グミポ

毎日22時頃、素パスタのような文章を提供します。

グミポ

毎日22時頃、素パスタのような文章を提供します。

マガジン

  • ユーモア溢れる

    溢れて止まらん

  • ためになる

    はえーためになるなあ

  • ポルノについて書いた記事

    ヒトリノ夜にはムゲンのシアワセ

  • 後で読ませて

    後で読むから!!!絶対!!!

  • 知らない世界

    知らない世界へ誘ってくれる

最近の記事

サインの価値はどこに宿る?

我が家のリビングには、一枚のサインが飾られている。 昨年末だったか、同居人がファンイベントで手に入れたプロバスケット選手のサインだ。棚の上に堂々と飾られており、同居人は毎日嬉しそうに眺めている。 そのサインを眺めるたびに、一つの疑問が頭に浮かぶ。 サインって、一体どこに価値があるのだろうか。 物体として見れば、やたらぐにゃぐにゃした文字が描かれている一枚の色紙にすぎない。物体的な価値は皆無だ。それなのに、有名人のサインであれば何万円の値がつくこともある。世界的スターのサイン

    • なぜ読んだ漫画の内容を思い出せないのか

      最近の私の悩み。 それは、読んだ漫画の内容をすぐに忘れてしまうことだ。 例えば、「鬼滅の刃」。 数年前に私は、快活クラブで全23巻を一気読みした。飛ばし読みなどせず、読み落としがないよう隅々まで読んだつもりだった。 それが先日、友人たちと鬼滅の刃の話で盛り上がった時のこと。 途中までしか読んでいない友人たちは私に、「結局禰󠄀豆子って最後どうなったの?」と質問してきた。 ああ、なんという陳腐な質問か。 まあ、鬼滅素人はそこが一番気になるよな。 仕方がない、教えてあげますか

      • 好きなことで悩みたい:ストレスフルな選択からの脱却

        人生は選択の連続だとよく言われるが、最近は「選択する」という行為そのものに大きなストレスを感じている。 特に仕事中は、選択を迫られる場面が非常に多い。 私はメーカー勤務なのだが、仕事中は「商品の仕様をどちらにするのか」「どちらの機能を新しく付けるのか」といった選択にいつも迫られている。思い返せば、選択に悩む時間が仕事の大半を占めているのではないだろうか。「もうどっちでもよくないですかね!!!?」と何度叫びたくなったことか。でも仕事だからそういうわけにはいかない。メリットとデ

        • 不気味なシャッター街と謎の居酒屋

          私は散歩中に、細い路地を好んで歩く習性がある。 今日も散歩中に細い路地を見つけたので、無意識に路地へと足を進めた。 細い細い路地を通り抜けると、そこには商店街があった。 ほとんど整備されていないのか、天井に吊るされた蛍光灯のほとんどは機能しておらず、日中だと言うのに薄暗かった。ほとんどのお店がシャッターを閉めており、人っこ一人いる気配もない。前日雨が降っていたわけでもないのに、少しじめっとした、嫌な空気を感じる。 この先進むべきではないのでは、と直感したが、興味の方が勝っ

        サインの価値はどこに宿る?

        マガジン

        • ユーモア溢れる
          7本
        • ためになる
          10本
        • ポルノについて書いた記事
          5本
        • 後で読ませて
          12本
        • 知らない世界
          4本
        • 定期的に読み返したい
          1本

        記事

          心の中に成瀬を持とう。 「成瀬は信じた道をいく」

          「成瀬は信じた道をいく」を読んだ。 本作は「成瀬は天下を取りにいく」の続編だ。 前作を読んで、完全に成瀬あかりのファンになってしまった私。 このGW中にチマチマ読もうと買ってきたわけだが、その日中に読み終えてしまった。 「成瀬は〜」シリーズは、風変わりな女子学生、成瀬あかりが主人公の青春エンタメ小説だ。「200歳まで生きる」「笑いの頂点に立つ」「ぐるりんワイドの生中継に毎日映る」…などなど、やりたいことを見つけてはすぐに行動に移すのが成瀬あかりの特徴だ。成瀬あかりが持つ

