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よい雑談を引き出す「七つ質問」

■ 学んだこと

本日は、第3章:「チームのパフォーマンスを向上させる❝良質な会話❞」
から【よい雑談を引き出す「七つ質問」】を読みました。

◉ よい雑談を引き出す「七つ質問」

ピョートル氏のワークショップで行っている「七つの質問」が紹介されていました。
その内容は「価値観」にまつわるもので、日本企業のビジネスパーソンがあまり職場で会話しないような雑談のテーマになっています。

①「あなたは仕事を通じて何を得たいですか?」
 
②「それはなぜ必要ですか?」
 
③「何をもっていい仕事をしたと言えますか?」

④「なぜ、いまの仕事を選んだんですか?」

⑤「去年と今年の仕事はどういうふうにつながっていますか?」

⑥「あなたの一番の強みはなんですか?」

⑦「あなたは、いまどんなサポートが必要ですか?」

①の「仕事を通じて何を得たいか」と②の「なぜ必要か」というのは「価値観」や「信念」、

③の「何をもっていい仕事と言えるか」と④の「いまの仕事をなぜ選んだか」は「基準」や「モチベーション」にかかわる質問だそうです。

⑤の「去年と今年のつながり」は、本人が「成長」に気づくための質問。
プラスのことが言えない場合もありますが、この質問の目的は、あくまでも「過去の自分とは変わっている現在の自分」に気づかせることだとありました。

なので、本人が自分の変化に気づいていれば、無理に質問を重ねる必要はないとのことでした。

⑥の「強み」と⑦の「サポート」はマネジメントのためには必須の情報で、
チームレベルだけでなく、人事異動のような会社レベルの判断にも役立つとありました。


■ 読んで考えたこと

前途のような質問をする前に、「仕事以外」の雑談を重ねて、ジョークなどが言い合える間柄になれば,
より効果が発揮するのではないかと思いました。

また、「七つの質問」は自分自身に問いかけてみることで、自分を振り返り、新たな目標をたてる良い機会なるとも思いました。

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