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第14話【二度目の裏切り…そして脅迫】後編

前回のお話はこちらからです。


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4月20日09:35 
「おはよう。
全然だいじょばないです…。
一昨日?時間経ちすぎてよく分かんなくなってるけど、パニック起こして苦しくて、でも(ODしちゃったから)薬がなくてなかなか治まらなくて
その後、頭が割れるように痛み出して、お腹も激痛で…
犬猫のお世話だけはヨレヨレしながらなんとか無理矢理やってるけど。
なんかもうどうでもいいかなって。
女としても終わった訳だし。

私がした事はそんなに責められなきゃならない事なの?

責められるほど酷い事ならセルジュのお客さん減ってると思うんだけど。

そんなこんなで腹痛だけは治まりましたが動けません。
心配かけてごめんね。」


「とりあえず腹痛治まって良かったけど、頭痛か…。
今日、病院の日ですよね。
薬で少しでも良くなりますように。
でも動けないのか。
病院行けそうですか?」


19:41
「お仕事お疲れ様。
ぼちぼち終われるのかな?

診察はまた行けませんでした…というか気が付いたらお昼過ぎてて予約時間11:30だったから、もういいや、動けないしって…。
汗かいて冷えて。
また汗かいて冷えて着替えて
寝すぎて腰も痛いけど
それでもまだ眠くて
眠くて…は多分正しくなくて、現実逃避してるだけなんだけど。
あの女子高生たちもこんな気持ちだったろうな…と思うと切なくて苦しい。

何気ない他人の一言で、ここまで酷くなるんだよ、鬱って。
食べれない
動けない
苦しい
ただ鈴乃さんの顔を見て話したい
ランチ行きたいです。
とりあえず今は声が聞きたい。
余計な心配かけてごめんなさい。
帰り道気を付けてね。
今日も一日お疲れ様でした。」


「今、仕事終わりました。
こんなに晴れていたのに頭が痛くて後半仕事進まず…
明日も出勤だから早めに休みます。

病院行けなかったんですね。
心配することぐらいしかできませんが明日もしくは明後日は少しでも良くなりますように。」


 4月21日16:27
「お疲れ様です。
今日は体調どうですか?
頭痛くなっちゃったのは私の伝染しちゃったかな、ごめんね。
心配してくれてありがとう。
この3日なんにも食べれず。
食べたいとも思わず。
テレビも付けず。
SNSどころかスマホもほぼ開かず…なので、血糖値もあまり測っておらず…
ただひたすら寝ています。
人って本当に落ちると死んだように眠れるもんなんだよね。

さつきさんに言われた言葉の数々が胸に突き刺さって痛くて思い出すと泣いちゃうのでインスタ開くのも怖くなってます…
明日のインスタライブ、私は見れないかもしれないけど頑張ってね。

今はなんにもする気になれません。
あの夜に戻りたいです。」


「体調は僕も一向に良くならないです。
腹痛も頭痛も。
瞳さんの頭痛が伝染してるわけじゃないですよ。
頭痛は気圧もだけど、ストレスもあるのかなって感じてます。
寝ても2時間くらいで起きて、寝てまた2時間で起きてを日々繰り返してます。

スマホ開いたらSNS見てしまいますよね。
嫌な情報収集とか目にしてしまうくらいなら見ない方がいいんですかね。
僕は最近仕事以外スマホ触らないようにしてます。

明日のインスタライブは僕、映らないし、一応アーカイブは残す予定なので、落ち着いた時にでも。」


「うん、だからやっぱりストレスなのかなって思ったから。私のが伝染したんじゃないにしろ。
お腹もまだ痛いんだね。お薬じゃ治らないのかも。
私が一緒にいたら、こうしてあげたい、あーしてあげたいはあってもそれは叶わないし分かってるけどどうしても思ってしまう。

私は鈴乃さんをこのDMでしか支えられないからスマホを開きたかったんだけど、すぐ下に、さつきさんとのやり取りがあるから嫌で開けられなかったの。ごめんね。
さつきさんに分かっちゃうから削除する訳にもいかないし…。

