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「信頼できる人の特徴」の履き違え



「信頼とは、有言実行の積み重ねだ」

このようなニュアンスの事を、今までの社会の中で山ほど聞いてきました。


昔はこれを聞くたびに心のどこかで後ろめたさを感じながらも、なんとか努力やスキルで補おうとしていた頃もありました。

しかし今は、人から信頼を得るには、必ずしも約束を守る事や言った事を実現する必要はないと思っています。

約束を守ってくれる人や有言実行の人と言うのは、「信頼できる人」と言うよりも、「自分にとって都合の良い人」にあたります。

相手を信頼する事に対して、「何かを成したから信頼できる」のような交換条件を当てはめる事はできないと思っています。

「相手が失敗をしたから、やっぱりこの人は信頼できない。」
これでは信頼とは言えません。
これは利益をもたらす人かそうでない人です。

こんな「有言実行の先の信頼」が呪いや足枷のようになり、本当はやりたい事をやりたいと言えなかったり、失敗を恐れてしまって一歩を踏み出せずにいる人もいるかと思います。


僕が本当に信頼できる人は、「正直な人」だと思っています。

「やる」と言った事でも、できなかったら「できなかった」と言える人。

自分の心にフタをせずに、正直に向き合っている人。

楽しいと言える人、正直に楽しんでいる人。
悲しいと言える人、正直に悲しんでいる人。

楽しんでいるのは「自分」、悲しんでいるのは「自分」だと知っている。
その感情を否定せず「自分の感情」としてちゃんと感じようとしている人。

そんな人が自分自身の人生を受け入れ、関わる相手の人生も尊重、尊敬する。
そのような人は本当に魅力的ですよね。

もちろん各々の性格があるので、正直な人であっても近しい関係になるかは相性次第です。


他人をコントロールできないように、他人からの信頼をコントロールして得る事はできません。

まずは自分が自分の本心に正直になる事。

誰にでも、言った事や望んだ事をどうしても実現できなかった時は山ほどあります。

自分が大きな事を言うほど、周りの人は勝手に期待を寄せ、達成できなければ勝手に裏切られた気持ちになります。

でも、それはその相手の中での出来事なんです。

ちなみに僕自身も、オオカミ少年のような扱いをされる事もたまにあります。

それでも自由奔放に天真爛漫に生きることを選択することが大切です。


自分がやる事は、とにかく自分を信じる事だけです。
それが自信になり、人からの信頼になります。

あなたがあなたらしくいるだけで、そこに価値を感じてくれた人が自然と信頼してくれるようになるのです。

今日も素敵な人生をお過ごしください。


鈴木天尋


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