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【妄想】アニメPSYCHO-PASSの世界

もう10周年なのね。映画やってるのか。
入院中の我が子の為に深夜に搾乳しながら見ていた記憶…その子ももう小学生たが、これはまだ見せられないな…。
今日はこのアニメの世界について妄想してみる。

犯罪係数ってストレスチェックかな?

この世界には“犯罪係数”というものがあり、ドミネーターという機械で対象者をスキャンすることでこの世界を統括しているシステムがその係数を数値化するというもの。
高ければ高いほど犯罪を犯す危険が高いと見做される。
ドミネーターは銃のような形で、犯罪係数の数値により威力が変わる。(捕獲用パラライザ→執行用…)
しかし、サイコパスな人ほど犯罪係数が低い(ストーリーの要なので致し方ないが罪を犯してなお犯罪係数が低い人間が出てくる)。中でもモヤるシーンが、最初にドミネーターで執行されるシーンに出てくる人質女性。犯人がドミネーターで執行されて破裂死する。これを見てパニックになって被害者女性の犯罪係数がみるみるうちにあがり、すわ二人目執行か?!というシーンがある。
犯罪を犯してなくても犯罪係数が高くなると潜在犯とされて監視対象になったりする世界だ。これを恐れながら生活をしている人々が居る。

見た当時は漫然と見ていたけど、この機械で測ってるのは“犯罪を犯す危険度”ではなくて“メンタルの不安定さ”だと思い至った。
繊細な人ほど大変な世界だ。

個人的に“犯罪係数”が測れるものを作れるとしたら、それは“反社会的かどうか”と“共感力の多寡”を基準にする。これは質問形式に成らざるを得ないので、真のサイコパスは嘘回答により測れないであろうとは思っている。

PSYCHO-PASSの世界では、犯罪係数を定期チェックする仕組みがあり数値が悪化してくるとカウセリングを受けるようになっていたという点が、メンタルヘルスに置き換えたら非常に良いと思った点だ。

大手、中堅企業ではもう実施されているが、学生や無職の人、中小企業などには至ってない。高ストレスの人を医療に繋げる仕組みとして学生は健康診断に組み込んでみたら良いと考える。

こういうのって結局行政の方が遅くて、国民スマートウォッチ一台時代が到来したら心拍とかを図るのと一緒にAIチャットで問診して必要に応じて医療に繋げてくれるサービスを民間がやってそう。

街頭スキャナー

PSYCHO-PASSの世界にはパトロールロボちゃんが巡回していて、街頭スキャナーにより誰が何処に居るか直ぐにわかる超監視社会だ。虹彩認証もある。(それで作中に目玉を取り出された人が居た記憶。)

めちゃくちゃ窮屈だが、防犯対策として役には立つ一面がある。監視されてるから抑止になる。抑止にならなくても証拠として残り直ぐに解決に至るなどだ。

ただし使い方を間違えるとDVから逃げている被害者の居場所がバレる…とかの課題はあるな。
誘拐とか行方不明者が減るとしたら非常に良いと思う。

ホロでいい世界

PSYCHO-PASSで一番実現してほしいのこれ。部屋や服もホロ(グラム)で投影出来る世界観。犯罪にホロが使われるくだりもあるので、良いことばかりじゃないけど。

色んな服は楽しみたいけど、お洒落って色々キツイ場合が多い。ハイヒール履きたいけど靴ずれ必至だし、ゴスロリ服は可愛いけど重たいし手入れが大変。(フリルにアイロンかけていくのとか、レースを傷めないよう手洗いしたりとか)
ホロで手軽に楽しめたら嬉しい。なお、本当に着る服は単一色で、夏は涼しく、冬は温かい着心地の良いものでいいと思う。お財布にも環境にも優しい。
本物を着たければ贅沢な趣味として、作ればいい。

部屋も同様。ニトリの季節ごとの商品CM見るとワクワクする。でもワンシーズンで終わりにして季節ごとに買い替えるの?数年使うとしたら収納場所確保しないと、とかあれこれ悩んで結局季節感のあるグッズは買わない。この贅沢な楽しみ方は環境に優しくないのよね。
それでもなおニトリやIKEAのショールーム見るとワクワクするし、気分で入れ替えられたら最高!と思うのだ。

PSYCHO-PASSはディストピアの代表作の1つだけど、運用方法次第で良い世界になりそうだなとあれこれ妄想してみた。

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