          心の中に成瀬を持とう。 「成瀬は信じた道をいく」

          義務ロール

          時刻は22時過ぎ。 歯を磨き、風呂にも入り、今日は早めに寝れそうだと明日の準備をしていたとき。 冷蔵庫に眠るヤツの存在を思い出した。 昨日ローソンで買った「プレミアムロールケーキ」だ。 恐る恐る消費期限を見てみる。 消費期限、今日までじゃんーーーーーー 完全に忘れていた。 昨日の自分を恨む。なぜ買ってすぐに食べなかった? 確か昨日、ボールペンを買いに寄ったローソンで「ジョブチューンで取り上げられた話題の!」と言う触れ込みを見て衝動買いしたんだった。 その時の自分は上機

          義務ロール

          あなたの自己開示の按配は?

          「普段何をしているのか全くわからない」 と知人によく言われる。私はTwitterもInstagramもやっていないので、SNS上で自分のプライベートを一切明かしていない。そして対面で話している時も、自ら進んで自分の話をすることは滅多に無い。聞かれない限り、私は自分のことを一切明かそうとしない。 私は、自己開示が苦手なのだ。その自覚はずっと持っている。自分の話はなるべくしたくない。だから「何考えているか分からない」ともよく言われる。基本会話は聞き役になることがほとんどだ。ボケ

          あなたの自己開示の按配は?

          生き様で惚れさせるヒロイン 「成瀬は天下を取りにいく」

          「成瀬は天下を取りにいく」を読んだ。 表紙イラストには、西武ライオンズのユニフォームを着た凛とした女の子が描かれている。西武なのに成瀬?(一昔前、千葉ロッテに成瀬という投手がいた)と気に掛かり、ふらりと立ち寄った古本屋で購入した。 3時間ほどで一気に読み終えた。面白かった! 滋賀県大津市に住む成瀬あかりという女の子がヒロインの物語だ。 これは冗談ではなく本当なのだが、全てを読み終えた今、私は成瀬あかりに恋をしている。中盤あたりから「成瀬あかりのことをもっと知りたい!」とい

          生き様で惚れさせるヒロイン 「成瀬は天下を取りにいく」

          「ドレ」から文脈を推測する力

          月曜日はパワーが漲っている。体力ゲージが100まで回復している。 いつも土日は休めている気がしないが、「2日間働かない」というだけでちゃんと休息になっているようだ。 月曜日は体力ゲージが100まであるが、火曜日は80、水曜日は60…というように日々減っていく。つまり目一杯働けるのは月曜日だ。体力が一番有り余っている月曜日こそ、残業してでも仕事を進めておくべきだろう。 午前中は「今日は21時過ぎまで働くぞ」と意気込んでいたが、結局定時に帰ってしまった。なぜなら、なんかねむくな

          「ドレ」から文脈を推測する力

          散歩狂いにおすすめの散歩法

          最近私の中で「無目的散歩」がブームになっている。 やり方は簡単だ。散歩中に分かれ道に遭遇したら、これまで歩いたことのない方をひたすら選択していくだけ。途中でスマホを見てはならない。知らない方知らない方へひたすら歩みを進めていく。 この散歩法は私の中で「鳩散歩」と呼んでいる。(鳩は目的を持っていなさそうな生き物だから) 1時間くらいこの「鳩散歩」を続けた後にスマホのマップを見ると、自分が全く知らない土地にいるのでウケます。 ◇◇◇◇◇◇ 散歩中、私には「森」がある方へ進む習

