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教育の不自然な学習体制 高校生の立場から論じる


はじめにこの文章を書くにあたって


学校に通うことは現代日本では常識とされていて、日々勉学に励むというのが当然という意識が日々浸透しているように思える。

世間一般としても不登校という言葉があるように、学校に通うことが正しくて通わないことは悪であるといったような、二元論的な論理が展開されているように感じることも少なくない。
学校とは学生間の交流を深めて協調性を高めるという観点から見た場合には利便性を発揮していると考えられるが、教育つまり学力向上といった観点でみるとお世辞にも効率が良いとは言いづらいと感じてしまうのである。
江戸時代の寺子屋教育から始まり、現代のオンライン学習まで教育とは驚くべき進歩を遂げてきていると日々感じている一方で、全体主義を重んじるがあまり本来の学習が阻害されているとも感じたからである。
このことに関しては、教えてくださる教師の方の分かりやすさに対してではなく、教育の根本に対して抱いた疑問である。


全体主義を尊重するがあまりの教育の阻害とは何か

このことは上で述べた通りであるが、抽象的なため嚙み砕いて説明をしたいと思う。

ズバリ!!

これは生徒に対して課題を課すべきではないという主張である!!

私が現高校生であるが故に、利己的な願望であるかのように思われると存じますが、これには論拠があります。

初めにオーダーメードでないからである!!
現代社会はもはや医療もファッションも料理もオーダーメードの時代です。
その一方で教育に関してはオーダーメードではなく、むしろ全体性を意識して行動するように言われることが多いです。
産業革命の際に、時間を守らせるために作られた施設が学校であるという歴史もあることを踏まえると合点がいきますが、これらを逆手に取るという思想は持てないでしょうか!!

人々の時間への価値観の変遷

人々は時間と共生していたのが、現代では時間に支配される構図に置き換わってしまった!!

自律的な学習計画

上記で、学校で学ぶ学習はオーダーメードではないという風に述べました。
このことを踏まえて危惧すべき事柄は何でしょうか。

それは、学習計画は自分で立てるということです。

このノートをつけ始めて前にも同じことを述べましたが、勉強とはすべてを学ぶ必要はないということです。以前はDNAを例に出し手説明しましたが、DNAとは全ての細胞に含まれていますが、それぞれに対して 肝臓細胞に分化させる遺伝子や皮膚細胞になる遺伝子といった形で役割分担されていました。転写される部分は全体の一部であるため、選ばれしものだけが意義を成すということでした。人間も、レオナルドダヴィンチのような超人は数少なく、社会に貢献する能力はその一部です。
詳しくは過去の記事を参考にしてください


私が最も伝えたいことは!!学習順序を正すべきということ

ここでいう学習順序とは勉強して物事の理解を深めるということではなくて、興味を持つことによって勉強をするということです。

例を挙げるとすると

noteで記事を書くようになって多くの語彙を操りたいと思う!!


このような時に辞書でひたすら語彙を暗記するだろうか。

辞書には、多くの語彙が簡潔にまとめられているが、それらをひたすら暗記することは目的性がないと言えるだろう。


私だったら、実際に興味のある分野の著書を読んでみて、分からない語彙に対してチェックをして調べるという形をとるであろう。


本当に必要な語彙というのは辞書のあ~わまでひたすら覚えていくことで得るのではなく、自ら行き当たりばったりなものなのである。


目的は知識に先立つとでも言いたいと思う


今まで勉強という行為を行ってきたが、今の学習とはどうしても試験合格という幻影を追い続けるために行われているという風に感じます。


試験というものは中間集合所である!!


今ここで、あなたは教師であり生徒にフィールドワークをさせたと仮定します。

調査対象も自由で期間も設けないので意義のあることをしなさい!!という指示であるとする。この際は、生徒たちを縛る存在はないため個性を発揮することが出来るでしょう。

  1. 調査対象も自由で期間も設けないので意義のあることをしなさい!!という指示であるとする。この際は、生徒たちを縛る存在はないため個性を発揮することが出来るでしょう。

  2. 次に条件を少し厳しめに設けて一週間以内に終わらせることという条件を設けたとする。この場合には、生徒たちは条件に縛られて世界の調査に出かけることは出来なくなるでしょう。

  3. さらに条件を設けて、1日のフィールドワークであるかつ12時には東京駅で調査具合をチェックするとでもしたらどうでしょうか。この場合生徒たちの行動範囲は狭められて、おそらく浅草や上野をぶらつく程度で終わるのではないでしょうか。

このことは、今の学習体制を少し風刺しました。課題というものを設けることによって主体的に学習計画を立てることを制限しているからです。
外国の入試制度には、ペーパーテストを導入している国は少ないです。このことに関しては、一人一人の個性を伸ばすという面ではとても勝っている点であるという風に感じた。
そんな中、私たち高校生は、文部科学省が必要であると判断した学習範囲を疑いを持つことなくコツコツと履修している。学習自体は、ベクトルのようなものであり、座標平面上で零ベクトルでない限り交わると前に述べた通り利便性がないとは言わない。しかし、完璧を求めるべきものではない。

私が実際に実践している学習方法

ここから先はこのような考え方を踏まえて私が実践している学習方法を紹介したいと思います。

教科別に話したいと思います。

国語

読解力を身に着けるために必要なことは何かということを考えて日ごろから考えて学習しております。
文章を書くことが出来る人で読解力が皆無という人はいないと思います。
そのため私は、読解力を身に着けるためには文章力に勝るものはないと考えてnoteのような場所で記事を書いております。

数学

私は理系ですが、数学に関しては理論を理解するのに困ることがあります。なので得意とは言えないですね( ´∀` )
しかし、解法暗記は意味を成さないと思っています。
学校の授業では深堀利されませんが、X個の未知数がある場合はX個の未知数が含まれた方程式を立てれば必ず解けることといった根本となる考え方を学ぶことで効率化をはかることは出来るという風に思いました。

1や2といった自然数がある
引き算を考えるために負の数が生まれた
割り算を考える際に分数や小数が生まれた
実数解に対応する考え方としての虚数解
D<0 
 僕の先生がおっしゃってた言葉

英語

英語に関してはこだわりを持って学習しています。英語とはツールです。そのため私を含めて、おそらくすべての人が外国人とコミュニケーションが取れるようになるレベルまで上達したいと思うことでしょう。

そこで実践した勉強法

リーディング

教科書の例文を覚える事では不十分です。実際の外国の本を読まないと分からないスラング英語であったり文法の知識であったりするものがある。
オススメなのは、
KAY HETHERLYのシリーズです。高校生の私でも読めました!!
一つ一つの英文は楽すぎもせず苦にもならない程度で大体15分くらいで読み終わります。
一冊読み終わったときの達成感は半端なくて、友達にも紹介しました(笑)


KAY HETHERLY

リスニングはケンドラ・ランゲージ・スクールというyoutubeチャンネルがおススメです!!毎日やれば力が付きます。

スピーキングとライティング

この二つに関しては学校の先生に協力してもらってます。放課後ALTの先生と1時間程度話させてもらったり、チャットアプリを使って先生に英作文を送信して添削してもらったりとかです。
本当に感謝しています。実際に行動してみると意外と協力を仰げる可能性があるので試してみてください


私[ライター]について

ここまでお読みいただきありがとうございます。高校生ながら知識を深堀りすることを目的に不定期ではあるものの投稿をしています。
専門的な知識ではなく、身近な事象から来る疑問などを中心に取り上げます。興味深かったという方はフォローしていただけると幸いです。
Xもやっているのでよろしかったら( ´∀` )




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