SNSがどうのではないよ。
Twitterはフォロワーさんに返信書いたし、イイネもきたし、一瞬だけど頭ぐるぐる目眩させながらやれてます。

2時間毎に目が覚めてると何にも熟睡できてないね。大丈夫?
って、大丈夫くない私が言うのも変なんだけど。

私たち、やっぱりあの日の笑ってた夜に戻りたいね。
また一緒に私の作ったお弁当食べたい。
スペシャル弱っててごめんなさい。

鈴乃さんと私はお互いを支えあってこその仲なので、DMにはちゃんと答えなくちゃって思いました。

今日も一日お仕事よく頑張ったね。
お疲れ様です。
帰り道気を付けてね。」

「私が間空けちゃったから、ここ3日ぐらいいつも通りにDMできてなくて本当にごめんね。

今日の疲れがきちんと取れますように。
祈ってます。

ぼちぼちこっちに着くのかな。
もう雨は上がったから大丈夫だよ。


…少なくともあの夜の2人はとても健康的だったよね。笑。

本当にあの夜でなにもかも終わってしまったんだなぁ。

でも鈴乃さんが私を求めてくれたなら、すぐに受け止めるからね。
私も多分…今、求めているのは女としての価値なんだと思います。
でも鈴乃さん以外の人とはもうしたくないのは本心なので…

それだけです。
お先におやすみなさい。
少しだけ起きていられました。」


4月22日09:30
「おはようございます。
DMできない事はお気になさらず。
僕も今あまりスマホを見れてないので。

今日も朝からお腹痛いし、頭も痛いです。
今日の頭痛は気圧かな…。

今日もほどほどに無理せず。」


「おはよう。
またすっきりしないお天気で頭痛いよね。
お腹もどうしたら治るんだろう…あまりにも長くない?
鈴乃さんのストレスって何ですか?
スマホをあまり見ないようにしてるのは彼女に何か言われたからなの?
お互いにフォローし直した時に約束したこと覚えてる?
『これからも毎日DMする』
『甘えるのは私だけにする』
それから
『嘘はつかない』
『彼女の事も話す』
言いたくない事はムリして話さなくてもいいけど、また段々と離れていってる気がするので何でも相談してください。
元通りの関係に、友達に戻りたいって言ってくれたのは鈴乃さんなので、少しでも吐き出してストレス軽減して欲しいです。

今日はインスタライブがあって後半戦長いけど休み休み少しずつ頑張ってね。」

この時、私は鬱々でまともにペンも持てなくなっている中…それでも一生懸命に心を込めて
手紙を書き、その写真を送信した。
手書きで想いを伝えたかった。
全く意味がなかったけれど…


「追伸…

私はテレビも付けず、音楽も聴かず…
音のない生活をして4日目?です。
なんかそういう気になれなくて。
静かに外の騒音だけを聞いて過ごしています。

体重はもう少しで元の体重に戻る勢いで下がっていて、多分あのホテルの夜より更にウエストが細くなりました! 


(持病持ちの為、薬を大量に飲んでいるせいの副作用でどうしても体重が増えて困っていました…。
鈴乃の良い所を1つ上げるとするなら私の病気に関してはいつも心配をしてくれて病気の内容についても完全に理解してくれていました。そこだけは。心の声)

食べれてないけど、元気なので大丈夫です。 
今日は溜まってしまった洗濯物を干します。珍しく溜めちゃった。」


「スマホ、というかSNSを見ていない理由は友達とかフォロワーさんから、店、ブランド以外のDMのやり取りに疲れたとか、SNSで余計な情報を知ってマイナスな感情を作りたくないという理由です。
彼女は特に何も言っていません。

やっぱり僕自身は誰かに愚痴を吐いてもストレスの原因が解決されない限り軽減されないのですが、前にもお伝えしましたがそれでも心の器から溢れそうな時は愚痴ったり、お話したりすると思います。
その時は聞いてくれるとありがたいです。」


「なんかあった?んじゃないの?
疲れたって…。
今は言いたくないならいいんだけど。
彼女が何か言ったんじゃなければ良かったけど。
鈴乃さんのカフェ投稿って、お家に帰ってからだからスマホ開けない訳にもいかないじゃん…って少し心配しました。
制限されてるんじゃなければ良かった。

