松阪一人酒 52軒目
晴れたり曇ったり、雪だか霰だかが降ってきたりと、典型的な「大気の状態が不安定」。春先は仕方がないのかな。
日がそこそこ長くなってるから、明るい内から飲みに行く感覚。でも気温はまだまだ冬なんだよ。そんな日に入ったお店は「友やす」さん。カウンターのみ、お姐さんのみのお店。
ノールックの鉾杉熱燗をつき出しで飲みながら、牛すじどて煮とブリカマの塩焼きを注文。ブリカマは食べでのある大きさ。あっさり風味のどて煮はちょっと珍しい感じかな。
焼酎の湯割りを追加して、メニューを吟味。あえて手作りギョーザをチョイスし、もう一品はシンプルに焼鳥。野菜たっぷりシャキシャキのギョーザはまさしく手作り。野菜が多いと水が出るから、都度都度作らないとダメなんだよね。
思ったよりもお腹にたまった感じだったので、ラスト一杯は八兵衛の熱燗。肴と締めを兼ねて、にゅうめんを注文。ネギと油揚げと鶏肉が入ったにゅうめんは大正解の一品だった。
早い時間にお店に入り、常連さんが来るより早く店を出る。静かな一人酒を堪能した帰り道は賑やかだった。
駅前の通りに屋台が出ていた事は知っていたけど、そこから入った路地にまで屋台が並んでいるのは予想外。どうやら初午のお祭りだったよう。酔った頭で、学生らしきグループや家族連れに混ざってそぞろ歩き。
こういうお祭りがあって、人が集まっている様子を見ると、松阪の街はちゃんと生きてるんだなって感じがする。
一層の努力をいたしますので、どうかよろしくお願いします。