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【初心者歓迎 メンバー募集中】「稜」2024年3月号が出ました

熊本の短歌好きの皆さん

四年ぶりのお花見を楽しまれましたでしょうか。
写真映えする桜の入学式になりましたね。
さて、当結社の会誌「稜」2024年3月号が出ました。
巻頭作品20首は、ドラマチックなストリーを感じる「ある愛の物語」です。
微妙な青春の乙女心を見事に表現しています。
皆さん胸キュンですよ。

コラムは、元熊日新聞記者による能登半島地震のあの日のことです。
朝日歌壇に載った稜メンバーによる能登半島地震の歌も、転載しております。

あなたも熊本の短歌結社に入りませんか。

短歌結社にいると楽しい3つの理由 
1. 短歌の仲間ができる
  短歌に興味がある 仲間ができるのは大きな楽しみです。 
 リアルな仲間と出会うことで SNS では得られない 楽しみがあります。
  新年会などのパーティーや歌碑巡り などのイベントもあります。

まずは無料の見学からどうぞ。
メールで詳しいことをお知らせできます。bettymaple120@yahoo.co.jp

今月号の巻末には、稜のメンバー10名の短歌がありますので、以下にご紹介します。

古時計止まりしままの里の家母は帰れり遺影となりて

手の平に乗するくれなゐ一葉のかろく羽搏く小鳥となりて

大通り走る車はそれぞれの都合を乗せて刹那を駆ける

水の面を離りゆく鴨の足裏よりきらら雫す 誰の余情や

ショッピングモールの水槽見入る児に賢げな魚一瞥もせず

秋の陽に洗濯ものの影伸びて群集劇のごと揺れいたり

短歌はいまブームらし然れど半生の道連れなりし歌誌の終刊

黄に布ける山峡の田の続くなかわが一両の電車は走る

氷溶け水となりたるよべの焼酎すててまた来しひと日始むる

雨の降る眺めに列車の窓透きて筑波嶺かなたに過ぎてゆくなり


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