その大元のストレスの原因を私にぶちまけて少しでもスッキリしてくれたらいいのに、とは思うよ。

あと、そろそろ敬語やめよ。
私に対してそこまて堅苦しくなるのそろそろやめよ。

2人してここ数日、絵文字もなくなってるし。

普通に戻ろ、ね。

フォローし直した時、私が敬語やだ!って言ったら、『分かった』ってなったのにやっぱりいつの間にか敬語に戻ってるんだよねぇ…

年齢気にしなくていいから。
あれだけ色んな事があった仲なんだし、もう打ち解けよ!

ランチ、お腹の調子もあるけど日程的に行けそうなのってGW明けだよね?
待ってるから、顔見て話そうね。
その方が鈴乃さんの心は少し解ける♡
お腹の調子が悪くてランチ無理だったら、普通にお茶しよね。

お昼休みちゃんと取れてますように。
腹痛治ってくれますように。
エールしか送れなくてごめん。」


「スマホを見ないというよりはSNSですかね。

これは自分のせいなのですが、あのTwitterとnoteの事がきっかけでSNSであまり人と関わりたくないって思い始めました。


【Twitterとnoteの件については長いですがこちらで詳しく書いています↓】




彼女に誠実に向き合うためとか、女子高生の自殺の事とかもあったりして、もうTwitterは開いてません。
インスタも投稿に関しては写真もテキストも事前に用意するのでインスタ自体は開かなくていいので。


(私はリアルタイムで動く人間なのでやった事ないけど、インスタってプロアカウントだと予約投稿ができるらしい。多分、鈴乃はそれでやってるって事。鈴乃のやり方で22時〜23時くらいを目安で投稿すれば1番みんなが見ている時間帯らしいのでフォロワーを増やすには夜間がいいとか。私もプロアカウントにはしているけど、別にフォロワーを増やすのが目的でやってないからどうでもいい。あんまりフォロワーが増えると返信が面倒くさいし、そんな時間ない笑。心の声)


敬語はまだまだ難しいですね。
会えば少しは変わるかもしれませんが。

どうやら5月の方が忙しくなりそうなので来週ランチどうでしょう?
どうしても休日出勤の前にという形なので昼から14時くらいまでのランチとかになりますが。

腹痛は少し落ち着いてきたけど、やっぱり頭痛が酷いですね。
応援してくださってありがとうございます。」


「それは逃げだね。

女子高生の動画は見ない方がいいよって私が言ったけど。

私がTwitterに投稿したものに関して言えば鈴乃さんは全部見て聞くべきだったと私は今でも思っているし、私が鈴乃さんの立場だったらそうするけど…
でも男の人って、皆そういうのから逃げるのかも。
   
彼女に誠実に向き合いたいっていうのを口実に逃げてるかなって少し私は感じる。
そればっかりを言うことで一生懸命自分を正当化しようとしてる。

でも嫌なら見なければいいよ。

SNSなんて見るも見ないも個人の自由なんだから。

自分が関わっているのを分かっていて逃げたのはちょっと男らしくないと言うかカッコ悪いと言うか…

私のせいで何か言われたの?

さつきさんと話したりした?

私ね、さつきさんに『私の方が鈴乃さんのこと知ってるし』的なマウント取られて悔しかったからちょっとムキになっちゃったんだよね…
なんか言われてたらごめんね。

私もそのせいで今、インスタ投稿する気になれない。

来週ランチ行けるなら行こ。
スカートは履いていくけど撮影は諦めよ。
鈴乃さん、今、近くのカフェやランチならどこ行きたい?
近くで決めていっぱいお話しよ。
ちなみに月曜日がワンコの病院なので、それ以外だったら今のところ大丈夫です。」


「正当化しようとしているわけではないです。
結局自分のせいなので。
あれがあって自分が職をなくすとか、会社やブランド、お客様を傷付ける恐怖が凄かったので。

逃げでも、カッコ悪いと言われても物凄く怖かったし、今でも物凄く怖いからあまりSNSを見たり、人と関わりたくないと思います。
Twitterを見つけた人以外からは特に何かを言われてません。
ただ言わないだけで、みんなお店に来なくなっているのかもしれません。
さつきさんからは特に言われてません。」


