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自己肯定感が低く悩んでいる人が読むべき本1選

「脳の名医が教えるすごい自己肯定感」読みました。
今後の人生のバイブルになりそうなほど面白かったので紹介します。


最近はこの本のように、「自己肯定感」をテーマにした自己啓発本をよく見かける。
どの書店に行っても数冊は店頭に並んでいる印象だ。

人間関係やキャリア、仕事内容など、私たちを悩ませる問題は数あれど、結局これらの問題は自己肯定感の低さが根本原因なのだろう。自己肯定感さえ上げることができれば、大抵のことは上手くいくんじゃないか。そういった考えもあり、自己肯定感は今の時代を生きるビジネスパーソンにとって関心の高いテーマだ。

そんな競争の激しい「自己肯定感」の分野で、この本が他の本よりも勝っていると感じた点はどこなのか。
それは、圧倒的な説得力である。

この本、タイトルにもあるように脳内科医の先生が著者であり、内容全てが脳医学の観点からアプローチされている。

名医の言うことに間違いはない



本の大まかな内容は、もしかすると他の自己啓発本と似ている部分があるのかもしれない。
ただ、書かれている内容には全て脳科学的な根拠が示されているため、説得力が段違いなのだ。

自己啓発本で示される根拠には、結局のところ著者の経験からなる精神論的な部分が大きいのではないか、と感じることが多い。
そのため「ためになるな」と感じる一方で、「でも著者(あなた)だからうまく行ったんじゃないの?」と疑問を感じることも多々ある。

しかしこの本にはそのような精神論が一切ない。

「脳の伝達系を働かせるために〇〇したほうが良い」
「右脳と作用はこういう役割を持っているから、〇〇すればもっと脳が成長する」

という風に、全て脳科学の観点から根拠が示されている。脳医学を持ってこられたら、読者はもう納得する他ない。

また、脳の説明も非常にわかりやすい。
脳はたくさんものを考えているえら〜い場所」くらいの知識しかなかった私でも、十分理解できた。あと挿絵もかわいい。

もう一つ、この本の優れている点は、やるべきことを具体的に示してくれている点だ。

本の後半では、自己肯定感を上げるためにやるべきことを具体的な行動に落とし込んで説明してくれている。「毎日5km歩く」「100日カレンダーを作る」など、とても具体的に提言してくれているので、行動に移しやすい。
自己啓発本は読むだけで満足してしまい、自分の習慣に何も落とし込まずに結局無駄になる、というのはありがちなので、具体的な行動指針を示してくれるのはありがたい。

この本は今のところ2回読んでいるが、読めば読むほど人生の成功には自己肯定感の高さが不可欠であることが分かる。
結局のところ自己肯定感の高い人間が最強なのだ。
皆さんもこの本を読んで自己肯定感を高め、最強になりましょう!






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