友という存在。

先日、久々に、
20数年の付き合いのある友達と
地元の居酒屋へ行った時の話。

その子とは中学生の時に出会い、
ずっと付き合いが続いている。

ここ数年、
引越し、離婚、転職、休職…
本当に色々あった。

それもこれも
幸せになりたくて、
前に進みたくて、
足掻いてきた証だとも思う。

だから、
その分、沢山無理も背伸びもしてきたし、
見栄も張ってきた。

やっと最近、
それを認められるようになったし、
言葉にも出来るようになった。

しかし、その話をした友人は、
こう言ってくれた。

「彩。ちゃんは真面目でしっかりしてる部分が前に出やすいのかもだけど、もっともっと自然体で柔らかい部分もあると思うよ。
そこをもっと出せるようになったら、
恋愛でもちゃんと彩。ちゃんに合った相手に出会える気がする。」

その言葉を聞いた時、
ふわっと温かい気持ちが込み上げた。

こんな不器用な私を理解してくれて、
ずっとずっと付き合ってくれる友達がいる。
色々な事があったけど、
周りに支えてもらいながら、
そこを乗り越えて、
今こうして地元の居酒屋で
お酒を飲みながら、笑いながら話せてる。
それだけでもう十分に幸せだ、と。

上を見ればキリがない。
もっともっと、と思えば、
人間の欲なんて計り知れないだろう。

だからこそ、
この夜感じた幸せを忘れないでいよう。

“今“そばにある幸せを大切に、
大切な人たちと笑って生きていきたい。

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