(うぅぅぅ。ムカつく!書きながらムカついて手が震えてきた。ちきしょう!このDMが着た時と全く同じ症状だ。怖いのはこっちだわ!また【後出しジャンケン】かよ!!  心の声)


「だったら、なんで私とまた元通りになりたいだなんて言ったの?」


「怖かったから消してもらって、前のような友達に戻りたかったからです。」


「結局、怖いんだ…私のことが。

さつきさんとは別に喧嘩した訳でもなんでもないけど、私が勝手に病んでるだけです。

私があの音声動画を晒したところで、お客さん減ってないみたいだし、逆に忙しそうにしてるし、私のやった事なんて意味ないようなものなのに何でまだ『あんなの消して良かった』とか『デジタルタトゥーになる』とかそんな大袈裟なことまで言われなくちゃならないの?

っていうのはちょっと揉めたけど。

結局、鈴乃さんもさつきさんもTwitterのことよく分かってないよね。
だってさ、あれをイイネした人もRTした人も、コメントした人もいなければ、DM送ってきた人も誰もいなかったんだよ。

(今回のこのnoteはTwitterの別垢でも連携していたら通りすがりの変な人にその事で絡まれた!
『 誰もイイネもRTもしてないし、お前の話なんか誰にも共感されねーよ!かわいそうなオバサンw』って変なの2人だけだけど凄いしつこくされたから、まぁこのnoteの宣伝は散々したし、そのお陰でめちゃくちゃアクセス数は伸びまくってるからもういいやと思って、6月に入ってから別垢を削除し、蝿2匹は追っ払った。そしたらその2匹も投稿を消してて笑った。もう私には届かない、ざまーみろ。笑。ちなみにイイネは幾つかされてたから少なくとも共感はされてたけどね。心の声)


女子高生の飛び降り動画みたいに垂れ流してた訳でもなし。
ツイートしながらの計5時間くらいしか載せてなくて見たのは多くて15人くらいの人。
その中の1人がセルジュのお客さんだったんだよね。

で、あれから今日まで何か悪いこと起こったの?

起こってなくない?

なのにガンガン、さつきさんに責められて私は辛かった。
何にも知らないくせに。
そんなん言われるんだったら、鈴乃さんが聞くまで消すんじゃなかった…って思う。


【だから今回はYouTubeにアカウントを作って音声動画残してます!
聴こえにくい音声もありますが鈴乃の発言の証拠なので一応上げてあります。】

①第5話【第二夜〜決戦は土曜日】前編より。


②第5話【第二夜〜決戦は土曜日】後編より。



言っておくけど、あれは私の方が惨めな醜態を晒した音声なの。


(上のYouTubeをお聞きになってくださった方はいかに私が自らをさらけ出してでも鈴乃を救おうとしてきたのか?分かって頂けるかと思います…余計なお世話とか、恋に落ちると怖いとかそういう事を言う人もいるでしょうけど、私を関わらせたのは【鈴乃】ですから。
『やりたかっただけ』で私と初めのセックスをしなければ私に “セカンドバージン” という言葉はなかったですからね。
【全ては鈴乃の責任です】心の声)


どれだけの恥を世間に撒き散らしたか。
2人ともなんにも分かってない。

それで?

私を元の友達に戻して口止めさせておこうって事だよね。

なんかもう2人して楽しみぶっ壊してくれてありがとう。怒!

