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内向型の人が活きる道


あなたには、このような経験はないでしょうか。

電話が鳴っても出る事に恐怖を感じたり、例え中の良い友人であっても、人と会う事自体にストレスを感じてしまう。

もしも、身に覚えがあるようでしたら、もしかするとあなたは「内向型」かもしれません。


人の性格は「内向型」と「外向型」に分かれています。
そして、その自分のタイプを知る事で、生きやすくなり、自分を活かす人生を送って行く事にも繋がります。

今回は一方の「内向型」についてお話をさせていただきます。


まず、ご自身が「内向型」か「外向型」なのかを見分ける判断基準としては、

エネルギーを補充するために、ひとりで過ごす時間が必要になるのが「内向型」です。
ただし、人と会う事が必ずしも嫌いでない場合もありますが、人と会い続けていると、気づけば消耗していたり、体調を崩してしまう事もあります。

それに比べ、人と会う事で元気になるのが「外向型」です。
一人の時間をほとんど必要とせず、常に他人がいる環境でもストレスを感じる事が少ないのが特徴です。


また、以下のチェック項目に該当するほど、「内向型」の特徴が強いと言えます。

・そんなつもりはないのに、謎めいているとよく言われる。
・返事や話す前に考える。
・誰かが喧嘩をしていると緊迫する空気を感じる。
・仕事に締め切りがあると不安を感じる。
・多くの事を同時進行するともうろうとする。
・長期的な人間関係を築くほう。
・人の邪魔をするのも、されるのも好きじゃない。
・独創的で想像的
・人に家に来てもらうもは嫌いではないが、長居は嫌だ。
・折り返しの電話やメール返信をしない事がよくある。または強いストレスを感じる。
・人がジェットコースターに乗る意味がわからない。


いかがでしょうか。

主に外向型は、外部環境や他人との会話から直接的に刺激を受け、そのまま反応を示します。
対して内向型は、外部環境や会話の内容を一度自分の中に取り込みます。
そして、自分の感性と擦り合わせをした物を刺激として反応します。

そのため、内向型の人は、言葉がすぐに出て来なかったり、大きな環境変化への順応に時間を要してしまう場合が多いのです。


今の社会は、コミュニケーション力や発言力や強いリアクションを求められる事が多く、主に「外向型」の特徴が尊重されています。
「内向型」への理解は乏しく、恐らく内向型の人はこれまで、「暗い・内気」や、「変わり者」などと言われる事や、上記の特徴が要因となり、様々なシーンで生きにくさを感じてきた人も多いでしょう。


そんな「内向型」の人が生きやすくなる、そして活躍するための考え方をお話します。

まず内向型の人は、自分が「内向型」である事を知って下さい。

そして、
「ちゃんと休む」
「孤独を多いに楽しむ」
「自分の内なる世界のすばらしさを認める」
「好奇心を持つ」
「自分の感性を信じ切る」
これらの事を日々の生活で大切にして行く事が必要になります。


また、内向型の人は、自分の考えや内面に集中する事が多いのですが、それが必ずしも自己中心的であるとはかぎりません。
むしろその正反対であると思います。

内部の世界に集中して、自分が感じ、経験している事を深く考える能力は、外部の世界と他の人間を理解する助けにもなります。
この性格こそが、他人の身になって考える事を可能にする「内向型の天分」そのものなのです。


そして、内向型の最大のメリットは、「自分自身との対話」ができる事にあります。

決して環境や他人に依存をする事がなく、いつだって「自分基準」で考える事ができます。

例えば格闘家は、対戦相手に負けた時、「相手が強かった」ではなく、「自分が弱かった」と感じます。
だからこそ、強烈な悔しさに襲われる事もあります。
そして、さらに強くなれるのです。
トップアスリートも、「勝つ事」ではなく、「自分のパフォーマンスに集中する事」が、結果的に良い成績を残す事ができるのです。

内向型の人はいつも自分自身と擦り合わせをし、いつも自分の感性に問いかけをしていますよね。

そんな内向型の人が、自分の内面を信頼し、自分の人生を尊敬し、自分ルールを生き抜く事ができるようになれば、どんな環境だろうと、どんな困難があろうと、常に幸せであり続ける事ができるのです。

なぜなら、本当の幸せは自分の内側にある事に気がつく事ができるから。


誤解をしないでいただきたいのは、「内向型」が良くて、「外向型」が悪いと言う訳ではありません。
自分が内向型であれ、外向型であれ、自分自身のタイプや性格を尊重して欲しいのです。
そして、自分と違うタイプの人もいると言う事を理解し、共存していく事を選択して欲しいのです。

ぜひ、内向型の人や、近くに内向型の人がいる人が、今回のメッセージでより良い人生を送れるようになっていただけたら幸いです。

今日も素敵な人生をお過ごしください。


鈴木天尋


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