彩。

34歳OL|バツイチ子なし|人生変えてみたくて転職するも体調を崩して志半ばで退職。地元…

彩。

34歳OL|バツイチ子なし|人生変えてみたくて転職するも体調を崩して志半ばで退職。地元で再起を図る中で、人生の振り返り、頭の整理を兼ねて、日々感じている事、考えている事を綴ってみようとnote始めてみました。よろしくお願いします。

最近の記事

珠州を纏う、春を纏う。

先日、初めてお迎えした、 シルクのストール。 珠州に住む、 染色家の染山雅ちゃん(@miyabi.some.miyabi)の作品。 一緒に参加していたイベントで購入した。 イベントが終わり、 解散する時に、 珠洲に住めなくなってしまった事を 申し訳なく思っていることを伝えた。 すると彼女は、 「良いんだよ。  それぞれに必要な場所が与えられるから。  繋がれる時にまた繋がろう。」 そう言ってくれ、ハグを交わした。 彼女のくれた言葉は、 珠洲を離れた罪悪感でいっぱいの

    • 迷い道の中から見つけたもの。③

      ②のつづき。 地元へ戻った後、 運良く、 前勤めていた会社に、 パートとして 体調見ながら、 働かせていただく事になった。 “バツイチ“となって戻ってきたわけだが、 顔馴染みのお客様達は、 「今は別に珍しいことでもないし、  戻ってきてくれて良かった!」 と温かい言葉をかけてくださった。 コーヒーチェーンでの経験もあることから、 休日に知り合いのカフェで お手伝いをさせてもらったりもしていた。 有難い事に人や環境にも恵まれ、 少しずつ新しい地元ライフを謳歌し始め、 2

      • 迷い道の中から見つけたもの②

        ①のつづき。 かくして、 晴れて(?) 独り身“となった私。 辛い時、 悲しい時、 嬉しい時、 気合いを入れたい時、 お気に入りのカフェで飲む たった1杯の飲み物が、 そこで交わす言葉が、 私を救ってくれた。 特に、離婚を決断した時期は、 とにかく心身共に疲弊していて、 カフェで過ごす時間が、 私の癒し、支えとなってくれていた。 私もそんな場所を創れる人になりたい。 そんな思いを胸に、心機一転、 1年後には10年勤めた会社を退職し、 某大手コーヒーチェーンへ転職し

        • 迷い道の中から見つけたもの①

          私には夢、目標がある。 それは、  ー心和らぐ、止まり木のような、     コーヒースタンドを創る事ー だ。 私はもうすぐ35歳になるが、 人に影響されやすいし、 意思も強くないし、 軸がブレブレでダメダメ。 そんな私が、 かなりの迷走を重ねた結果、 ようやく辿り着いた夢、目標だ。 私は、“バツイチ“だ。 実は、私の元夫も、 カフェ経営をしたいと言っていた。 元夫が珈琲に目覚めたのは 結婚して1年半くらい経った頃。 その後、 「将来はカフェ経営がしたい。  だか

        珠州を纏う、春を纏う。

          “私“を誇って生きる

          バツイチ、で何が悪い( ´Д`)y━・~~ 離婚した事。 転職した事。 でも無理して倒れて救急搬送された事。 結局地元に帰った事。 帰って1年も経たずに、 その地元にも地震で住めなくなった。 人生色々と言いながら、 色々ありすぎるこの数年なわけだけど… 何も後悔はない。 いや、少しはある。 というか、 もう少し要領良く生きられないもんか、 と思うことはある。 そして、なぜに地元へ帰ったのに、 “帰る場所“、実家を失ったのか、 未だに神様の意図が分からない。 だ

          “私“を誇って生きる

          Come back home

          大切なものって 意外と強く求めてなくても、 いつの間にか、 そっと側にあるものだ。 離婚してボロボロになった時。 仕事で疲れ果てた時。 人生に迷った時。 挑戦したいと決めた時。 いつだって心を強くしてくれた場所。 そこで繋がった人たちは こんなどうしようもない私を 優しく受け止めて、 見守ってくれて、 導いてくれる。 生まれ育った故郷であり、 離れたとて大切な場所。 それが、 能登、 という場所。 今は離れ離れだけど、 いつか笑って会える日が 来ますように。

          Come back home

          “被災者“だからこそ、“被災者“でいられない

          1.1の地震から もうすく1ヶ月が過ぎようとしている。 2次避難で能登から離れる事を決め、 能登を離れて2週間が経とうとしている。 何か変わったかというと、 何も変わってないような、 変わったような… 自分のこれからの事を考えてみては、 「こんな事考えている私は まだ余裕があるのかな…」 と落ち込んでしまう。 週1回〜2回、能登へ帰り、 色々と作業はしつつ、 惨状を見たり聞いたりすると、 「もっと大変な人がいる。」 「まだ能登に残らざるを得ない人たちもいて、

          “被災者“だからこそ、“被災者“でいられない

          生きててくれてありがとう。

          能登半島地震からもうすぐ約2週間。 友達や知人、色々な人と連絡を取る中で、 身近な繋がりの大切さを痛感している。 地元に残った学生時代からの、 いつも集まる女子会メンバーがいる。 グループLINEでやり取りする中で、 1人とは地震から1週間ほど 全く連絡が取れなかった。 いわゆる、 “孤立地域“に住んでいる子だった。 家族で市外へ避難すると連絡が来て、 電話で声を聞けた時に、 とにかく泣けて泣けて仕方がなかった。 こんなに泣けるものかと思うほど。 今日もLINE