さつきさんに言われたの。
『ランチしてて、彼女にバレたらどうするか?』
DMの内容を見せろと言われれば見せるし。
音声を聞かせろと言われれば聞かせるよ。

でもさ、鈴乃さんと彼女の関係を壊す気ならとっくに鈴乃さんち方面に行ってるって、さつきさんに言ったの。

(そりゃそーだ。2人の婚約をぶち壊したいなら鈴乃の家方面へ行くでしょうよ、駅を挟んですぐあっちなんだし、近所なんだから。でも私、1回も行ってないです。心の声)

私は鈴乃さんの彼女に1mmも興味ないし別に顔が見たいとも思わないし、どーでもいいという話をしました。
なんかさー、終わったことを2人してグダグダと…」


「意味が無いわけではないです。
結局あれ以来、見つけた人はお店に来てません。

(そりゃ、今まで知らなかった裏側の鈴乃を知って幻滅したからだっつーの。自業自得。心の声)


Twitterもnoteもアップしていた時間が短かかっただけで、もっと長かったらもっと色んな人に知られたと思うし、
僕は自殺したかもしれません。
それくらい怖かったです。


(ココ↑↑↑重要!
『自殺したかもしれません』これは明らかな脅迫です!
今、私はこのnoteを嘘偽りなく書き綴っているし、Twitterの本垢でもセルジュのタグは付けないにしろ連携しているし、それでも今6/25現在、セルジュの顧客状況がどうなっているのか?知らないけど今日までだったかな、受注会とかやっていたみたいだし変わりなく営業はしているのだし、私の所には苦情の1つもきていません。セルジュの本社からも一切何も言われてません。その事実がどちらが正しいかを示してますよね。 心の声)


それでも元の友達に戻ろうとしたのは優しい瞳さんを知っているからで、だから前のような友達に戻りたいとお話しました。

終わったことをグダグダ言ってるわけではないです。

(めっちゃ言ってるじゃん!心の声)

ただSNSを見なくなった理由を聞かれたのでお答えしたつもりです。


(こういうとこ、本当にばか。
何でも相談してって言ったけど、嘘はつかないでとも言ったけど、でもさ、『わざわざ言わなくてもいい余計なこと』ってあるのに、39歳にもなってその判断がつかないんだもん…呆れる。そういうとこだって!心の声)


不快にさせて申し訳ございません。」


「そのお客さん、そんなに頻繁に来るお客さんなの?
気にしすぎなんじゃなくて?

自殺って、大袈裟な…

もういいよ、そこまで言うならランチやめます。」


「セルジュのお客様は買い物目的じゃなくても来る方が多いので」


「なんにも分かってないじゃん。
Twitterにあの録音載せるのにどれだけ苦労したか。
めちゃくちゃ時間がかかったものをそんな簡単に保存できる訳もなし。

(いや、こんなくだらない男女関係の大喧嘩の音声なんか誰も保存しないでしょ。笑。心の声)

ましてや、鈴乃さん本人が自分が言ったことを確認すらしていないのに、自殺してたかも、なんて言うならもういいです。
ていうか、自分のした事を棚に上げて自殺って…、呆れる。

もうやめよ、疲れた。

そんなに言うなら聞く?
聞けば?自分が吐いた酷い台詞の数々。
本当に酷いよね。
どれだけ傷付ければ気が済むの?

どうせ自分の言ったことなんか全部忘れてるんじゃん。
ついでに言うけど、さつきさんと3人で会った時のもあるよ。
周りうるさすぎてあんまり聞こえないけど。
鈴乃さん縮こまってて声小さかったし。


【音声YouTube ③第8話【再会編】より】


そのお客さんが来てくれなくなったのは私のせいなのね。
それは申し訳ありませんでした。

…私なんか悪いことしたっけ?泣。
もういい。
マジで海に行って叫んでくる!」


「棚に上げてないです。
前から、そして先ほども書いた通り自分のせいです。


(なら黙ってろ!反省してないから、あー言えばこー言うの屁理屈がいつまでも続くんだよ。本当にうんざり。心の声)


瞳さんが先日ご自身がお話していましたが
『何気ない他人の一言で傷付いて食べれない、動けない、苦しい』
それは鬱じゃない人もそうなります。
僕は未だに2人で会った2回目の夜のこともその後のことも思い出すと手が震えます。


(この鈴乃の発言は私にとって衝撃だった。
2人きりで過ごしたあの夜のこともその後のことも思い出すと手が震える…という事は、あの夜もそれ以降のDMのやり取りも決して楽しい訳ではなく仕方なくやっていた!ということになる。一晩一緒にいてあんなに沢山笑って、3回も夢中でセックスしたのに?それが演技?無理矢理?仕方なく?…こんなに馬鹿にされたことはない。人生初最高のセックスだと思った男に人生初最低の事をされた!と思った。
だから、これは鈴乃からの宣戦布告だと私は受け止めることにした。自爆だよ。心の声)


