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すき家から発見した、女性搾取とレイプの構図

女性って、搾取の対象です。

これは、これまでの人類の歴史上で
当たり前にあったことです。

戦争が起これば、

基本的に女性は戦利品でした。

たとえば、近代の戦争であっても
そのような事例には事欠きません。

ポツダム宣言を受諾して無条件降伏し
武装解除し撤退した日本に対して

ソ連軍が攻撃し、ついでに女性をレイプした

みたいな話があります。

まぁ、そもそもがその直前に
日ソ中立条約を一方的に破棄し
攻め込んできてるんでメチャクチャなんですが、

「戦勝国の側の悪口は言わない(言えない)」

って当時の報道規制(プレスコード)
の名残が今でもあります。

なので、あんまりメディアでは
このような彼らの卑劣な行為などを
言わないんですが、

本当はひどいことをめちゃくちゃしてます。

満州、シベリア、樺太なんかで
こんなことを普通にしてたんです。

ちなみに、北方領土は
この頃どさくさに紛れて奪い取ったまま
今もロシアのものだったりとか。

あとは、もっと昔の戦争だったら
当たり前にレイプです。

外国の悪口ばっかりでもアレなんで、

日本だっておんなじことしてます。

まぁ、日本人は気質が比較的
温厚なんでまだマシではあるんですが、

結局戦争の時はレイプです。

戦国時代とかだったりは
織田信長とかは常備軍があったんですが、

基本的に戦争の時に徴収します。

織田信長は、ようは当時の常識を
逸脱した、『職業軍人』を
作ったとも言えますね。

ですが、その他の国(大名)は
そんなことをしていません。

どんな仕組みか?って言うと、

普通は、農民として暮らしてるんです。

ですが、

「戦(いくさ)があるぞ!」

ってなったときに、足軽というか
兵隊を徴収するんですね。

農民の中から。

もちろん、お金とかお米みたいな
貨幣的な報酬もあったんですが、

死ぬかもしれない兵士というか
傭兵というか、足軽たちの報酬は
他にもあったんです。

それが、

『略奪』『強姦』の類です。

戦いに勝ったら、敵国の敗残兵を狩って
金目のものを奪い取ったり、

敵国の娘を陵辱したりみたいな感じです。

それを大名とか支配者とか
侍の側は黙認してたわけです。

非公認の報酬ですよね。

こんな話はいくらでもあります。

女性は、長い歴史上で
商品というか、モノというか、
戦利品っていうか、

『搾取の対象』でした。

それは、形を変えつつも
今も残っている…

風俗嬢さん?

は、まぁ、その要素が残ってるかな?

っていう話です。

前置きが長くなりましたが、
ちょっと面白いものを見つけました。

搾取の構図が見える話です。

『すき家』ってありますよね?

ご存知、全国チェーンの牛丼屋です。

私自身もファンであり
よく利用する店なのですが、

この前利用して、衝撃を受けました。

『フェアトレード』

というやつがあります。

「公平・適正価格で取引された」

ということで、コーヒーなどで
よく聞く話です。

『フェアトレードコーヒー』と言えば、

「公平・適正価格で取引されたコーヒー」

という意味ですね。

逆に言えば、一般的な流通の
コーヒーは適正ではない、

この世では、当たり前に

『労働の搾取が行われている』

という裏返しでもあります。

これは、非常に闇の深い話で、

ここ百年ほどの人類の歴史h
経済的な植民地を拡大させてきました。

大規模なプランテーションを
大資本や大財閥が作り、

発展途上国から搾取する。

そのような図式があるのです。

アメリカなんかはわかりやすく
南米の国々を徹底的にこの方法で
合法的に破壊して搾取しています。

親米の傀儡(かいらい)政権を
作るところからやっているので
かなりエグいです。

ようは、政治家や国のトップから
骨抜きにした上で、経済の奴隷にします。

ドミニカ、グアテマラ、チリ、
ホンジュラス、エルサルバドルなど、

まぁ、どこも程度の差こそあれ
農業以外の産業もなくて
貧しい国のオンパレードです。

これがまぁアメリカの
やってきたエグいことです。

まぁ、日本も今でも商社などの大資本が
バナナなんかで東南アジアに
似たようなことをしているので
アレなんですが、

そのような不条理があるんですね。

で、すき家に行ったら
フェアトレードコーヒーがありました。

一般的にコーヒーが安いのは
そのような世界の構造があるからで、

それは労働の搾取であり、

良くないですよね。

だから、我々は
『フェアトレード』で、

コーヒー産地や農園にも
適正な価格で取引します。

世の中に貢献しますよ!