          生きててくれてありがとう。

          家を失った日…

          穏やかなお正月。 珠洲の両親に孫を会わせたいと 帰省していた妹と1歳の姪っ子を連れて、 ちょっとそこまで、のつもりで家を出た。 その約2時間後の事。 鳴り響く緊急地震速報。 車が横転するかと思うような激しい揺れ。 揺れが収まったかと思えば、 鳴り響く大津波警報… LINEや電話でいろんな人から とにかく逃げろという連絡。 必死に山の方に車で逃げて、 生き延びる事が出来ました。 実家にいた母と弟は 何とか這い出して無事。 外出中の父も無事を確認。 夜遅くに何とか

          家を失った日…

          心は臆病、身体は素直。

          3日ほど前から、 原因不明の体調不良。 日に日に強まる 胸の辺りの圧迫感と、 喉の違和感。 咳も鼻水も出ないし、 熱もないから、 風邪でもないし… かと言って、 寝ても治らない。 どうしたらいいか 分からないまま、 体調は良くならず、 結局、病院へ。 結果は… 「心電図も異常ないし、  恐らく、逆流性食道炎ですね。」 …人生2度目の、 逆流性食道炎。 先生は詳しく聞かなかったけど、 原因は 恐らく、 ストレス。 だと思っている。 分かってる、分かってた。

          心は臆病、身体は素直。

          悲しみに飲まれそうな夜は。

          そんな夜は、 食べたい物を食べて、 食べたくなければ食べない。 温かいお風呂に浸かって、 泣きたいだけ泣いてみたり、 歌ってみたり、 思いのままにバスタイムを堪能する。 お風呂上がりは、 温かくて心がほわほする、 ミルクティーに蜂蜜をたくさん入れて ゆっくりと味わう。 そして、 湯たんぽで温めておいた布団に 包まって眠りにつく。 大丈夫。 1日で立ち直れなくても 大丈夫。 明けない夜はないから。 いつか、とびきりの無邪気な私で 笑っていられるようになるから。

          悲しみに飲まれそうな夜は。

          経験を糧に変えていける強さを。

          先日、彼とさよならする事を決めた。 夏の終わりに紹介され、 一緒にいてみたものの、 あまりにも価値観が違い過ぎた。 彼は、 「友達でいたい。」 と言ったけど、 私はそのつもりはなかったので、 角が立たないよう、 丁重にお断り申し上げた。 それが伝わってるかは分からないけども… 都合の良い女でいるほど私も暇じゃないし、 いつまでも健気に連絡待ってるなんて、 そんな事出来ない。 だって、 それだと振り回されるだけに なってしまうから。 もしかしたら、 最初から分かって

          経験を糧に変えていける強さを。

          ショートヘアーは譲れない私のアイデンティティ。

          ある日の彼との会話。 「どっちかというとロングが好きかも。  〇〇ちゃんは伸ばさないの?  あんまり伸ばした事ないんだったら  似合うか似合わないか分からなくない?」 「うーん、それもそうだね。」 物は試しか。 担当の美容師さんに 「こんな感じで伸ばしたいんですー」 と見せるために、 セミロングの髪型のイメージ写真を ホットペッパービューで検索。 都度、相談しながら、 ショートを少しずつ伸ばしつつ 髪を切りそろえてみて数ヶ月…。 うーん… やっぱり… しっくり来

          ショートヘアーは譲れない私のアイデンティティ。

          何度間違ってもいい。その度にまた選び直せばいい。

          ここ1週間ほどは 激しい感情の渦に飲まれて、 息継ぎしてはまた溺れ、の 繰り返しだった。 だけど、 1度ジタバタをやめてみたら、 「大丈夫かも。」と 思えてきた。 私は間違えたかもしれない。 でも、それは 相手に聞いてみない事には 分からない。 だけど、 もし間違えていたとしても 大丈夫なのだ。 また選び直せばいい。 大切なのは、 その先に何を選ぶか。 そして、もう1つは、 “私は私でしかいられない“ という事。 まずは、 自分を許して、 自分を認めてあげる。

          何度間違ってもいい。その度にまた選び直せばいい。

          私らしく、笑っていきたいから決めた事。

          ここ数日、 絡まった糸が解れるように、 するするっと 思考が整理されている。 厳密に言えば、 日々に飲み込まれ、 絡まった思考の末、 心の奥の奥に追いやった 気持ちを 引っ張り上げる事が出来た。 誰かに認められるための努力。 期待応えねば、 役に立つ自分でいなければという焦燥感。 将来の不安を埋めるための勉強… だから苦しかったのか。 心と言動が ちぐはぐだったんだもの。 前の業界に戻ったんだから、 こうあらねば、 この資格を取らねば… だけど、モチベーションは長

          私らしく、笑っていきたいから決めた事。

          私を満たす時間

          カフェが大好きだ。 思い立って、 春に行って以来、 なかなか行けないままだった カフェに行ってみた。 「あらっ、お久しぶりですね!  お席どこでも良いですよー!」 私が選んだのは、 窓辺の海が見える1人がけの席。 海辺の木々が風に揺れる様、 キラキラと波が輝く青、 風に身を任せて飛ぶカモメ達。 店内に流れる、 静かなピアノのBGM。 色々忙しかった頭の中が スーッと静かになっていく。 危うく涙が溢れるところだった。 優しい、優しい時間が流れる場所。 私もいつ

          私を満たす時間