会社やブランド、お客様を巻き込む恐怖は本当に死にたいほど怖かったです。
自殺は大袈裟ではなく、さつきさんと3人で会おうというのがなければ可能性はゼロではありませんでした。」


(完全に脅迫でしょ。恐ろしいのはどっちだっての。後出しジャンケンばっかりしやがって。タチが悪い。私は思った事、感じた事をその場、その時に言うし、こういう汚いやり方は絶対しないから本当に信じられない。心の声)


「だからそれが棚上げだって言ってるの!
なにが自殺だよ、バカバカしい。
自分がまいた種でしょ。
身から出た錆
自業自得

なのに、責められるのは私。」


「ただ2人で過ごした夜からやはり優しい瞳さんとお話できたので友達に戻りたいと思い、あの夜があって良かったと思っています。」


(もう言ってることむちゃくちゃ…心の声)


「じゃあ、なんで余計なこと言うかな。」


「責めてないです。

先ほどもお伝えした通り、SNSを見なくなった理由をお伝えしただけです。」


「今、猛烈に傷付いてるんですけど。
聞きたくなかったです。
責めてるじゃん、自殺とか…」


「それくらい怖かったということです。」


「でも自分が悪いのに自殺考えるとか本当に酷いと思う。
くだらないよね。私が作ったばっかりの捨て垢なんて、見てたのその人ぐらいでしょ。
半日あったかないかのアカウントだよ。
そんなもんにTwitterの人達、興味ないし!」


「自分のせいですし、バカバカしい理由ですが、そう考えたのも事実ということをお伝えしたかっただけです。
嘘をつかないということでSNSを見ない理由をお答えさせていただきました。」


「ばっかみたい。
鈴乃さんもさつきさんもビビりすぎなんだよ。」


「以前から申し上げている通りとても小心者です。」


「『嘘をつかないこと』と、『言わなくていい余計なことは言わない』は別だと思う。」


「余計ではないと思います。」


「余計です。
そうやって人を責める能力があるんだから鈴乃さんもさつきさんも私なんかよりよっぽど強いと思うよ。」


「責めていません。」


「だって、2人で過ごした夜があって元通りに慣れたと思ってたのに、なにこの仕打ち… “なれた” の間違い。手が震えてる」


「だから3人でお会いした時に謝りました。
僕も手が震えてます。」


(これ謝れば済む問題じゃない!本当にムカつくし、今これを書いていても手が震える…心の声)


「もういいよ、ランチ行かない。
せっかく楽しみにしてたのに
ぶち壊しじゃん。
本当ひどい。」


「瞳さんにとっては余計なことかもしれませんがちゃんとお答えしたかったんです」


「私の気持ちなんてどうでもいいんだもんね。
自分のことばっかり!」


「それを踏まえて、あの夜があって、だからこそちゃんと友達になってランチに行こうと思いました。」


「それだったらあの夜に言えば良かったのに、なんで今、言うの?

結局これでランチもなくなり、私の為に歌ってくれる私の為だけのミニライブのカラオケの約束もなくなり…
嘘つきだね。」


「何度もお答えしていますがSNSを見なくなった理由をお答えしました。
そして怖かったというのは3人でお会いした時にお伝えしましたが」


「だってしょーがないよね、余計なこと言って、自己主張ばっかり強くて
私の機嫌損ねちゃったんだから
もう台無しだね。」


「自己主張ではなく何度もお伝えしていますが、あくまで自分のせいです。
今、伝えているのは自分の気持ちです。」


「それを自己主張というの!
ねぇ、でしょ!
本当に勝手だな。
もう好きにして。
私も好きにする。
言い訳とか鈴乃さんの気持ちとかいらない。」


「約束を破ったわけではないです。
ランチにも行きたいです。」


「私は行きたくない
こんな気持ちで、どうやって会えと?
ばっかじゃないの」


「じゃあ自分の気持ちを伝えないまま、お会いするのは違うと思いました。」


(3人で会った時、さつきさんの前で「カフェやランチに行ける友達に僕はなれます!」って言い切ったくせに?なんなんだよ、この超後出しジャンケン…心の声)


