四天王とは?

四天王とは、東方をまもる持国天を筆頭に、南方の増長天、西方の広目天、
北方の多聞天の4躯の守護神たちです。 そのなかでも多聞天は、リーダー格です。

各四天王の臣下には、各々八将軍がいますので、合わせて三十二将軍となります。

四天王は、これらの将軍を使って、四天下を駆け巡り、仏道修行者を護っています。

それで「護世の諸天」と名づけられています。

持国天(提頭頼吒の訳)
増長天(毘楼勒叉の訳)
広目天(毘楼博叉の訳)
多聞天(毘沙門の訳)

これら四天王は、帝釈天に仕えて仏法者を守護します。

四天王は聖徳太子の時代から有名で、今日でも聖徳太子の建立した四天王寺というお寺が残っており、他にも全国に様々な四天王像が祀られ、四天王信仰がなされています。

四天王は、お釈迦様がお生まれになった時から現れ、お釈迦様がさとりを開かれた後すぐ布施をされたり、お釈迦様がお亡くなりになった時には仏教を託されるほど信頼をおかれていました。

元は仏教用語ですが、転じてある分野の実力者4人組のことを指すようになりました。

中国へ伝来した四天王は、足で邪気を踏み、甲冑を身に着けて武器を持った
武士の姿が一般的だったことから、武士には四天王の言葉でたとえることが
多くなったといいます。

源頼光には頼光四天王がいました。坂田金時、渡辺綱、ト部季武、井貞光
といった4名の武士です。

徳川家康を支えた徳川四天王とは、酒井忠次、本多忠勝、榊原康政、井伊直政の4人の重臣です。

各時代の英傑としては色々名前が挙がったりしますが、現在の世の中で四天王と言ったら誰になるのでしょうか、分野によっても違うでしょうが?

考えてみると時代毎、分野別なのか何か分かりませんが、リーダーの元には必ずと言って良いほど優秀なる僕がいるものです、今の日本の国を導く英傑と四天王は誰かと問えば・・・誰になるのでしょうか?

間違っても首相と三役なんて出てこないでしょうが・・・?

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