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9月17日~9月23日 古参中の古参+イングランド

「イングランド代表見た?」

「見た。見た。DFにアーノルドやMFベリンガム、FWサカ、FWケインら主力をやっぱり順当に選出してきたな。」

「何の話してんねん?」

「サッカーじゃないの?」

「ちゃうわ。ラグビーワールドカップや。ジョージ・フォードのあのドロップゴール見てないの?しびれたわ。」

「あー確かに。あれはなかったな。2010年の決勝トーナメント1回戦のドイツ戦な。あそこでランパードのゴール判定が認められていたら、流れがガラッと変わってたのにな。」

「いつのサッカーの話してんねん。お前、かなりの古参ファンやな。そういうなら2003年大会のオーストラリアとの決勝、延長戦残り時間わずか、利き足じゃないのにウィルキンソンが右足でドロップゴールを決め、イングランドが優勝した試合。あれはやばかったで。」

「お前もだいぶラグビーの古参やな。」

「クヌート1世も忘れたらあかんで。彼のイングランド制圧はほんまにびびった。まさか、あんなこと成し遂げるなんてな。」

「は?」

「何の話それ?」

「イングランドの歴代の王様の話してたんちゃうの?」

「何やねんそれ?」

「自分、おもろいな。」

2,023年の大阪人に転生したてのクヌート1世本人は、初めて日本の大阪という地でボケを覚えたのであった。

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