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人生の難易度を変えるソリューション

Xを見ていると特定の#タグでしばしば流れてくるポストがある。

#ADHDのパワーソリューション

その中に100均で作る忘れ物チェッカーというのがあり、猛烈忘れん坊の娘に作成。
これアミューズ要素もあってなかなか良い。

これ以外にもこの#タグの書き込みはマルチタスクが苦手な民が如何にして日常生活にワーキングメモリを使わないかというライフハックに満ちていて大変有益だ。娘の特性には名前がないけど、使えそうなものは採用していっている。

靴下一種類とかスティーブジョブスの黒タートルネックとか服を選ばないのは最高に楽(*´艸`*)
これは定型と思われる自身もめちゃ実感する。

さて、我が家は専業主夫と小学生娘と社会人の妻(自身)という家族構成だ。
夫は主夫だがメンタルが不調な時は、育児以外はほぼ出来なくなる。
そんな夫も調子が良いときは家事も沢山やる。
一緒に暮らして20年余り…最初は、“メニュー指定してくれたら作る”だった料理も“冷蔵庫にある物から適当に作り出す”までの進化を遂げた。(スバラ!)
ただし、材料の入れ忘れがしばしばある。
買い物の買い忘れもあるあるだ。

行動は早いが、材料を全部出しておくとか、メモして買い物行く、とかの工夫がないと忘れる。(あと複数の料理の仕上がり時間はあまり考えてない風)

一方自身…比較的何をするにも、脳内シミュレーションが必要。料理してる時も作る工程とか出来上がりとか食べてるところとかを考えていて「あ、きのこ入れないと」と材料を思い出し、買い物してる時も(明日の朝ご飯は〜…あ、そうだ、パンがないのだった)とパン売り場に行ったりしており、急かされない限り忘れ物は少ない。
その代わり考えながらやるので行動が早くない。

工夫でなんとかなる人々はそれでいいとして、本人の努力では如何ともし難い状態の娘にはChatGPT APIで娘専用コンシェルジュ(カマキリ型のアバターでw)を安価に作ってあげられる世界になってほしいなと思う。

カマキリ執事「娘ちゃん。連絡帳は持ちましたか?体操袋は用意しましたか??」

なんてな。

ただし、これで向上するのは生活の質であったり効率であって、コミュニティの中で生きる助けになるかは微妙な面もある気がしている。
コミュケーションまでAIにさせたら“本人は一体何なのか?”という話になってしまう。

今のところの娘は“生きづらさ”は恐らく感じていない。それは学校に居る先生や友達が寄り添ってくれていて、サポートしてくれているからだ。

詰まるところ“生きづらさ”はコミュニティとの価値観や生活様式の乖離による摩擦である。これに柔軟に対応できる人が最強だが、受け入れてもらえる何かを持っている人もまた強いなと思う。

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