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自分の欲望を見つめなおすと

藤井隆博です。

今日は、書き終わって、
見直してみたら、

ナンパの話ばかりしてますが、

本当に伝えたいことは、

もう少し、大切なことです。

ちょっと長くなりましたが、
お付き合いください。



ところで、あなたは、

自分が本当に感じたり、
考えたりしていると、
『思っている』こと

と、

自分が本当に感じたり、
考えたりしていること

との間には、

差があるかもしれない。

なんて、考えたことありますか?

例えば現在、あなたは、

ナンパをしたいと
『思っている』と思っている

でも本当のあなたは、
実はナンパをしたい
とは思っていない。

とか。

あなたは現在、

せっ○スふれんどが
10人欲しいと『思っている』
と思っている

でも本当のあなたは、
実は、そんなの欲しいとは
思っていない。

とか。

心理学者の

カール・ロジャーという人は、

これを、

自分が感じたり
考えたりしていると
思っていること
(自己概念)

と、

自分が本当に感じたり
考えたりしていること
(本当の経験)

と表現して、

この2つの間にズレ、
つまり自己不一致が
大きい人ほど、

大きなストレスをかかえやすい。

要するに、生きづらい。

と、分析しました。

なんか、難しそうな話を
してしまいましたが、

要するに、

『理想の自分』

と、

『本当の自分』

との間にギャップが
あればあるほど、

人は生きづらさを感じますよ、

っていうお話です。

そしてポイントは、

『理想の自分』について、

わりとみなさん、

「自分がそうなりたい」

「自分はそう在りたい」

と、

『思っている』と思っている

ことが多い。

ってことです。

ややこしいですよね(笑)

そしてこういうのは、

僕が最初に
例にあげたように、

まあ、僕がいる業界での
お話にはなりますが、

ナンパとか、
せっ○スふれんどとか、

あと、

経験人数の多さ、

とか、

モデルがどうだとか、

アイドルがどうだとか、

出会ったその日に、だとか、

そういった、

・いかにも

な欲望的なやつ、

あと、数字ですね、

現代社会っていうのは、

・多いことが良い

とか、

・早いことが良い

っていう価値観が
ベースにありますので、

それから、比較。

多いとか早いとかも
要するに、

他人と比べると、多いとか、

他人と比べると、早いとか。

つまり、

・だから自分は優れている

・だから自分は満たされている

・だから自分は幸せだ

・だから自分は勝ち組だ

という結論になるわけですが、

そういう、現代的で、

欲望いっぱいに
煽(あお)られた情報が、

みなさんを洗脳するわけです。

つまり、

あなたは、本当は、

それを欲しいとは
思っていないのに、

マスメディアとか、

インターネットとかで

沢山の情報を取り入れて
いるうちに、

それを欲しいと『思っている』と
思っている状態に、

されてしまいます。

つまり、

話を戻してまとめると、

『理想の自分』



『本当の自分』

との間にはギャップがあって、

『理想の自分』は、

実は、

マスメディアとか
インターネットによって、

捏造(ねつぞう)されている
可能性がある

ということです。

ですので僕は、

恋愛を教えるときに、

「本当は何がしたいんですか?」

っていう部分については、
かなり厳しく追及します。

塾生さんや、
個別コンサル生さんは、
心当たりあるでしょう(笑)

ビシバシ指摘しますので。

ちなみに、

あなたの理想が、

つまり、

あなたの

・やりたいこと

とか、

・なりたい自分

とか

そういったものが、

マスメディアや
インターネットなどから
配信される、

大量の情報によって

洗脳、捏造(ねつぞう)
されたものなのか、

それとも、

本物の欲望なのか?

を見分けるには、

僕なりの、

おおまかな基準があって、

1、モチベーションという単語

2、現代的な価値観
欲望、数、比較、スピードなど

の2つあたりに注目すると、
けっこう、分かります。

まずは、

1、モチベーションという単語

について。

よく、

「本当はやりたいのだけれども、
モチベーションが湧きません」

と言う人がいます。

「本当はナンパを
したいんだけれども、
モチベーションが湧きません」

とか。

いや、じゃあそれ、

やりたくないんじゃね?

って思います。

「やりたいんだけれども、
やりたくありません。」

って。

普通に矛盾してますよね(笑)

じゃあ、この人は本当は
何がしたいんだろう?

本当は何が欲しいんだろう?