          散歩狂いにおすすめの散歩法

          左利きは天才なのか?「すごい左利き」

          「すごい左利き」読みました。 「左利き」と聞くと「天才」だとか「変人」だとかいろんなイメージが思い浮かぶけど、それらが本当かどうかを脳科学の視点から検証した本だ。 左利きには、いわゆる「天才」になれる資質は十分にあるらしい。 常に右手を使い続けることで「左脳」が発達している右利きに対して、左利きは左手を使い続けることで「右脳」が発達している。この時点で右利きとは全く違う物の見方や考え方をしているらしい。 うまく話せないことをコンプレックスに感じる左利きが多いのだという。

          左利きは天才なのか?「すごい左利き」

          62おくえんの借金というギャグ

          大谷翔平がカメラ目線で笑っただけで記事になっていた。 こんなことまで記事にしてやるなよ。 一挙手一投足まで注目されて大谷も大変だ。 大谷翔平はずっと「大谷翔平」をやっていてすごいなと思う。 「大谷翔平」であり続けるってどんな感覚なんだ。 「大谷翔平」を辞めたいと大谷翔平は思ったことはないのだろうか。だってすごいプレッシャーだ。自分のプレーひとつひとつに数えきれないほどの人々の希望と夢が詰まっているわけで。もちろんおカネもめちゃくちゃ動いている。今後彼のプレーひとつで、とんで

          62おくえんの借金というギャグ

          ほっそい路地マニア

          通勤路に一軒の居酒屋がある。 数ヶ月前にオープンしたばかりで、夫婦で営んでいるらしい。 脱サラで一念発起して始めたお店なのだろうか。私は店の前を通るたびに店内の様子を伺い、繁盛具合を確認していた。 それが今日、お店の前を通ると、シャッターが固く閉ざされていた。いつもはシャッターまで閉めることはないのに。 シャッターには一枚の貼り紙が貼ってあった。 この時点で嫌な予感しかしなかったが、恐る恐る貼り紙の内容を読んでみると 「お店に泥棒が入ったため、しばらくお店を閉めます」 と

          ほっそい路地マニア

          温泉って平気で裏切るからね

          先週の日曜日、ママチャリで往復3時間かけて温泉に行ってきた。 そして現在。行ったことをめちゃくちゃ後悔している。 なぜそんな無謀な挑戦をしたのか? きっかけは大学時代の友人からのLINEだった。 「今度の日曜、チャリで温泉に行かんか?」 「チャリで友人と出かける」という言葉の響きが、妙に私の心を揺さぶった。チャリでどこかへ出かけるなんて、高校以来ではないか。10年以上ぶりか。高校生の頃は、チャリに乗ってどこへでも行っていたことを思い出す。当時を懐かしむ気持ちが溢れてきて

          温泉って平気で裏切るからね

          飲み会チュートリアルのすゝめ

          大学時代の友人と飲んでいた時のこと。 4月ということで、新入社員の話になった。 なんでも今年の新入社員は「コロナ禍直撃世代」らしく、大学時代に飲み会を全く経験したことのない人もいるんだとか。 それを聞いて、飲み会を一度も経験せずにいきなり会社の飲み会に放り込まれるの、結構大変なのでは?と感じた。 飲み会には飲み会だけの独特な作法というか、立ち回り方があると思っている。そういう飲み会の面倒臭い部分を学べるチュートリアル的立ち位置として、大学の飲み会は割と重要な気がする。

          飲み会チュートリアルのすゝめ

          ドデカミンパッケージのやかましさときたら

          朝。 同居人が流しているラジオから「今後はエッチなAIが主力になり…、エッチ・コンピュータが注目されることで…」みたいなニュースが流れていたので、「何事!?」とドキドキしていたら「エッジなAI」「エッジ・コンピューティング」の聞き間違いだった。 残念ながら、エッチなAIが主力になる世界はまだまだ先らしい。 ◇◇◇◇◇ パッケージがやかましいドデカミンを買った。 ドデカミンのパッケージってこんなにやかましかったっけ? 何がかは分からないが、とにかく飲むとバクハツするらしい

          ドデカミンパッケージのやかましさときたら