という、まぁ、一種のアピールです。

…それ自体は、良くある話です。

今の時代はどの企業も社会的に
認められることをしたいという
欲求とアピールがあります。

エコとか、ゴミを減らすとか、

プラスチックを減らすとか、

まぁ、そんな話と同じようなものです。

ですが、私が驚いたのは

『コーヒー一杯、100円』なんです。

「おいおい、フェアトレードで
普通よりも仕入れ値が高いのに
その金額でやっていいの?」

って話です。

利益は出るんだろうか?

…いや、出るな。

出なかったら、ビジネスとして
意味がないし、やらないはず。

しかし、今の時代はSDGsとか
社会性を高く貢献してゆかないといけない
って世の中の流れですが、

それが強すぎても問題です。

っていうか、社会にいいことをしすぎると
利益は減ってゆきます。

極端にやれば、

『労働の搾取』をした方が儲かります。

ですが、フェアトレードになれば
利益が薄くなります。

実際、最近もアメリカ第3位だかの
巨大銀行シリコンバレーバンクが潰れました。

その理由ってのが、社会貢献をしている
企業に投資しすぎたからなんです。

社会貢献って儲からないんですね。

で、すき家の話ですが、

でも、コーヒー自体の利益は
ほとんどなくても、

食後のコーヒーを飲む場所や
コンビニとの競合としても
価値を出していきたいのか?

など、いろいろ考えました。

当然ながら、そこには相当な
企業努力があります。

牛丼業界の御三家的な企業であり、

トップ企業の一角です。

(というか、ほぼ3社しかいない
と言っても過言ではないでしょう)

