東 美和子@稜(かど)

東 美和子@稜(かど)

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【初心者歓迎 メンバー募集中】「稜」2024年3月号が出ました

熊本の短歌好きの皆さん 四年ぶりのお花見を楽しまれましたでしょうか。 写真映えする桜の入学式になりましたね。 さて、当結社の会誌「稜」2024年3月号が出ました。 巻頭作品20首は、ドラマチックなストリーを感じる「ある愛の物語」です。 微妙な青春の乙女心を見事に表現しています。 皆さん胸キュンですよ。 コラムは、元熊日新聞記者による能登半島地震のあの日のことです。 朝日歌壇に載った稜メンバーによる能登半島地震の歌も、転載しております。 あなたも熊本の短歌結社に入りません

    • 結社の会誌「稜」2024年1月号が出ました

      熊本の短歌好きの皆さん 新年は能登半島地震に衝撃の始まりでした。 熊本の人にとっては、共感し過ぎるくらいの映像です。 早い復興をお祈りします。 ようやく温かなこの頃、枝垂れ梅の紅に春の訪れを感じます。 さて、当結社の会誌「稜」2024年1月号が出ました。 今回は巻頭作品20首の作者は当結社の最年少の青年です。 郷土愛あふれる若い感覚の歌が揃っています。 『季のうたことば』には、小正月に行われる左義長の歌についてのエッセイです。熊本では「どんどや」といいます。 コラムは、島

      • 短歌結社誌「稜」2023年11月号(260号)をご紹介します。

        熊本の短歌好きの皆さん 当結社の会誌「稜」2023年11月号をご紹介します。待ち遠しかった秋が来ました。 公孫樹の紅葉が綺麗です。 古来より季節の移ろいは短歌に詠まれてきました。 が、最近の異常気象には、言葉選びに苦労します。 さて、当結社の会誌「稜」2023年11月号が出ました。 今回の巻頭作品20首は、今は亡きご主人と育てられた庭の草花の思い出を綴る短歌です。 わが思い出の一首は、令和五年九月に国宝になった通潤橋を詠んだ歌です。 『季のうたことば』には、木守柿(きもりが

        • 短歌結社誌「稜」2023年9月号(259号)が発行

          熊本の短歌好きの皆さん 秋空に鰯雲が綺麗な季節がようやくやってきました。 長かった夏でした。 今、九重の山では、コキアの赤いホウキ草が鮮やかです。 渡りで有名な蝶、アサギマダラがフジバカマの花の周りを飛び回っています。 当結社の会誌「稜」2023年9月号が出ました。 今回は巻頭作品20首は、登山好きな方ならではの、花に纏わる歌です。 我が思い出の一首に、今話題のAIについての歌があります。 季のうたことばには、秋らしく月、月の歌についてのコメントもあります。 コラムでは小

        【初心者歓迎 メンバー募集中】「稜」2024年3月号が出ました

          短歌結社誌「稜」2023年7月号(258号)の見どころ

          短歌結社誌「稜」2023年7月号(258号)の内容をすこし紹介します。 メンバー全員によるテーマ詠は「新型コロナウイルス五類移行」です。 河野裕子の御船町歌碑建立までのあゆみを御船にお住まいのメンバーの方が書いています。 巻末には、稜のメンバー10名の短歌がありますので、以下にご紹介します。 短歌結社誌「稜」2023年5月号(257号)の十首選 弱りたる吾が肩そっと支えたる友の片辺に桜舞い散る 寂しさの終てなむ国はいづくにもなしと思いてこころ定まる 諍ひてときには心

          短歌結社誌「稜」2023年7月号(258号)の見どころ

          短歌結社誌「稜」2023年7月号(258号)が発行

          短歌結社誌「稜」2023年7月号(258号)が発行 熊本の短歌好きの皆さん 厳しい暑さが続いております 。今年の梅雨は線状降水帯が発生したり、各地で洪水が起きたりしました。その中でも、涼しげな 紫のアガパンサスに心癒やされます。 コロナ 5類移行後、外出する人が急に増えました 。稜メンバーの歌を一首ご紹介します。 おもむろに マスク外して 晴れ晴れと誰もが 近しく密になる街 稜短歌会 では、毎月の歌会で対面でお互いの歌を 講評しあっています。 ベテランの先輩方から若

          短歌結社誌「稜」2023年7月号(258号)が発行

          短歌結社誌「稜」2023年5月号(257号)が発行

          熊本の短歌好きの皆さん 熊本県玉名市の高瀬裏川では、今、花しょうぶが見事に咲いています。 当結社の会誌「稜」2023年5月号が出ました。 今回の巻頭作品20首では、歌枕をテーマにした作品です。 歌枕を訪ねる旅も聖地巡礼の一つ・・・ 皆さんのご存じの地名が出てきますでしょうか。 また秀歌逍遙では近代短歌アララギの斉藤茂吉の代表歌について論じています。 次に新企画です。「季のうたことば」と言うコーナーで、それぞれの季節に纏わる言葉の豊かなバリエーションを展開していますの

          短歌結社誌「稜」2023年5月号(257号)が発行