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遺伝子組み換え食品の危険性 

はじめに


アメリカを中心に開発されつつある遺伝子組み換え食品に我々は慎重になるべきではないであろうか!!
高校の生物選択として触れる機会の多い遺伝子の話であるが、遺伝子組み換えの件に関しては特に深堀りされることはない。具体性を学習に持たせることを目標にして今回はnoteをつけていこうと思う。

今回参考にした本は「遺伝子組み換え食品の真実」 アンディ・リーズ著

参考図書

今回参考にした図書の著者は遺伝子組み換え反対派である。そのため、意見が反対派によっていることは予期できるため、エッセンスのみをまとめる。



現代社会に及ぼし得る遺伝子組み換え食品の影響とは

まず第一に考えられる影響とは遺伝子組み換え食品における健康被害であると考えられます。
遺伝子組み換え技術はミクロ単位の技術であるがゆえに正確性に欠けるという要素を持ち合わせているからです。塩基配列が一つ変わっただけで人体に影響を及ぼす疾患は多く知られています。有名なもので、鎌状赤血球貧血が挙げられます。

鎌状赤血球症(かまじょうせっけっきゅうしょう)は遺伝性の貧血病で、赤血球の形状が鎌状になり酸素運搬機能が低下して起こる貧血症。鎌状赤血球貧血症(かまじょうせっけっきゅうひんけつしょう)ともいう。ICD-10分類ではD57。ほとんどが黒人に発症し主にアフリカ地中海沿岸、中近東インド北部で見られる。

wikipedia

タンパク質は3つの塩基をもとに指定されることから、そのいづれかに異常が発生したとしたら、大本となるタンパク質にまで異常が生じるという形で連鎖していくということが分かります。誹謗中傷が、人を自殺に追い込む刑事事件にまで発展するようにです。
上ではネットを挙げましたが、実際に遺伝病は死につながるものもあることも似ていることが分かりますね…

少し話が脱線しました...しかし遺伝子組み換え食品が危険性を孕んでいることは理解していただけたのではないでしょうか。
遺伝情報を変換するということは未知の領域も多く広がっているということとなのです。その上タンパク質はそれぞれが独立して活動しているわけではなく、互いに拮抗的に働いていたりする場合も多いということも抑えておくべきです。実際にはタンパク質の濃度勾配によって活動量が制限されている場合があるということは高校生物の範囲でも学びました。
                それだけ大切ということですね[( ´∀` )]

遺伝子組み換え食物の導入が引き起こす影響は未曽有となる可能性が高いことは想像に容易と存じます。



なぜ、発展した!! 遺伝子組み換え食品の伸長!!

それは、ズバリ!!下村侑博士らが発見した蛍光たんぱく質GFPによるものである!!

wikipediaより

下村侑教授らが発見した蛍光たんぱく質GFPは発現した遺伝子の位置によって可視化することが出来るという点は、遺伝子組み換えの研究に寄与されて、組み換え遺伝子に関する研究は加熱された。
彼は、オランクラゲの発光の謎を解き明かす研究という専門的な没頭していたわけだが、世界的な大発見をしたということで2008年にはノーベル化学賞を受賞した。



遺伝子組み換え食品の普及における落とし穴


遺伝子組み換え食品の大量生産地はアメリカである。その上、営業権利を一部大企業によって独占されている状況である。
ロビー活動といって、企業は政府に対して変更することを請願する権利を有している。この権利は日本でも行使が可能であり、過去には成功例もあるらしい。話を戻すとこの権利を利用して、遺伝子組み換え食品を生産する企業は世界各国にこの食品たちを強制しようとしているというのである!!

 これらの食品たちは、ロビー活動を通して安全性確認の試験を緩和させた上で流通しているもののため、不十分であるという指摘が飛び交っている。
遺伝子組み換え食品には健康効果の悪化が見込まれるため、EU諸国やアジアなどの輸入国は反発の念を示している。
実際に、遺伝子組み換え食品の表示義務というものが定められているが、それはその組み換えられた食品のみによるものである。それらを餌として育った家畜の肉などには義務付けられていなかった。
過去の研究として、遺伝子組み換え食品を給餌されて育った乳牛の生乳から遺伝子の突然変異が発見されたという研究結果も示されていて慎重になる必要があると感じた。


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