あと、考えてしまったのは
企業の内部的なことです。

このコーヒー、

『ゼンショーフェアトレード』

というブランド名で
販売しているんですが、

このゼンショーというのは
すき家の運営会社です。

すき家がメインと言っていいですが、

他にもファミリーレストランの
ココスや、

ハンバーグのビッグボーイ、

スパゲティーやピザなどの
ジョリーパスタや

はま寿司など、

いろんな業態を持っています。

M&Aとか企業買収で
大きくなってきた企業っていう
側面もあります。

そもそも、『ゼンショー』とは

ウラの意味として

『全(業種、業態)』で『勝(つ)』

というのがあるんだとか。

和食だろうと、中華だろうと、
ハンバーガーだろうと、
ファミレスだろうと、ラーメンだろうと

「全部やっちゃいたい」って言う
企業の姿勢が表れています。

で、私自身もこのゼンショーグループで
働いていたことがありました。

私はそこの会社では気軽な
アルバイトの立場だったのですが、

まぁ、その実態は
超絶ブラック企業です。

私が働いていた頃より少し後に
その実態が報道されたので
ご存知かもしれません。

すき家ワンオペとか、

サービス残業とかの
ひどい労働の数々が
社会にバレました。

…まぁ、私自身外食業界の出身で
社員で働いていたのでよくわかるのですが、

良くあることではあります。

ゼンショーグループよりも
もっとひどい会社はいっぱいあります。

大手でも、中小零細でも
ブラック企業じゃないところを
探す方が難しいです。

って、考えたときに、

「会社内部では散々搾取しておいて
外面ばっかり保とうとしてなんだかなぁ」

と思ってしまいました。

もちろん、しないよりは
した方がいいです。

偽善でも、しないよりはした方がいいです。

そして、業界を内側から眺めて
実際に働いたり搾取された身として
わかる部分もあります。

まぁ、無理なんですよね。

飲食業界は過当競争であり
適正な給料や残業代を
払うことができないわけです。

だって、中小零細の企業は
頑張りすぎてしまい、

本当は会社を潰した方が
いいくらい限界なのに、できない…

で、


社長自らキッチンに立って
頑張ってサービス残業。

時給換算したらバイト以下。

当然ですよね、本当は潰れるレベル
なんですから。

で、それが業界の当たり前で、

提供される商品の価格も安くて、

サービスも良くて、

美味しくて、

…ってライバルばっかなので
大手だってそれに従わなくてはいけないです。

当然、サービス残業です。

コロナがきっかけになって
インフレも加速してきて今でこそ
徐々に商品を値上げしていますが、

それくらいでどうこうできないです。

減った利益を補填する程度にも
おそらくなってないんじゃないでしょうか。

書いているうちにつまらない話
ばっかりになってしまったので、

話を話したかったところに
戻そうと思います。

『フェアトレード』

とか言いますが、これって
企業イメージの話です。

ようは、お金儲けのツールです。

偽善であっても、しないよりは
した方がいいのは間違いないです。

ただ、そうは言っても
企業はどうやったって
より弱いものを苦しめてしまうのは
今の資本主義では仕方ないです。

そして、もっと言えば、

牛や豚などの家畜を殺して
私たちはたくさんの食事をしています。

これが行き過ぎると

「家畜は残酷、ダメ!
ベジタリアンになろう!」

って話になってゆきます。

それがいいのか悪いのかは
正直わからないのですが、

世の中の暗い部分や
不条理に目を向けすぎるのも
また問題だと思っています。

私自身もそのようなことを
考えまくっていた時期がありました。

結果、自分自身が暗くなりました。

かと言って、できることなんて
そんなに多くないのです。

フェアトレードのコーヒーを
選ぶことはできますが、

だからと言って
世界の経済的な植民地化の
大きな流れを止めることはできません。

それができるのは、もっと
大きな力を持った人たちです。

で、このようなことを考えてゆくと

『風俗嬢さん』『AV女優さん』

みたいなテーマに最終的に
なってゆくのが私です。

風俗嬢さんやAV女優さんにも
色々な人がいます。

中には、本当に闇が深くて
まさに搾取されているケースも
今の時代でもあります。

ヤクザとかホストみたいな
悪い男に騙されて、

ソープランドで働いている
みたいなケースも結構あります。

また、もう生い立ちや幼少期から
ひどい人生だった女性もいるでしょう。

父親に日常的に強姦され、

それが普通だと思っていて
人格が大きくゆがんだ女性も
珍しくはありません。

思春期で性に目覚める前にレイプされ、

それがそれほど異常だとも思えず、

生活のためには家を出ることもできず、

父親の機嫌を損ねると
暴力を振るわれる…

書いているだけで胸糞悪いです。

ですが、そのようなケースも
決して少なくはないでしょう。

あなたが、私が、

サービスを受けてきた風俗嬢さんや
映像を見てオナニーしてきた
AV女優さんの何人もが
そのような人だったはずです。

それを、まったく見せずに、

明るく振舞っている…

癒しに満ちた、可憐で清楚に見える
素敵な女性が、実はそんな闇を
持っているケースもあるはずです。

社会は、歪みがあります。

必ずどこかで搾取があり、

悪意かそうでないかはともかく
力が弱いものから奪い取る。

そんな犯罪行為があります。

犯罪ではなくても、合法的に
経済的な植民地化も
行われているのが今の世の中です。

一杯100円のコーヒーは素晴らしいです。

同様に、今の世の中では
素晴らしいAVの数々を
無料で見ることも可能です。

(違法性はあるとしてもです)

また、風俗業界の低価格化も
どんどん加速しています。

風俗嬢さんの仕事は
大変な仕事であり、ときには
強いストレスを感じるものでしょう。

ですが、風俗も今は安いですし、

AV女優さんのギャラだって
大幅に下がってきています。

これは、世界全体の流れとして
非常に似たようなものでしょう。

風俗嬢さんやAV女優さんのような
セックスワーカーであっても
一種の搾取の対象です。

それが、ガチのものであっても、

そうでなかったとしてもです。

それは、私たちからは
見えない部分でもあります。



私は、日々こんなノートを
書いているので、どうしても
暗くなってしまいます。

風俗嬢さんや、AV女優さんにも
いろんな人がいます。

とにかく、明るく楽しく
仕事を楽しんでいる女性も多いです。

業界は明るくなり、どんどん健全化
していると思います。

結局、深い部分や本質的なことは
わからないのですから
考えても意味がないです。

これを言ってしまっては元も子もないですが、

とは言え、いろんな視点を持つことは
大事かなと思って今日はシェアしました。

セックスや性に関しては
世界最古のビジネスとも言われます。

売春が、という意味です。

そして、それは人身売買や
搾取という形で人権侵害になり、

今も良くはなってきてはいますが
世界中で残っています。

それは、この日本であっても
変わりがありません。



何ができるわけではないのですが、

最低限、『感謝』の気持ちを持つことが
一つできることなのではないでしょうか。

自分への見返りを期待して
することではないのです。

しかし、

感謝の気持ちを持って、

風俗嬢さんやAV女優さんの
ツラさや痛みに共感して寄り添うことで
関係性も全然違ってきます。

ときには、思いもしないような
関係性に発展することも
私自身も何度も経験してきました。

…それはちょっとした副産物ですが、

それぞれの置かれた環境や過去から
勇気を持ってその仕事をしている人に
尊敬や経緯を持てたらいいなって思いました。

コーヒー一杯100円が素晴らしいのと同様、

無料や数百円のアダルト動画も最高です。

ピンサロだったら、風俗でも
5千円もあれば充分ですし、

デリヘルやソープでも
2万円もあればオッケーです。

激安ですよね。

綺麗事に感じるかもしれませんが、

この大きな世界の流れは
我々にはどうにもできないので

『感謝』が一つの答えかなって思います。

「オナ禁できない!それはエロ動画のせい!」

って、私自身もビジネス的に
よく言いますが、

本質は、感謝なんです。

より深い部分でそれを感じてくれたら
とても嬉しく思います。

藤井隆博

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