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恋愛と友情って

「恋愛と友情」

この二つは、何かと話題にされがちで時に私もうんざりすることがある。
でも話題になるということは「みんな話したいこと」な訳で
みんなそれぞれの考えがあって、全部がピッタリ来る相手なんていないから
1人で悩んでいるんだろうと思う。

私も、また考えてみた。
「友情と恋愛は、一体、何が違うのだろうか、、」
あるひとは友情が恋愛より軽く扱われているような感覚に憤りを感じ
あるひとは「可愛い」が先走りして勝手に周りに銅像化されて
恋愛の方が、いっそ簡単にできてしまう、らしい。

私の場合は、どっちも、わかる。
親のおかげで貰った外見に魅力を感じてくれる人は割と常にいる。
でもその分、期待値を裏切る結果にしか、なってこなかった。
「偶然見かけたイケメンが、鬱かも知れないなんて考えないよなあ」
私も彼らの立場になってみたら、なんとなく感覚がわかった気はした。
だから私には、恋人はいないけど友人はいる。


悩みの湖から、ぽっと一つ浮かんできた「考え」がある
友情はゼロから始まるけど、恋愛は理想から始まる、ような気がしている。
思えば、私の友人との最初の出会いは、全くゼロからのスタートで
鉛筆を貸したとか消しゴムを拾ったとか、そういうひょんなことからだんだん距離が縮まって、それから長い時間をかけて色々な気持ちを共有してきた人生の仲間だ。

でも恋愛は、いつも相手の「理想像」から始まった、逆も然り。
「理想の恋人」は聞かれても「理想の友人」ってあんまり聞かれない。
恋は、少なからずの「勘違い」が互いの存在を色付けたり
   「オフィシャル」な場でのその人の立ち振る舞いに「好意」を持ったりする
「こんな素敵なことができるなら、こんな人なんだろうな」
相手の素敵なところが、相手の像を型作り、頭の中でできた自分好みの「理想のお人形」ができる

でも恋愛を否定したいわけじゃない。
「どういう服を着て欲しい?」って聞いたら
「君の好きな服を着て欲しい」っていってくれるような
そんな人に、出会えたら素敵だなと思っているだけで。

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