「自分でぶち壊しにして。
だからなんで今なの?
それあの夜に言えば良かった話でしょ。
超絶自分勝手じゃん。
自分さえ良ければいいんだね。
どうぞ、お幸せに」


「自分さえと思っていないから友達に戻ってランチに行きたいと思っていましたし、今も思っています。」


「あの夜はなんだったの?意味わからない。」


「あの夜は友達に戻るための夜でした。」


「天国から地獄ってこれだね。
分かりました。
もう私は私で好きにするので放っておいてもらっていいですか」


「あの夜があって、友達に戻って楽しい話をしながらランチをしたいと思っていました。
怒らせるつもりはありませんでした。

ただSNSを見なくなった理由を嘘なく伝えておきたいと、たとえ自分のせいでもあの事があったからネットの繋がりは控えようと思いました。

それでも瞳さんとのやり取りが続いているのは優しい瞳さんとたわいない話をしたかったからです。」


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私はこの鈴乃のDMを最後にもう返信を書かなかった。
鈴乃にはもう何を言ってもムダなのだ。

昨夜、偶然見たある人のnoteを読んでいて見付けた記事がある。


偏屈…頑固、屁理屈、見栄、虚勢、ネガティブ、自己中、身勝手、プライドが高い等、もろもろ鈴乃の事そのものだ。
そして、1番最後の
『⑩人の親切や好意を素直に受け取ったりできない』の所が1番鈴乃そのものだと思った。本当に可愛くない。39歳でまだ反抗期か。

私はこの4月22日のDMのやり取りを最後に鈴乃への恋愛感情を完全に打ち切る事を決めた。というか、そもそも私は被害者なのに、ここまで一方的にギャフンギャフンに言われて『それでも鈴乃さんが大好きだよ』なんて言う訳ないだろ。ふざけんな!ランチなんか行く訳ないわ!
どこまで女を馬鹿にすれば気が済むんだ、こいつは…。

そして、私は鈴乃からの宣戦布告を受け取り、このnote『51歳のリアル恋愛綴ります』を書き始めたのだ。

鈴乃は4月22日の夜、予定通りに2回目のセルジュのインスタライブを行った。
カメラマンとは言え、進行は鈴乃がしていたし、あれを見ているとこの時初めて女性スタッフが各アクセサリーを付けてモデルになっていたのだけど、鈴乃が解説しながらやたらと手に触る触れる。
あれを接客でやられたら女性客としては『えっ♡』ってなるよって思った。いやらしい。
普通のジュエリーショップで、ネックレスとかの試着したってあんなお触りないわー。


私は鈴乃とさつきさんをフォロー、フォロワーとも外し、ブロックした。
後悔はない。
(完)


⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·


鈴乃とのやり取りのお話はこれで終わりですが、この後 “エピローグ” を続けます。

それから私がこのnoteを書いていようが、鈴乃のインスタもTwitterも非公開にはなったものの、別にアカウントが削除されている訳でもなんでもないので本当に強い人間だなと感心していますが
(当然ですが全然褒めてないです。)

鈴乃にはきちんとインスタの非公開を外して、私にセルジュを退職したなら退職した、群馬なり富山なりに引っ越すなら引っ越すとの報告と鈴乃が迷惑をかけた皆さんへの謝罪も一緒に書き投稿してもらいたいです。
それが私に伝わらない事にはセルジュトラヴァルのタグは外せません。
その事により鈴乃が退職した後もセルジュに迷惑がかかったとしても私は一切の責任を負わないとここに記しておきます。

ココを見ているから、鈴乃は非公開にしたのだし、ココを見ているからプロフ画も変更したのだから。
見ていない訳はないのだから。
私はココに記しましたからね。
後は鈴乃次第です。


私のこのnoteを見守り続けてくれている読者の皆様には深く感謝いたします。
ありがとうございます。

エピローグに続く。

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