それをするには、

それを手に入れるには、

本当にナンパでなければ
ダメなのか?

みたいな感じで

分析してゆきます。

余談ですが、

本当にナンパが
したい人って、

だいたい、もうしてます。

現在進行形で。

「やり方」を知ったから
明日から急にできるように
なるものではなく、

「やり方」を知らなくても、
今日、とりあえずやってます。

彼らにはそもそも、

モチベーションだとか、

やる気だとかいう概念が
ありません。

そんなものを
意識するまでもなく、
普通にやってます。

本当にやりたいことをやる、

とは、

そういうことです。



話がそれましたが、

ナンパは、分かりやすいので
例としてあげてみましたが、

恋愛に関する相談全般、

まあ、恋愛だけでは
ないのかもしれませんが、

だいたい

・モチベーション

とか

・やる気

みたいな単語が出てくる時点で、

何か、おかしいです。

本当にやりたいことを
やっている人には、

そもそも、

モチベーションだとか

やる気だとか、

そういった発想、概念が
存在しません。

その言葉が出てくる時点で、
何かおかしいんですよ。

どこかに、

心理的な
ボトルネックがあります。

心の、全体の流れの中で、

どこかが「いびつ」です。

そこを分析します。

そうしないと、

いつまでたっても、
先へ進めないので。

次。

2、現代的な価値観
欲望、数、比較、スピードなど

こちらもけっこう怪しいです。

そういえば、この話をしようと
思ったときに、

まっさきに思い出した男性が
います。

45歳でナンパを
始めたかたで、

現在は50歳前後だったと
記憶しておりますが。

彼がすごくて、

何かのアンケートに、

----------------------------
今月は一番最初にストで
えっ●したコと
半年ぶりにデートできて、

「コロナが心配だし
今日はご飯だけで早く帰る 」

とか言ってましたが
丁寧に話聴いてたら、

「3人誘ってくる男がいて、
その内の1人と
付き合って1年になる 」

とカミングアウトされ、

じっくり不満を聞いてたら
ホテル行く流れになった」
------------------------------

と書いてくれました。

声をかけた当時、
その女性は23歳で

現在26歳の看護師だそうです。

凄くないですか?

たぶん、世の中の大半の
50歳前後の男性が、
この部分だけ聞いたら、

「すげーな、こいつ…」
って思うんですよ。

でも、本人は、
めちゃくちゃ自己評価が
低いんです。

もちろん、引用はしませんが、

びっくりするくらい、
ネガティブでした。



これも余談ですが、

ナンパで成果だしている人の
半分くらいは、

いかにも自信が無さそうで
わりと暗くてネガティブです。

まじで。



たぶんこれは、

特にナンパって、

2、現代的な価値観
欲望、数、比較、スピードなど

の部分での煽(あお)りが凄いんで。

あの世界って、
独特の変な言葉や文化が
ありますよね。

神のようにあがめられる
先生みたいな人がいて、

ストいくつとか、

ゲット率とか、

A級とか、S級とか、

みんながみんな、

ブログやSNSなんかで

コミュニティ作って

上手くいった部分を切り取って
報告=(自慢)しあったりして、

お互いが、ひそかに

嫉妬心(しっとしん)を
燃やし合いながら、

神を目指して、切磋琢磨?

し続けるという(笑)

でも、じゃあナンパが
ダメかっていうと、
そんなこともないと思ってて、

要は、やっぱり、

・楽しめるかどうか?

なんじゃないでしょうか。

自分がそういうのを
やりたいと、

本当に思っていて、

その『ノリ』を楽しめていれば
それで良いし、

逆に、

そういう空気に
飲み込まれてしまい、

ひたすら経験人数だけを
増やしながら、

嫉妬心と、自己評価の低さだけが
増え続けるなら、

やめちまったほうが良いに
決まってます。

要するにここも、

自分は、どうしたいのか?

自分は、何がしたいのか?

のお話ですよね。

・・・

モチベーションという言葉を
意識してしまう。

現代的な価値観、

多いことは良いことだ、

早いことは良いことだ、

そういうのを基準にして、

他人と比較してしまう。

もしも、この辺の心理に
こころあたりがあるならば、

あなたの理想は、

ニセモノかもしれません。

それにしても、

これだけ沢山の情報が
あふれかえっている現代で、

ただしく、

自分の欲望を見つけることの、

なんと、難しいことか。。。


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