梶谷俊朗

小説や詩を書いている大学生です。ここでは日々のことだったり、好きなものについて書いたり…

梶谷俊朗

小説や詩を書いている大学生です。ここでは日々のことだったり、好きなものについて書いたりしています。また選考にもれた小説を供養することがあるので、その時はそっとしてください。

マガジン

  • 短編小説

    短編をまとめました。大体が200文字程度で一分で読み終わるのでぜひ見てみてください。

  • 音楽について語っているもの

    音楽について語っている記事をまとめました。ぜひ読んでください。

  • 小説

    ぜひ読んでください

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[自己紹介] 小説家になりたい大学生

関西在住の大学生です。小説家になりたいです。小説を書いて賞に応募しています。小説の他にも詩を書いたり、World Makerで漫画を作ったり(一つだけ)など節操がないです。様々なサイトでアカウントを作っていて、それらを一つにまとめたい、ということでこの記事を書いています。気になったところに、リンクを踏んで飛んで行ってください。 ・小説・note 1000字未満の短編と、それ以上の小説でマガジンを分けています。しかし、短編小説のマガジンの中には2000字程度の作品もあるので

    • 空(くう)の時間

      空の時間が足りない。何もせずにただボォっとする。頭の中を空っぽにして、あらゆる感情から解き放たれて、自分を雲の向こうから見たように客観視する、空の時間が足りない。昨夜、目を使いすぎて漫画を読めなくなった私は、風呂から上がってベッドに頭をもたれかけてボォっとしていた。眠くなるまでのたった30分だったのだけど、飛び出した歯車を元に戻してゆったりと動き始めたような、あるべきところに収まっていく感覚がした。私は何かしなくては、という焦燥感から、漫画とかMVとか、小説を読んで時間を埋め

      • 正面から取り組むしかないようだ

        感情に真っ向から対峙しないと何も生まれないと気づいた。ようやく気づいた。前に進みたいもどかしさをSNSに還元していた私はずっと足踏みをしていたようだ。私は私が好きだから絶対にそんな私を否定したりはしないけど、これからは感情に真っ向から取り組もうと思う。自分に真摯になる。

        • 芸人 VS YouTuber論争

          最近ネットで見たが、YouTuberと芸人どちらが面白いか論争がまた巻き起こっていた。正確に言えば、粗品さんがテレビでYouTuberは芸人より面白くない、と言ってそのことについて多くの人が反応した、と言ったふうだ。この意見自体は合っていると思う。この面白いはおそらくお笑いのことで、芸人はお笑いのプロなのだから、YouTuberに限らずお笑いのプロでない人たちよりも面白いに決まっている。この意見自体は賛成できるのだけど、これをいうのは少しカッコ悪いと思う。プロならそのプロ同士

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        [自己紹介] 小説家になりたい大学生

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        • 短編小説
          38本
        • 音楽について語っているもの
          4本
        • 小説
          6本

        記事

          家に調味料がない

          私の家には調味料がない。塩とか醤油とか砂糖とか。棚を開けても、そこにあるのは空のタッパとフライパン、それにボウルと油ぐらい。料理する時は基本的に野菜と肉を切ってフライパンに油を引いて炒めて、食べる。そこに味付けとかはせずにそのまま食べる。最初は物足りないかもしれないが、案外いけるし、肉は焼いただけでも美味しかったりする。 なぜ、調味料がないかというと、それはお金とか時間を節約するため。私は”ベース”という考えをよくする。ベースというのは普段自分がお金をかけて維持する生活水準

          家に調味料がない

          平地から階段を作る人

          マインクラフトのスーパーフラットというモードはご存じだろうか。海も山も、苦服もなく、ただただ真っ平らな地面がどこまでも広がっている世界。私は、そんな世界で階段を発明できる人を尊敬する。 階段っていうのはとても画期的な発明で、歩くという横軸移動の手段を、動作を崩すことなく縦軸移動の手段へと転換する機構だ。この階段という発明によって、翼の生えていない人類は高みへと昇っていくことができたのだ。 多分、階段の機嫌はどこか山道とかで、坂を歩きやすくするために地面を加工したのが始まり

          平地から階段を作る人

          予定があった方が良い

          一日休みの使い方が下手だ。平日は休日があったらこれしたいとかあれしたいとか考えるのに、いざ休みになると映画も水、小説も読まず、家でダラダラとしてしまう。徐々にその傾向は減っていっているけど、以前として治らない。解決策として無理やり外に出る、ということがあげられるが、今日はできなかった。明日は外にいる。大学の図書館に行って勉強する。5/1までの課題が二つとも終わっていないので、終わらせなければ。 今から小説を読んで、小説を書こうと思う。最近、食事中に何かを見るのをやめた。代わ

          予定があった方が良い

          人生の意味とは

          人生の意味を考えている人は多いと思う。しかし、その答えを見つけている人は稀だ。それはなぜか。そもそも人生の意味、という言葉が曖昧すぎるし、言葉そのものが絶対的なものではなく、漠然と空間を埋め尽くす靄のようなものだからだ。 言葉とは人工物だ。人工物ではあるが、言葉に人類は絶大な信頼を置いているし、これがばければ人々は暮らしていけないだろう。人々が言葉に絶大な信頼を置いているのを示す例がある。例えば、”死ね”という二文字。これを言われた相手は顔を真っ赤にして怒るだろう。もしくは

