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私が、シンエヴァまで見終わって感じたこと⑥

恐らく、アスカは、人生のパートナーという視点で恋人を探しています。素敵な恋をしたいのもありますが、
アスカは家族に恵まれませんでした。だから、せめて、自分の努力で素敵な人と恋をしたのち、
結ばれて、自分の家族を作りたいと望んだのではないかなと思います。
アスカは、シンジのことが本当に好きになってしまったのです。旧劇の言葉でも、本当に人を好きになった事がないのよ!!と怒ります。
それは、アスカはシンジの事が自分に相応しいパートナーだと認識していて、
恋愛対象になりたいからです。
アスカは、シンジとミサトと暮らして、初めて、本当の家族の温もりみたいなものを感じられたのだと思います。
それはシンジもミサトもそうだと思います。
次第に、優しいシンジの事を、アスカは好きになりました。
アスカは、強くないと舐められては生きてはいけない、勝ち負けの世界で生きて来ました。
幼いアスカが生きて行く為には、
その厳しい環境から抜け出し、自分の望みを叶える為には、
そうするしかなかったのです。
だから、アスカの本来の純粋な心、子供姿のアスカは辛くて泣いています。
アスカは、高飛車に見えるかもしれませんが、そうでなければ、生きていけなかったのです。
それほど、荒んだ環境で育ち、幼少時代に、そのままのアスカでいいよ、と認めてくれる人がいなかった。
アスカの育ってきた環境ではそうしなければ、アスカは人から認められる事が無かった。
つまり、大人でなくても、大人の様な事を求められ、アスカの気持ちを分かってくれる、救い出してくれる人は残念ながらいなかった。
シンエヴァでは、アスカを救いたいと願ったシンジが、アスカの深層心理にアクセスし、シンジの頭の中では、
ケンスケが限りなく、アスカの求めてる言葉を言える人だった。し、アスカがそれを求めているだろう、と思った。
だから、アスカを救いたいと願ったシンジは、ケンスケの姿で、アスカの事を救った。
だから、ケンスケによろしく、と自分が告白した後に言う。
アスカは、ケンスケからは式波と呼ばれてるし、特別にアスカで良いわよ、と認めた男の子、は、シンエヴァではシンジのみ。
違いましたっけ?記憶違いだとすみません。
(旧作品では加持さんによくアスカと呼ばれてましたけど、シンエヴァでは呼び方、式波に変わってませんでしたっけ?)
式波になってからのアスカは加持さんにも興味はないですよね?
これを入力してる時に、ちょうどキーボードの変換が変になって、ケンスケと入力して変換したら、≒という記号が変換されました。
これは偶然ですが、≒という記号の意味を調べてみても、
ニアリーイコールとは、「おおよそ等しい」「ほとんど等しい」という意味、みたいです(?)
つまりこのまま考えると、シンジの中で、シンジとほとんど等しいという感情で、ケンスケがアスカの事を救ってあげたいと思っている、
と、シンジが判断したんじゃないですかね。だから、自分とほとんど同じような感情でアスカの事を思っていて、
アスカが認めているように見える存在のケンスケの姿を借りてでも、シンジはアスカを救いたかった。
なんか、健気過ぎて泣けますね。私はLASのこういう本当にプラトニックな純粋な感情が大好きです。

ですが!ここで大事なのは、アスカが、特別にアスカで良いわよ、と言ったのも、好きだった、と言った相手も、シンジである、
その事実が大事です。
そう、シンジが自分じゃ、アスカの王子様にはなれない、恋の相手になれない、そう思ってるのは、
シンジの思い込み、という事です。

⑦に続きます。

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🌕🌸🌌✨ミラクルゆえ🌟🌙💞


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