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潰瘍性大腸炎と付き合って25年 時々喧嘩 ちょっと鍼灸の話

前回の私の拙い文章の初NOTEを読んでいただきありがとうございます。

前回は発病から症状が落ち着くまでの4〜5年までの出来事をお話しました。
今回は、その後のお話しをしようと思います。

と、その前に
発病してから2年後に始めた鍼灸治療の話をもう少し加えたいと思います。

初めての鍼灸治療 
鍼灸師に感謝

鍼は痛くないか。
何をするのだろう。
不安がありましたが、ムーンフェイスという副作用が出てしまったので思い切りました。

初診時、まず、時間をかけて問診がありました。意外だったのは病気の事より、進学先を選ぶ時や結婚する時に迷ったか、それから、ここ数年の出来事など、私について色々と聞かれました。

それと、血液検査結果と大腸内視鏡の写真を持ってきてくださいと言われました。

毎回治療前に、舌と脈を見ます。
その二つでその時の私の状態がわかってしまい嘘をつけません。
例えば、食べ過ぎたのに食べ過ぎてないと言ったらバレます。

鍼を刺すとズーンとした響きがあり体の奥に広がっていくようでした。当初は治療後に眠くて仕方なかったです。

そして、徐々に粘血便が減り症状が楽に!
よくなるかも!と気持ちも上向きになっていきました。

ここの鍼灸師には、鍼で潰瘍性大腸炎を治すという意気込みを感じました。
このかわり、厳しい事も言われましたが、鍼灸師には本当に感謝してます。

鍼灸治療を始めてから副作用がなくなり、少しずつ薬を減らす事ができました。

でも、時々、突然粘血便

初期の頃の症状程ではありませんが、突然思い出したように潰瘍性大腸炎は粘血便で私に喧嘩をふっかけてきました。

調子よかったのに何でまた!
いいかげんにしてくれ!と症状が出た時は文句を言ってました。

原因はストレス⁈

何かと『ストレス』が原因と言われる。
何かと『ストレス』を溜めないようにと言われる。
何でも『ストレス』

医者も『ストレス』と言っておけばいいと思っているのではないか⁈

今もそうですが、この頃は特に『ストレス』という言葉に敏感でした。

『ストレス』に耐えられない自分が弱い、私の性格がいけないのか、と。

『私は物事を気にしないから病気しない』という人がいますが、病気は神経質な人にやってくるものではないです。

絶対、ストレスだけが原因ではない。
気にし過ぎる性格だけが原因ではない。
他にも原因はある。そう思って、日頃の食事を探ってみました。

何度か食べて体の調子を見て気づいた私に合わない食べ物


①大好きなすき焼き
すき焼きに限らず牛肉が合わない事がわかりました。
牛肉を食べると調子が悪くなる。
ハッシュドビーフやビーフシチューも駄目でした。

なので、我が家は豚すき焼きが多いです。何故か豚肉は大丈夫。
もも肉ですけどね。
豚すき焼、美味しいですよ♪

②市販のカレールー
これはカレールーに入っている油などが合わないのではないかと考え、カレー粉とトマト缶を使ってトマトカレーを作りました。けっこう美味しいです。今は、『カレーの壺』というペースト状の商品を使ってます。それ以来、市販のカレールーは使ってません

③冷たい飲み物やアイスクリーム
外食の時は、氷無しでと注文してました。氷がないと、グラスに飲み物が半分しか入っていないなんて事もありました。

④キムチ
辛さ控えめなキムチは少量なら大丈夫でした。

⑤塩辛
何故かだめでした。以来食べてません。

⑥炭酸 アルコール?
親戚の集まりの時に、断りにくかったのでビールをコップに半分くらい飲んだらだめでした。アルコールというより、炭酸に反応したような気がします。

⑦揚げ物
昔からあまり食べられませんでしたので、避けることは簡単でした。

他にもあった
気をつけた方がよい食べ物

この頃、ある女性医師の潰瘍性大腸炎と食べ物の本を読みました。

そこに、小麦粉や添加物の増粘多糖類がよくないと書かれていたのです。

小麦粉

グルテン。
パンや洋菓子、パスタ、醤油などあらゆるものに使われています。

中医学的には、小麦粉はイライラを鎮めるようです。
そのせいか、やはりパンを食べたくなります。

寛解期には国産小麦で天然酵母の白くないパンを食べてましたが、最近は米粉パンにしてます。
ここ数年、ありがたいことに米粉パン屋さんが増えました。
ただ、米粉70%小麦粉30%などが多く、米粉100%はまだ少ないかな。
出来る限りのグルテンフリーを継続中。

添加物の増粘多糖類

これもあらゆる食品に入ってます。
生活クラブに入会したので、ある程度は増粘多糖類を避ける事はできますが。
店頭では必ず、増粘多糖類やその他の添加物も確認します。

小麦粉に関しては、主人は大阪出身なので小麦粉で育ったようなところがあります。全くなんともありませんから、やはり、個人差があるのでしょうね。

寛解期には好きなものを

しかし、あまり気にしすぎると、私の嫌いな言葉『ストレス』が溜まるので、寛解期にはゆるめて、好きなもの、牛肉すき焼きなどを食べて、メリハリをつけてます
増粘多糖類はなるべく食さないように気を付けてます。

そうやって時々出ていた粘血便も、間隔が空くようになっていきました。

相変わらず拙い文章で、更に長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。

ではまた。






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