          人生の意味とは

          名前変えます。ずっとずっとどうしようか迷っていましたが、もう気に入らなかったらそのつど帰ることにします。それはそれでいいんじゃないでしょうか。私はいいと思いました。

          名前変えます。ずっとずっとどうしようか迷っていましたが、もう気に入らなかったらそのつど帰ることにします。それはそれでいいんじゃないでしょうか。私はいいと思いました。

          プライド&自意識の渦の中で

          プライド、という言葉はいい意味でも悪い意味でも使われるが、ここで使用するプライドは完全に悪い意味、自らに向けた皮肉のような言葉だ。私の胸のうちには、いつからだろうか、醜いプライドが出来上がっている。それは突発的なものではなく、水滴が石を穿つようにゆっくりとした、長い長い下り坂でできたものだ。私はこのプライドを中学、高校の頃に自覚して以来、なんとか取り除こうと頑張っているのだが、一向に取れない。この中学校、高校の頃のプライド、自意識については思考がループする:高校生編で書いてい

          プライド&自意識の渦の中で

          Twitterで書いた詩が引用された

          ここ一ヶ月ぐらいで、書いた詩が2回ほど引用された。大したことないかもしれないが、とても嬉しかった。いつもはいいねが一つつくか無反応か、なのだが、たまにいいねが三つついたりする。引用された時の喜びは別格だ。noteで例えるなら、フォローされたり、コメントされたりした時の喜びに等しい。いいねよりももっと能動的な反応のような気がして、ちゃんと詩を見てくれたんだな、と嬉しくなる。 しかし、本命というか、現代詩人手帖に送った詩は落選していた。Twitterで書いた詩が好評なのは嬉しい

          Twitterで書いた詩が引用された

          できないことが嫌だ

          自分で惨めだなぁ、と思うが、私は”自分ができないこと”をするのが嫌いだ。今日はバイトがある。午後五時からの、たった三時間の軽労働。業務内容もさほど難しくなく、人間関係も何ら問題ない。しかし、私はバイトに行きたくない。その理由は、自分がバイトの業務を覚えていないから。このバイトは一ヶ月ほど前から始めた。それまで勤めていたコンビニのバイトを辞めて、次は何のバイトをしようかと探していたところ、近所の求人があったため応募した。何故コンビニのバイトを辞めたかというと、同じバイトを一年間

          できないことが嫌だ

          創作大賞2024に応募する

          noteを開いたら、創作大賞2024の開催通知が届いていた。前回は参加しなかったのだが、今回は参加してみようと思う。今、書いている小説はこの企画には合わなそうだから、新たに一つ書いて応募してみようと思う。 あとで詳しく規定を見るが、もし可能なら今公開している小説を書き直して創作大賞に応募したい。重複投稿が可能かどうか調べなければ。 部門を見た感じ、私が参加できそうなのは、オールジャンル、ホラー、恋愛、の三つかな。漫画原作もいけそうだが、そこまで構想が固まっていないので、時

          創作大賞2024に応募する

          蓋をしたもの

          普段、私は後悔をしない。後悔とは自然に湧き上がるものではなく、自ら進んでするものだと思っている。自らで選択できるものだと思っているから、私は後悔という行動を積極的に回避している。 なぜ回避しているのか、というと、どうしようもないからが最大の理由だ。後悔をしたところでどうしようもないのだ。現代の技術では過去に戻ることはできないし、過去を回想する暇があるのなら、私は今を生きていたい。それに、後悔という行為はしばしば過去の自分の否定を含んでいる。 私は自分のことが好きだ。それは

          蓋をしたもの

          いろいろ捨てたい

          ”物を持つ”ということを細分化してみる。細分化といっても、二つしかないけど。 ”物を持つ”には、当たり前だが、まずその物を入手する必要がある。当たり前すぎて馬鹿馬鹿しいが、この過程を飛ばして物を持つことなどできない。お金を稼いで買ったり、誕生日にプレゼントされたり、何かと交換したり…。自分の外部にあるものを、自分のものにするには、一定の手続きが必要なのだ。思えば、今家の中にあるものは、自分が入手する前は全く別のところにいて、決して交わることのなかったものなのだと考えると、流

          いろいろ捨てたい

          思考がループする:高校生編

          一度決着がついたと思った感情を、再度掘り返して、考える。そんなことを繰り返している。自覚的にその思考にハマったのは、高校生の頃。あの頃、私は東京にある大学か、今通っている大学か、どちらを第一志望にするか迷っていた。どちらも国立大学で、試験日程が被ってしまうために二つを受けることはできないし、高校三年生の夏頃からは過去問を解かなければならないので、刻一刻と迫るタイムリミットに怯えながら、どちらを選択するか迷っていた。 私の高校は神奈川にあるので、皆が東京の大学に第一志望を置い

          思考がループする:高校生編